【学校紹介】八雲学園中学校高等学校 前半(インタビュー&入試イベント)

学校紹介:インタビューNo.68

八雲学園中学校高等学校

目黒区八雲2-14-1

次世代のグローバルリーダーを育てる

共学校

今回インタビューに答えてくださった
中学副部長・生徒募集対策副委員長 衛藤康弘様

👇👇👇2022年入試イベント👇👇👇

【中学校】

日程時間内容
2022年11月3日(木・祝)9:00~10:50首都圏模試主催入試情報保護者会
八雲学園説明会
2022年11月6日(日)9:15~10:30四谷大塚合不合格判定テスト
八雲学校説明会
2022年11月12日(土)10:00~11:15第23回学校説明会
(中学受験生対象)
2022年11月20日(日)10:00~11:15第24回学校説明会
(中学受験生対象)
2022年12月18日(日)10:00~11:15第25回学校説明会
(中学受験生対象)

【高等学校】

日程時間内容
2022年11月19日(土)10:00~11:15第8回学校説明会(高校受験生対象)
2022年11月26日(土)10:00~11:15第9回学校説明会(高校受験生対象)
2022年12月3日(土)10:00~11:15第10回学校説明会(高校受験生対象)

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

Q1:1938年(昭和13年)に創立した高等女学校ですが、平成30年中学校共学化、令和3年高等学校共学化になりましたが、現在男女比はどのくらいですか。

A1:共学一期生が現在の高校2年生になりますので、高校3年生は女子だけになります。一期生の三割強が男子、三期生の四割が男子になります。そこから徐々に増え、今では半分になってきています。高校から入学してくる生徒は1クラス分ですが、男子が多い学年もあります。だんだんと共学らしくなっています。

Q2: 現在各学年何クラスずつあり、何名いますか。

A2:

 中1中2中3高1高2高3全体
男子7466645343 300
女子836386846989474
15712915013711289774

Q3:共学校になり、どのような点が変化しましたか。

A3:女子も活発な生徒が入学してきています。男女で協力しながら行事や日頃の生活の中でも助け合いながら、いい雰囲気の中、生活ができています。色んな趣味や特技を持つ男子が多くいて、学校行事の合唱コンクールでピアノの伴奏をする生徒が男子の方が多くなりました。合唱コンクールは、中学の部と高校の部を午前と午後に分けて行っていて、ピアノ賞とタクト賞(指揮者賞)があります。男子もピアノ賞を取ることが多くなっていきました。ピアノ部にも男子が入部するようになり、他にも茶道部、華道部にも男子が入部しています。もちろんサッカー部やバスケット部のような運動部にも多く入部しています。

Q4:自転車で通学することはできますか 

A4:本校は住宅街の中にあり、敷地も狭いので駐輪場のスペースがないため認めていません。

Q5:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか

A5:地元の目黒区から生徒が多く通ってきています。隣の世田谷区、大田区も近いですし、多摩川を越えたらすぐ神奈川県なので、そこから通ってくる生徒もいます。震災があるまでは東京都と神奈川の生徒の割合が、6:4の割合でしたが、現在は7:3になっています。他にも川越から横浜の方まで路線の乗り入れができましたので、埼玉県からも通ってきています。

✐✎✐✎中高一貫校✐✎✐✎

Q6:御校の教育は『英語で世界をリードする人を育てる』ことが目標になっていますが、具体的にどのような事を行っていますか。

A6:最初に共学を立ち上げたときに男の子は『Knight』の精神、女の子は『Dame』を目指しましょう。という目標にしました。

これは様々な行事、教育活動等を通して養ってもらいたいと思っています。

例えば学校にいらした方、例えば文化祭に来ていただいた方々に気持ち良くなってもらって帰ってもらいたい、『ウェルカムの精神』を持ってもてなすことを心がけています。文化祭などは小さいお子様からお年寄りまで来られるので、幅広い年代の方のも楽しんでもらえるような展示やアトラクション、体育館ではクラスごと発表を行う英語劇を行っています。

