【学校紹介】佼成学園中学校 高等学校(前半:インタビュー)

学校紹介:インタビューNo.20

佼成学園中学校 高等学校

杉並区和田2丁目6-29

平和な社会の繁栄に役立つ若者を育成

今回インタビューに答えてくださった 南井先生

👇👇👇2022年度入試イベント一覧👇👇👇

✐✎✐✎2022年度入試 中学校説明会✐✎✐✎

11月7日(日)10:00~ , 14:00~

11月15日(月) 18:30~

11月28日(日)10:00~ , 14:00~【入試問題解説】

12月18日(土) 10:00~ , 14:00~【入試問題解説】

1月9日(日) 10:00~ , 14:00~【入試体験会】

1月16日(日) 10:00~ , 14:00~【入試体験会】

3月21日(月) 10:00~ , 14:00~【新受験生対象】

※WEB予約制学校ホームページより予約してください。

✐✎✐✎2022年度入試 適性検査説明会✐✎✐✎

11月6日(土)10:00~

11月26日(金)18:30~

12月11日(土)10:00~

1月15日(土)10:00~

※WEB予約制学校ホームページより予約してください。

✐✎✐✎2022年度入試 高等学校説明会✐✐✎

10月29日(金) 18:30~

11月5日(金) 18:30~

11月14日(日)10:00~ , 14:00~

11月27日(土)14:00~

12月4日(土)14:00~

※WEB予約制学校ホームページより予約してください。

✐✎✐✎2022年度入試 高等学校個別相談会✐✐✎

11月29日(月)10:00 ~ 17:00

11月30日(火) 10:00 ~ 17:00

12月1日(水) 10:00 ~ 17:00

12月2日(木)10:00 ~ 17:00

12月3日(金)10:00 ~ 17:00

※電話予約制

👇👇👇インタビュースタート 👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

Q1:各学年の何クラスあり何名在籍していますか。

A1::中学1・2年生は5クラス、中学3年生は4クラスです。高校生はすべて8クラスです。

Q2:中学校はグローバルコースのと一般生コースは入試の段階で別の受験で募集をしていますか。

A2::そうです。グローバルコースと一般生コースで募集をしています。一般生コースは習熟度別のクラス編成になっていまして、入試の得点でアドバンストクラスとマスタリークラスが2クラスずつ分かれます。

Q3:進級の際にも習熟度別のクラス編成をしていきますか。また高校入学の際には高入生と同じクラスになりますか。

A3:毎年アドバンストクラスとマスタリークラスの入れ替えはあります。高校からはコース別に編成されます。

Q4:グローバルコースの生徒さんは高校入学の際にそのままグローバルコースへ進学するのでしょうか

A4:高校進学の際にシャッフルされます。一般からグローバルコースへ変更する生徒もいますし、グローバルコースから文理へ、またグローバルコースから国立を目指すコースへ変更する生徒もいます。ただし難関国公立コースやグローバルコースはカリキュラムが特徴のあるコースです。ある程度中学時代の学力、生活、目標が確認できた生徒に進学してもらいます。

3年生のところで学習活動が良ければ「高校へ行ってもできるのではないか」と判断しています。

Q5:姉妹校の佼成学園女子中学校高等学校とは一緒に何かをすることはありますか。

A5:唯一、一緒に活動をしているのが難関国公立コースです。塾の講師や本校の教科主任レベルが行うトップレベルの講習があり、女子で国立を目指す生徒と男子の国立を目指す生徒が一緒に受講します。

文化祭等は一緒には開催していません。

Q6:どこから通ってくる生徒が多くいますか。

A6:杉並の生徒が多くいます。自転車で通学をしている生徒が多く、だいたい4分の1の生徒が自転車を利用しています。例えば中野駅に自転車を止めておいて、そこから学校へ自転車でくる子もいます。バスの時間を待たずに済むようです。

Q7:部活動が盛んなようですが中学生と高校生は一緒に活動をしていますか。

A7:一緒に活動している部活もありまし、分けている部活もあります。例えば中学アメリカンフットボール部もあれば、高校アメリカンフットボール部もあります。中学サッカー部、高校サッカー部と別に活動している部活もあれば、バトミントン部、卓球部、陸上部は合同で活動しています。クラブによって違います。

✐✎✐✎取り組みについて✐✎✐✎

【探究活動】

Q8:探究活動ではどのような取り組みを行っていますか。また中学3年生と高校2年生で作成する論文はどのくらいの量を書きかすか

A8:中学の総合探究があります。結構盛んに活動していましてNHKのeテレの方にも取材に来てもらったこともあります。毎月目標や狙い設定が決まっていてそれに準じて動いていきます。それぞれ研究テーマが自然科学や人文科学と分かれていきますが、生徒の関心があることを研究していき中間発表が2学期にあり、完成されたものを3学期に発表会をします。発表を中学1年生から高校2年生までが同じ日に設けていますので、全員で一斉に聞きに行きます。中学生が高校生の発表を聞くことがありますし、高校生が中学生の発表を聞くこともあります。自分の発表の時間(5分)は自分のクラスに戻りますがそれ以外は自由に聞くことができます。

