【学校紹介】頌栄女子学院中学・高等学校 後半(インタビュー)
学校紹介:インタビューNo.99
自分の意見をしっかり語れるような生徒たち
頌栄女子学院 中学・高等学校
世界の未来に貢献・奉仕する力を蓄える6年間
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Q17:英語のプログラムが充実していますが、小学生の時から英語を学んでおいた方が良いのでしょうか。
A17:よく説明会でも申し上げていますが、全く不要です。小学校で学んでいるアルファベットや基本的な『Apple』『Pen』などの単語は書けると思いますので、その程度で大丈夫です。文法は一から学習していきます。ご安心ください。
Q18:語学研修や留学の参加者はどのくらいですか。
・軽井沢英語研修(中学2年生対象)
・カナダ語学研修(中学3年生対象)
・イギリス語学研修(高校生対象)
・Shoei Empowerment Program(中学3年生・高校生対象)
A18:軽井沢英語研修は、中学2年生の12月に行われ、定員は40名です。本校が持っている頌栄軽井沢学荘で行われています。40名募集で40名丁度が集まっています。越えた場合は抽選になります。
中学3年生のカナダ語学研修は、すごく人気があります。最大の定員が60名のところ100名近くの生徒が応募しますので、毎年抽選を行っています。
カナダの抽選が漏れた場合、高校生のイギリス語学研修をできる限り優先的に行けるようにしています。イギリスは最大定員が36名です。毎年定員ぴったりくらいの生徒が応募してきます。
Shoei Empowerment Programは、一般生は中学3年生から、帰国生は中学2年生から応募ができ、高校生全員を対象にしていますが、多い時で100名強集まります。外国の留学生を本校にお招きして、その方々と英語しか話さない一日を過ごす会です。生徒たちは自分の意見を言えるようになります。普段、人に話を聞いてもらう経験がないので、ディベートやディスカッションをすることで、『自己肯定感が強まった。』という感想を残してくれた子もいます。
Q19:Q18で参加基準を設けているプログラムはありますか。
A19:特に成績の基準は設けていません。人数制限はありますが、本人が希望をすれば間違いなく参加することができます。
A20:英検対策の講座はありません。学校の勉強だけで、ある程度学べているのだと思います。学校で受検もありませんので、『できる限り受けてみなさい。』という言い方をしています。生徒たちが自主的に受けて、中学3年生で準2級を取得していく子が8割です。本校は、何より宿題の量が多いです。授業の進行自体は早くなくても宿題でかなり鍛えられます。
Q21:御校独自の英語プログラムはありますか。
A21:本校は『Repeatalk』を導入しています。自分で音声をPCに吹き込み、AIでそれが適切かどうかを判断して弱点を抽出してくれます。この発音を強化してくれるツールを導入することで、4技能のうちのスピーキングの強化、話すことが苦手な生徒たちの克服に役に立っていると聞いています。
Q22:他に多くのことを行っているのではないでしょうか。
A22:本校で行っているプログラムというよりは、生徒自身の意識ではないでしょうか。よく『英語の頌栄』と外部の方に言われます。生徒たちもそれを承知で入学してきていますので、『英語だけはしっかりしなければいけない』『学校の授業について行かなければいけない』という心構えが大きいと思います。
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Q23: 2者・3者面談はどのくらいの頻度で行われていますか。
A23:生徒と担任の面談は、2~3回面談シーズンがありますのでそこで行っています。3者面談は、制度としてありません。 保護者の方と担任との面談は年に1度あります。そこに生徒を同席させたいという要望がある場合と、担任から生徒を含めて話した方がいい場合には、三者面談を随時行っています。
Q24:自習室はありますか。何席用意されていますか。
A24:低学年用には図書室の閲覧室を使ってもらっています。高校3年生用には、放課後一つの教室を空けていますので、自由に自習することができます。
Q25:外部予備校は学校にありますか。
A25:ありません。
Q26:キャリア教育はどのような事をしていますか。
A26:本校の生徒は6年後、大学進学目指しますので、大学進学を視野に入れてキャリア教育を行います。中学の段階では、職業研究を身近な所から始めます。1年生は、宿題で身のまわりの人から就業体験の話を聞いて、自分で文章化してきます。中学全体では、社会で頑張っている卒業生を呼び、就業体験の話や在学中の様子の話を聞く『卒業生の体験を聞く会』があります。高校生になると進路で文系理系を選ぶとか、大学のどの学部を目指すかが必要になりますので、高校1年生の段階では、文科・理科の選択のために、将来このような仕事をするために、どのような系統でどのように大学の学部を決めていくのかを自分たちで調べたりします。高校2・3年生には、自分が目指した学部が社会とどのように関わっているのかを自分で文章化することも行っています。
Q27:指定校、総合型、一般の大学入試の割合はどのくらいですか。
A27:一般が9割以上です。2023年に卒業した生徒たちの中には、指定校を利用した生徒は一人もいませんでした。総合型(AO,公募推薦型)若干名で、今年の卒業生は197名いますが、10名も満たない数です。
Q28:大学、短大、専門、就職の割合を教えてください。
A28:数年に一度あえて専門学校や短期大学へ進学する生徒がいます。就職はいません。大学進学の割合は約99%です。
✐✎✐✎その他✐✎✐✎
Q29:頌栄女子学院中学校・高等学校の施設は他にありますか。
A29: 軽井沢に寮があります。同じような寮が長野県志賀高原の南側にある山田牧場に山荘があります。
フレッシュマンキャンプやクラブ合宿で使っています。また山田牧場のすぐ横にスキー場がありますので、スキーキャンプで使っています。
A30:もちろん担任がこまめに見ています。万が一トラブルがあった場合、担任が窓口になりますが、担任にも言いたくない場合には、相談室があります。そこに非常勤のスクールカウンセラーが週2回来ています。本校では、カウンセリング講習を受けた教員が何人もおり、その教員たちがお昼休み、相談室に詰めていますので、どうしても担任の教員に話しづらいことは、ここに話に来てもらっています。
Q31: 頌栄女子学院中学校・高等学校らしい生徒とはどのような生徒ですか。
A31:初めからこのようなタイプの生徒が入学してくるということはありません。ただ6年間過ごしていくうちに自分をしっかり持って、自分の意見をしっかり語れるような子に育っていくと思っています。その理由として海外からの帰国生が全体の2割おり、その子たちは自分の意見を積極的に出します。他の子と違っていても気にしません。彼らと一緒の環境が6年間に1度ないしは3年間に1度ありますので、自分の意見を持ち、言える子に育つのだと思います。
Q32:頌栄女子学院中学校・高等学校として知っておいてほしいことはありますか。
A32:当たり前の中学高校生活を送ること、そのために様々な行事を経験し、積極的に校外での学習を体感することのできる学校です。自然環境が非常に豊かな学校ですので、6年間を育っていく良いポイントのなると思います。
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