英語教育の特色ですが、(英語の授業の)時間数が公立の約3倍、1年生は週8時間、2・3年生は9時間行っています。その中の半分は、ネイティブの教員が10人いますから、ネイティブだけの授業を1年生から行います。他の半分は日本人教員が行う授業になります。本校は『使える英語を勉強してもらいたい』と思っています。英語科自体で多くの行事を行っています。

6月レシテーションコンテストがあります。学校に入学して2カ月で行いますが、ディズニーの文の一説を覚えて、1分の暗唱を全員で舞台に上がって行います。以前は出身の塾の先生をお呼びして、200~300名の前で行っていましたが、現在はコロナになり、保護者の方のみをお呼びしています。一人ずつ舞台に上がり発表します。これは多くの練習が必要なので、現在はネイティブの教員が録音したCDを生徒の配布し練習を重ねますが、コロナ前は英語科一人の教員が生徒10名を担当して毎日1日1回は、練習をしに来るようにと伝え、まずは英語に慣れ親しむことをしています。

10月には文化祭で中学三年生が英語劇をクラスごとに行います。

11月イングリッシュファンフェアがあります。現在はコロナで本来のやり方ではできていませんが、本来は土曜日の半日で、約80名のネイティブスピーカー(本校の教員の知人でカナダやオーストラリアの大使館の方やそのお友達など)の方に来ていただき、一人の教員に十数名の生徒がついてゲームをしたり、その中で発音のクリニックをしたりして楽しむ行事になります。

12月英語祭で中学1・2年生が英語劇を行います。

3月の中学2年生の終わりにスピーチコンテストがあります。これは自分が2年間勉強してきた英語で、思っていること考えていることを発表をする機会になります。

中学校英語教育の集大成として、本校が自前で持っている八雲レジデンスが、アメリカのロサンゼルスから車で約2時間北上した場所、サンタバーバラにあります。太平洋が見渡せる200mくらいの山の上にある40ac(エーカー)(5万坪)の土地に60人が泊まれる施設です。プールやジャクジーが付き、テニスコートもあるリゾートホテルのような研修センターです。本来ならそこに2週間行きますが、現在は少し短く10日間になっています。現地では午前中UCLAの姉妹校のUCサンタバーバラ校(UCSB)という学校があり、現地に生徒が通っている期間である2・3月に行き、特別授業を受講しその中で生徒にインタビューをしたり、お昼もカフェテリアで現地の生徒たちと一緒に食べたり、文化を味わいます。午前中に英語や文化の勉強を行い、午後からは、美術館や博物館、ミッション(教会)にいきカリフォルニアの歴史を勉強したり、休日にはショッピングしたりディズニーランドやユニバーサルスタジオを見学したり、ミュージカルを見たりしています。ある一日の夕食では、レストラン体験をします。自分たちで現地のレストランへ行き、必ず前菜、メイン、デザートまで頼み、最後にはチップまで渡します。一つのレストランに一つのグループが行き、自分たちで食事をします。後ろの方で教員たちが写真を撮っています。この海外研修は30年以上続いています。レストランのメニューを決めるのも現地のエージェントと話し合いながらに頼んでいますし、授業も本校の生徒用に考えて頼んでいます。全て私たちが考えて作り上げているものなので、推薦できるものです。中学校の最終目標になっています。これは修学旅行の代わりに行っています。

2週間親元を離れて暮らすことはないので、友達同士が同じ部屋にいるとちょっと険悪なムードになることもありますが、逃げ場がありません。そのような中でも一緒においしいものを食べたり、いい景色を見たりすることで、生徒同士や教員との仲が深くなります。その後高校に上がってから受験に向けての英語の勉強が始まります。

他にも『YES』(Yakumo English Gateway to Succes)というプログラムがあります。eラーニングのシステムで中学英語から大学入試までのカリキュラムを個人的に自分のレベルに合わせて勉強できるシステムがあります。