中学3年は2000字、高校2年生は1万字の論文を書きあげます。

Q9:高校3年生は探究活動をせずに受験勉強をしていくのでしょうか。

A9:いままで探究で活動してきたことを総合型選抜に生かすケースも中にはあります。都から表彰されたりするので総合型選抜を選択する生徒もいます。

Q10:都から表彰されるということは、東京都で探究活動の大会があるということですか。

A10:いくつかあります。

・日本学生科学賞 東京都大会 努力賞受賞

・日本学生科学賞 東京都大会 奨励賞受賞

・全国中学校高校Webコンテスト 中学の部 プラチナ賞受賞

・クエストカット2021全国大会出場

をしています。自分が活動した成果を学会に出して評価を受けると、生徒自身の自信に繋がります。総合評価で発表してよかった作品、また、生徒からも支持された作品を学校として多くの大会にエントリーをしています。選ばれた生徒のみの発表会もあります。自分には全くない視点を耳にしていきます、教養的に大事な学びの場になります。自分の関心事しか興味がなくて食わず嫌いになるよりは多くのことに触れていく時間を学内の中で取っていこうとしています。

去年はコロナの影響で発表が出来ませんでした。しかし、探究活動はオンラインで1人1人面談をして行っていました。休校期間になっているのでなかなか面談をこまめにすることはできませんでしたが、面談の時に「今何をしているの?」という話になったときに100%お互いに1対1で向き合う場面ができました。休校期間で生徒たちにとって安心できる時間だったようで、それは良かった点のひとつです。今年は3学期にできるのではないかと期待しています。

【ICT教育】

Q11:ICTを早くから導入されていたようですがいつから使用していますか

A11:トライアル期間が1年間あり、2015年から導入しています。

Q12:以前からタブレットを使用していたので、コロナ禍になってもあまり変わらずに家庭学習ができたということでしょうか。

A12:仕組みとすると1人1人が情報端末を持っているので、学校と生徒をつなぐアプリケーションさえあれば、なんとでもなる形になっています。公立学校へclassiが無償配布されたことで、つながらない時期がありましたが、その時にはロイロノートで繋げることができましたし、GSuiteでアカウントを取っていたので、毎日生徒たちへ連絡事項を配信することができました。全く問題がなくリアルタイムの双方向の学びに切り替えることができました。

Q13:「感謝」と「思いやり」の精神を軸に最新のICT機器を導入し、ICT教育を実践しているようですが、どこか相反する感じがします。

A13:classiで毎朝、学年主任から朝の連絡事項を配信されます。朝の連絡事項は今までは口頭のみで伝えてきました、現在も口頭でも行いますが、文字として連絡事項を配信しています。この毎日の連絡は保護者も見ることができます。思春期の男の子は言葉が出なかったり、「今日どうだった?」と聞いても「一緒だよ!」と何も親御さんには伝わらなかったりする部分がありますので、連絡事項を共有することで安心していただけます。

※連絡事項を実際に見せていただきました本日実施する内容(英単語演習・英単語テスト・健康観察カード→ロイロノートへ記入・考査計画表の提出→担任へ・生徒対象の難関国公立コース、グローバルコース説明会のお知らせ希望者対象・食堂、売店についてなど)が細かく記載されていました。

また、生徒たちもこの量を一度に言われても覚えられない部分がありました。毎日端末を持っているので見て確認できるようにしました。連絡事項は分かる、確認できるほうがしっかり伝わって、いつでも見える状態にしておいた方が時代的にあっているのではないでしょうか。8年ほど前、私が現場にいたころは、忘れる生徒に対して「メモを取らないとダメだよ」と言っていましたが、メモを取る量を超えた連絡事項を伝えていたこともありました。教員も連絡事項を共有するのにメモを取るのに書ききれないほど朝のミーティングで伝え合っていて、生徒へ必死に書いた内容を伝えていました。駆け足になったこともありますし、忘れた生徒に対して「伝えたよ」と言っていたこともありました(反省・笑)。

他にも部活動の休みの連絡や雨になったので急遽「練習中止です。」などもすべてタブレットで出来るようになっています。

【英語教育改革】

Q14:英語教育の中で4技能を育成するプログラムになっていますが、日本人の教師とネイティブの教師の授業の割合を教えてください。

A14:中学生は来年度から週に8時間を英語に取っています。その中で4時間は英会話の授業です。ネイティブの教師ももちろん入れますがネイティブに限ったことではありません。なぜなら低学年の時は日本語と英語が両方話せるとこができる教員を学校へ招聘し担当しているからです。英語だけしか話せない先生では困りますので、日本人でもネイティブでもどちらでも2つの言語を話せる教員が英会話を担当します。そして中学生は8時間授業を実施していきます。

Q15: 多くの海外プログラムが用意されていますが、希望者のみのものはどのくらいの生徒が参加しますか。

中学1年次:モンゴル異文化体験プログラム(グローバルコース必須)

