【学校紹介】青稜中学校・高等学校 後半(インタビュー)

学校紹介:インタビューNo.100

人懐っこい生徒たち

青稜中学校・高等学校

君は希望の種だから

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✐✎✐✎国際教育について✐✎✐✎

Q17:英語のプログラムが充実していますが、小学生の時に英語を学んでおいた方かいいのでしょうか。

A17:何もしなくていいです。中学に入学してからで、十分です。

Q18:英語研修や留学の参加者はどのくらいですか。

【国内】

・English Summer Camp(中学1年生対象)

・Jr  English Enhancement Program(中学2・3年生対象) 

・Dual Diploma Program(DDP)(中学3・高校1年生対象)

【海外】

・セブ島(中学2・3年・高校1年生対象)3週間

・ニュージーランド英語研修(高校1・2年生対象)

・カナダ留学(中学3年生・高校1・2年生対象)

・ニュージーランド留学(中学3年生・高校1・2年生対象)

A18: English Summer Campは30名くらいが参加しています。

Jr  English Enhancement Programは約20名

Dual Diploma Programは今年で2年目ですが、各学年2~3名で、まだ少人数です。これは放課後に(外部の)講師が本校に来ていただいて、講習を行っています。1年間で9単位の海外の授業を受けることによって、海外の高校の卒業単位を取得できるプログラムです。実際にプラスαとして220万円かかります。そのためまだ少人数で実施しています。興味がある生徒のみの参加です。

セブ島は40名募集で、毎年募集人数に近い人数が集まります。

ニュージーランド英語研修は、30名定員ですが比較的値段が高いので、応募が15~20名です。

カナダ・ニュージーランド・オーストラリアの留学は、全部合わせて中学生が30名、高校生10名くらいです。

コロナを抜け、ニュージーランド、オーストラリアが順次動き出していますが、カナダがスタートしていないので、早く再開をしてほしいと思っています。

Q19:Q18で参加基準を設けているプログラムはありますか。

A19:留学に関してはあります。中学3年生で参加する場合はありません。高校1・2年生は私学財団の助成金が支給されること、教員が同行しないこと、また半月くらいの授業を受講できないので、1年間定期考査で50点以下を取らないこと、それを踏まえて英語のセレクションがあります。最終選考のセレクションで認められれば、助成金込みで留学することができます。セレクションまで残っていれば実費で留学することができます。

Q20:Dual Diploma Program(DDP)は、2年間だけなのでしょうか。またどのくらいの生徒がこのプログラムを受講していますか。

A20:6月から公募があります。英語漬けなので、1ヶ月、英語の訓練をし、9月から始まります。まる2年間で取得できます。高入生は高校1年生からはじまり2年生で終わります。中入生は中学3年生から始まり高校1年生で終わります。

あくまでも選択肢の1つですが、アメリカの学校のプログラムなので、大学は、推薦入試でおこない無試験で入学することができます。海外の大学を望むのであれば、割安でよいプログラムです。

Q21:御校独自の英語プログラムはありますか。

A21:必修ですが、イングリッシュファンプログラムがあります。外部のネイティブの先生を本校に招き、グループ学習を行います。5~10名に1人の先生についてもらい英語漬けの2日間を過ごします。中学1年生から3年生まで実施しています。中学3年生は、本校に常駐しているネイティブの先生と英語以外の授業をします。例えば、家庭科の調理実習をしています。この英語プログラムの目的は、英語はコミュニケーションツールだと認識することです。英語を話すきっかけにしてくれればいいと思っています。

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Q22:2者・3者面談はどのくらいの頻度で行われていますか。

A22:4月に面談月間があります。全学年全生徒と面談をします。親御さんとは夏は必須、冬に希望制で面談を行っていますが、多くの親御さんがいらっしゃいます。生徒とは理系・文系に分かれる時などや、高校3年生の選択授業が増えるので、こまめに面談を行います。少なくとも学期に1度は面談をしています。

本校は2学期制ですが年5回試験があります。そのため年3回は面談をしています。

Q23:自習室はありますか。何席用意されていますか。

A23:2つあります。主に中学生用に『Sラボ』という自習室があります。そこは自習できるだけでなく専属のスタッフや卒業生を含めたチューターさんがいる、有料で利用できる場所です。そこには130席あります。他に図書室に40席あります。特に高校3年生がメインで活用しています。他にも学校中に机と椅子があるので、いろんな場所で自由に勉強しています。