本校はラウンドスクエア(国際私学連盟)に所属しています。これは50か国で約200校が参加しています。本部はイギリス、スコットランドにあるゴードンストウン校です。この学校はチャールズ国王やエドワード王子が出身の学校で、バカロレアの制度を作ったドイツの教育学者のクルト・ハーンがイギリスに渡った時に創った学校です。そこが拠点になって奉仕活動やリーダーシップ学習をしている学校が、集まって行っている制度です。日本では玉川学園・啓明学園・工学院大学附属と本校の4校だけです。姉妹校が200校あるというイメージです。年に1度国際会議があり、200校の生徒、総勢約2000人が集まります。先週、本校の生徒の代表が6名参加しました。今年はイギリスのスタンフォード大学で行いました。コロナで2年間は行われていませんでしたが、その前はアフリカのケープタウンで開催されました。色んな国で行われます。学生たちが集まり”キーノートスピーカー”という方がいて、様々なのテーマが投げかけられます。それについて様々な国の生徒たちと考えて話し合います。他にも現地の学校で奉仕活動をします。日本に帰ってから全校生徒に発表をしたり、意見を共有したりしています。

地域会議もあります。アジア・オセアニア・ヨーロッパなど、年3回あります。共通語は英語で話しています。高校1・2年生が2~3名ずつ代表になって参加しています。代表は希望する生徒の中で学校側が選出させていただいて、参加しています。本校にも海外の生徒が来ています。ケニアやヨルダン、アメリカからも来ています。チベットの職員のお子さんが本校にいらした時に、『すごくよかった』ということをご家庭で話されて、お父様がダライラマ法王に伝えたところ、ダライラマ法王が日本に来た時に本校に来て、講演会をしてくださいました。日本にいながらいろんな体験ができる学校です。

大学へ進学のための海外協定大学推薦制度(UPAA)があります。八雲学園の成績と協定大学が出題する英語の問題を受験するだけで、現地校に入学することができます。今年も東大と京大の間に位置するマンチェスター大学へ合格した生徒もいます。

文化体験という行事を行っています。本来は月に一度行っていた行事ですが、コロナでそこまで多くはできていません。先日劇団四季のミュージカルを見に行きました。学年で上野博物館に行って日本の文化を見たり、クラスごとに美術館に行って文化祭の下調べに行ったり、全校で歌舞伎教室をしたりしています。なぜこのようなことをするのかというと、真の国際人とは、日本の文化を理解したうえで、海外の文化に触れることによって養われると思っています。そのような中でこのような体験ができる機会を増やしています。

Q7:習熟度別に学習している教科はありますか。

A7:英語は帰国子女入試をしていますので、オールイングリッシュのクラスを設けています。放課後のサポートプログラムを中学生は月・水・金、高校生では理系だけど古典を強化したい、文系だけど数学を学びたい生徒たちが、放課後に習熟度別に学習しています。授業に関しては、高校1年生の数学は習熟度別に学んでいます。

Q8:チューター(学習アドバイザー)は、どのような役割をしているのでしょうか。

A8:基本的に1年生には学校で担当を決めています。担任以外の教員がなるというルールがあります。一人の教員が10人くらいの生徒を受け持ちます。2年生からは保護者や生徒さんが希望される教員を配置しています。例えばクラブ活動の先生や好きな教科の先生、色んな角度から選ぶことができます。中高教員であればだれでも可能です。チューターは定期テストの学習計画を一緒に立て、結果が出たらその振り返りをします。他にも思春期の生徒たちなのでいろんな悩みがあります。その時に話ができるように生徒だけでなく保護者の方にも携帯電話の番号を伝えています。私は女の子をお持ちのお父様から相談を受けたりしています。

昔はカウンセラーの方がいましたが、守秘義務によって担任に伝わらないケースがありました。必要なことがあれば学級経営に活かしていきたいこともあり、この形になっています。

Q9:高校1年生で中高一貫生と高入生は一緒のクラスになりますか。

A9:ホームルームクラスは一緒です。数学や英語は中学からの生徒は先取りの学習をしていますので、授業を分けています。高校3年生になり大学入試演習になったら一緒に学びます。

Q10:併設している高等学校へ希望をすれば進学できますか。

A10:全員進学しています。

Q11:入学試験はありますか。

A11:高校入学試験と同じ試験内容を、学力を見るということで同じ日、同じ時間帯で統一テストということで受けてもらいます。高校のクラス編成の資料にさせていただいています。

Q12:高校へ進学する際に2つのコースがありますが、希望のコースへ進学できますか。

A12:コースは特進コースと進学コースの二つになります。中学校からの一貫性は特進コースになります。

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