中学2年次:・マニラ平和学習プログラム、フレンドシップタワー訪問(グローバルコース必須)

      ・フィリピンセブ島英語留学(次年度より全員)

中学3年次:・タイフィールドワーク実践プログラム(グローバルコース必須)

      ・フィリピンセブ島英語留学(希望者のみ)

      ・ニュージーランドターム留学(希望者のみ)

高校1年次:・東南アジアSDGs研修(ベトナム予定)(グローバルコース必須)

      ・フィリピンセブ島英語留学(希望者のみ)

      ・英国語学研修(ロンドン大学SOAS校姉妹校連携)(希望者のみ)

      ・ニュージーランド1年留学(希望者のみ)

高校2年次:・アメリカ、アントレプレナーシップ研修(ボストン予定)(グローバルコース必須)

      ・フィリピンセブ島英語留学(希望者のみ)

      ・英国語学研修(ロンドン大学SOAS校姉妹校連携)(希望者のみ)

      ・ニュージーランド1年留学(希望者のみ)

A15:ニュージーランドターム留学ですと約1クラス分(30名前後)、ニュージーランド1年留学は4,5名が参加しています。

Q16:1年間の留学に際して審査はありますか。

A16:あります。東京都の補助も利用するケースがあり、人数も4,5名になります。

Q17: グローバルコースの生徒は毎年海外での研修プログラムが設定されていますが、何日間くらい行きますか。

A17: グローバルコースに限らず来年からは全生徒、中学2年生の段階でフィリピンセブ島に行きます。

グローバルコースは、中学1年生でモンゴル異文化体験プログラム4泊5日、フィリピンセブ島は2週間(14日~17日)を予定しています。タイフィールドワーク実践プログラムは3泊4日でバンコクを中心に回ります。

高校の海外研修としてベトナムは5泊7日、ボストンは6泊8日で行われています。

Q18:グローバルコースの生徒が海外研修へ参加するのは必須ですか。

A18:グローバルコースの生徒は海外での研修に毎年参加しています。高校2年生はボストン、高校1年生はベトナム、中学3年生はタイ、中学2年生はフィリピン、中学1年生はモンゴルです。中学は主にアジアへ行きます。アジアにしている理由は地球を手触りする意味で、発展とか様々なことを目に触れていくことが大切だと思っています。ある程度完成せれているおもわれる国よりは今急激に動いているものを感じてほしいのが狙いにあります。

Q19:各学年で英検の取得目標が設定されていますが、学校として対策を行っていますか。

A19:英検取得でいうと学校が考えていたものに到達できていませんでした。でも時代を見ると日本語を使いながら英語が入ってきたり、英語をメインにしながらたまに日本語をかぶせてきたりする時代がもう目の前に来ています。それで英語教育を増やしています。中学3年生までに準2級以上を全員取らせるという目標は掲げました。その中で2級を取り子や準1級を取る生徒も出てくることを期待しています。

Q20:帰国生は各学年で何名くらい在籍していますか。

A20:昨年には中学生11名、高校生13名が入学しています。各学年10名が入学すると思ってください。現在高校1年生が20名です。高校3年生が少なく、まだグローバル教育にタッチしていない学年なので3名です。来年度の帰国生の出願状況は昨年よりも上回っていて、今週の土曜日10月16日入試があります。もしかすると帰国生の人数が増えるのではないかと思います。オンラインだけでの入試を行っています。現在の学校の成績と自己PRと作文だけです。国内にいても海外にいてもZOOMで面接をして合否が出ます。質問は作文や自己PRカードに書かれている内容を問いかけて、あとはオーソドックスな面接の内容を15分程度面接官と話していただきます。海外での生活期間は1年間以上3年以内になります。3年以内といってもそこは柔軟な対応をしてます。

Q21:英語が話すことができればよいのでしょうか。

A21:英語しか話せないのは困ります。もちろん日本語は話せますし、英語も話せる生徒に来てほしいです。英語は取り出して授業を行います。数学、国語、理科、社会はカリキュラムが違うのでできていない場合がありますが、その部分は難関大学へ進学した卒業生チューターがサポートをします。学校から声をかけて来てもらっているので、人柄として優しい方に来てもらっています。

Q22:チューターの大学生はどのくらいの頻度で来てくれていますか。

A22:高校3年生が週2回12時過ぎに終わります。そういう時には1時から8時までいます。チューターは3名いて大学の入試問題の質問はほぼ対応してくれます。それくらいレベルの高い大学に進学した卒業生が来てくれています。教員は一般生徒の講習や部活動へ行きますので、受験生の過去問対応はチューターの大学生が行っています。360日来てくれています。

Q23: 中学3年生では英検準二級を目標にしていますが、割合としてどのくらいの生徒が取得していますか。

A23:現在6割近い生徒が取得しています。学校として必要性を話し、チャレンジさせていく仕組み図を入れ込みながら準2級取得100%を目指していきます。先日も学校で土曜日をつぶして一斉に英検を受験をする機会を設けています。

👇👇👇引き続きインタビュー後半&入試情報をお届けします。👇👇👇

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