Q24: Sラボとは何でしょうか。

A24: 外部予備校です。勉強を教えるというよりは、勉強方法のサポートややる気にさせてもらっています。Sラボからご家庭へ入退出の連絡が入ったり、自習の様子の連絡が入ったりします。チューターも本校の卒業生が来てくれ、面倒を見てくれます。それでも分からないときは隣にある高校の職員室に来て聞いています。本校は一貫してどの教員に何を質問・相談しても構わないというスタンスでいます。

『Sラボ』は月5000円かかります。中学1年生は必修にしていますが、中学2年生からは任意です。中学2~3年生はそのままSラボを活用しているのが6~8割ほどいます。勉強してから帰るようになっています。高校生は放課後講習を用意していますが、中学生は『自分の思うように勉強しなさい』という形をとっています。部活動のからみがありますし、親御さんから参加するように言われた講習で『貝になる』ようにならないように、自習は自分で進めないと終わらないので、自ら進められるようになってほしいと思っています。中学入試までの学習習慣を継続してもらいたいと思っています。現在は、「するのが当たり前」の感覚が身につき始めています。

Q25: キャリア教育はどのような事をしていますか。

A25:親御さんに職業講演会で話していただいています。保護者の方の中には、大きな会社の社長さんや弁護士の方、国境なき医師団の方など 普段お話の聞けない方々がいらっしゃいます。もちろんプロのプレゼンターのような方々も来ていただいていますが、話はためになりますが生徒の心に響かないこともあります。しかし、『○○さんのお父さん』『△△さんのお母さん』になると距離が近くなりますし、子どもたちに響きます。しゃべり慣れている方も自分の子どもたちに話すと熱量も違ってきます。色んな職業の方、色んな経験をされた方がいることを中学生の間に知ってもらいたいと思っています。そのようなキャリア教育をしています。また、ゼミナール授業で本人の特性を理解してもらっています。高校になったら進路に関した、学部学科説明会などを行っています。次のステージのイメージを付けて大学を選びができるようにしています。

Q26:指定校、総合型、一般の大学入試の割合はどのくらいですか。

A26:一般入試が7割、3割がそれ以外の入試方法です。3割の半分が指定校、残りが一般推薦やAO入試です。

Q27:大学、短大、専門、就職の割合を教えてください。

A27:ほぼ100%が4年生大学志望です。今年の卒業生ですが86%が現役で大学へ進学しています。残りの13%が進学準備、1名が短期大学、短期大学へ進学したのでしたのは10年ぶりです。3名が専門学校、1名が海外の大学です。

✐✎✐✎その他✐✎✐✎

Q28:青稜中学校・高等学校の施設は他にありますか。

A28:ここだけです。

Q29:心のケアはされていますか

A29:いろんな形で直接的・間接的に行っています。カウンセラーに定期的に来てもらっています。担任や習っている先生から、何かあった場合には、まめに連絡をしています。一人ひとり気づいた時には動くと同時に『過保護にならないように』というところも配慮しながら、皆でやっています。かっこいいシステムが欲しい方には不満かもしれませんが、適切には面倒を見ています。本校は他校に比べて狭いと思っています。生徒がひしめき合っています。ありがたいことに子どもたちの縦のつながりは濃いですが、序列がなくフラットで、仲がいいです。先輩たちが気づいて声をかけたり、先生たちに話してくれたりしています。教員が普段の日常生活を送っている時に、生徒がいつもと違うことに気づいたら担任の先生に話をしてくれるなど、気づきやすい環境があると思います。

Q30:青中学校・高等学校らしい生徒とはどのような生徒ですか。

A30:あまりレッテルは付けていませんが、本校の生徒たちは学年が上がれば上がるほど、人懐っこいし、安心して教員たちが、色んなことを頼める子たちです。

『青稜にどのような子が入ってほしいですか。』と質問がよくあります。子どもたちに要求することはどの学校であれ、その学校の方をちゃんと向いてほしいと思っています。やんちゃな子であろうが、その子たちはその学校に染まって、ちゃんと育っていきます。それ以外はどのような子でも構わないと思っています。

Q31:青稜中学校・高等学校として知っておいてほしいことはありますか。

A31: 『青稜に入って何をしてくれますか。』という質問があります。どの教員に聞いても『何もしません』と言います。面倒は必要に応じてみていきます。教員が先回りするのではなく、子どもたちが取り組むことによって自然と卒業した時に『こんなことやってもらったな』と気づくくらいのものだと思っています。

一番知っておいてほしいのは、いつでも学校見学に来ていただけるということです。本校のありのままの様子を、見に来ていただいて感じてほしいと思っています。そこで好き嫌いを判断してほしいと思っています。納得して入学ほしいだけです。そこだけ知っておいてほしいです。

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