【学校紹介】保善高等学校 前半(インタビュー&入試イベント)

学校紹介:インタビューNo.67

保善高等学校

新宿区大久保3-6-2

100年の歴史を礎に

『新しい自分・自分が望む自分』を作る

男子校

今回インタビューに答えてくださった
入試広報部長 鈴木裕先生

👇👇👇2022年入試イベント👇👇👇

日程時間内容
2022/10/29(土)10:00~学校説明会&個別受験相談
2022/11/5(土)10:00~学校説明会&個別受験相談
2022/11/19(土)10:00~学校説明会&個別受験相談
2022/11/26(土)10:00~学校説明会&個別受験相談
2022/11/27(日)10:00~15:00個別受験相談会
2022/12/3(土)10:00~学校説明会&個別受験相談
2022/12/4(日)10:00~15:00個別受験相談会
2022/12/5(月)~9日(金)15:00~18:00個別受験相談会
2022/12/10(日)10:00~15:00個別受験相談会
2022/12/18(日)10:00~15:00個別受験相談会
WEB予約が必要です。

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

Q1:1923年に東京保善商業学校として神田錦町に創立した貴校ですが、現在各学年何クラスずつあり、何名いますか。

A1:もともと神田に安田財閥の安田善次郎氏が設立した学校で、夜間の商業高校として始まりました。現在は全日制普通科の男子高校として1年生が8クラス、2年生が7クラス、3年生が8クラス、生徒数は全校でおよそ680名です。

Q2:豊かな人間性と創造性・自主性を併せもつ人材育成を目指しているようですが、具体的にどのようなことを行っていますか。

A2:男子ですので、大学へ進学する生徒がほとんどです。高校・大学で多くの経験を経て、社会に出て有益な人材になること、社会でしっかりと自分の足で歩いていけるような人間になるための教育を念頭に置いています。まず高校では生活習慣の確立や協調性を基盤に、社会性の基礎を作っていくことが、本校に求められる役割と考えています。その様な観点から生活指導に関しては力を入れています。最終的には進路という形で目標設定をすることで、しっかりと自分と向き合うことができるようになるのが、男子にとっては大きな財産になるのではないかと思っています。

Q3:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか 。

A3:東京都内の生徒が9割です。一番多いのが西武線沿線で練馬区周辺から通っている生徒が多いです。その次が、世田谷区、新宿区、杉並区などになります。本校は高田馬場駅、西早稲田駅、新大久保駅からも歩いてくることができます。比較的どこからでも通学しやすい場所にあります。

Q4:自転車で通学することはできますか 。

A4:都心にあるので、駐輪場がないことや交通の関係で認めていません。

✐✎✐✎クラスについて✐✎✐✎

Q5:3つのクラス(特別進学クラス・大進選抜クラス・大学進学クラス)の特徴を教えてください。

A5:どのクラスも大学進学を目指すのが基本になります。特別進学クラスは国公立や難関私大、早慶上理を目指していきます。今年(2022年)の春に東京大学に合格者が出ました。その生徒は浪人からの合格者で、選抜クラスで本校に入学し、一年間頑張って2年生から特別進学クラスに上がった生徒です。東京大学を目指すきっかけは、2年生の時に英検準1級の1次試験に合格したことです。そこから東大を目指すことになったため、現役では東大には届きませんでしたが一浪して見事合格しました。

大進選抜クラスは、私立の上位大学GMARCHを目指すクラスです。カリキュラムは国公立が含まれて時間数の多い特別進学クラスと違い、大進選抜クラスは私立型のカリキュラムになっています。1年生の時は『2年次には特別進学クラスに上がろう。』という意味合いを持たせたクラスになります。

大学進学クラスは、一番人数の多いクラスで本校のベースとなるクラスになります。中堅以上の私立大学を、多様な入試の手段を用いながら現役合格を目指していきます。このクラスは、現役進学率が最も高いクラスになります。クラブ活動と勉強の両立もしやすいクラスでもあります。

本校の場合、成績で単純にクラス分けをしているわけではありません。生徒人一人ひとりのニーズに合わせてクラスを考えています。特別進学クラスの(学)力があったとしても、クラブ活動を思いっきりやりたいからあえて大進選抜クラスや大学進学クラスにいたりする生徒もいます。過去の実績を見ても大学進学クラスから国立の東京海洋大学や早稲田大学に合格している生徒もいるというのは、そういうことだからです。

Q6:文理選択はありますか。あれば何年生の時に分けますか。

A6:2年生から文理に分かれていきます。

Q7:進級する際にクラス変更はできますか。

A7:学年の切り替わりの時に制度上では可能です。基本的には1年から2年に進級する時が主です。2年から3年に進学する際に変更してしまうとマイナス面もあるので、変更する生徒はほとんどいません。機械的にクラス替えをするのではなく三者面談をしながら担任を中心に相談して、ひとり一人の進路にあったクラス替えをしていきます。

Q8:2年生に進級する際にどのくらいの生徒さんが変更しますか。

A8:年によりますが10名から15名前後の入れ替わりがあります。

✐✎✐✎授業以外のプログラムについて✐✎✐✎

Q9:春期・夏期・冬期等の長期休みの講習はありますか。どのくらい準備されていますか。 また費用はかかりますか。

A9:あります。夏と春にあり、サマーセミナーは前期と後期に分けて実施しています。講座数は学年によって違いますが夏が10~25講座あります。授業ではなかなか取り組めないようなことや弱点を補強する期間に充てています。生徒は自由に受講できますが、履修したら必ず出席するように指導しています。全て学費内で行っていますので、別途講習料は取ることはありません。

Q10:英検を全員で受験されるようですが、対策の講座などは行っていますか。

A10:英語科の教員を中心に、まずは授業内で英検に対応をした解説をすることをベースに行っています。二次試験がありますので、合格者を集めて講座を開いたり、説明会を行ったりしています。またNTTドコモの英検対策用アプリを導入し、希望者全員に配って、AIで(スピーキングの)判定してもらう取り組みをしています。

Q11:ICT機器を積極的に活用していますが、何か変化はありましたか。

A11:電子黒板とiPadを連動して使うことで、今までできなかったことができるようになったことは、とても有効だと思っています。授業中に生徒たちが出した解答をロイロノートやクラスルームを活用してリアルタイムで集計をして、理解できているのかいないのかを確認しながら授業を進められるのは大きな利点です。また、配布プリントが減ったのは良いのですが、場合によってはプリントを欲しがる生徒もいます。タブレットの中に入ると、どこにあるか分からなくなるようです。紙に書いてまとめる作業も覚えることに繋がると思いますが、時代によってそれらも変化していくのだと思います。iPadは予想どおり便利ですが、実際に使用してみると不便さを感じたり、新たな問題点を発見したりすることもあります。今後はきちんと倫理観を含めて注意しながら活用していかないと、トラブルのもとになる危険性があると感じています。

✐✎✐✎国際教育&英語教育✐✎✐✎

Q12:外国人講師がいらっしゃるようですが、週何回授業を受けることができますか。

A12:外国人講師が専任でいるわけではありません。英会話講座で来ていただいています。年2回夏と冬の講座に1週間ずつ来ていただいています。英会話講座は夏の語学研修と連動したプログラムという側面もあるので、コロナ禍で実施できない期間が続いています。

ニュージーランド語学研修に参加する生徒は夏の英語集中講座に参加しています

Q13:セブ島語学研修(2週間)、ニュージーランド語学研修(15日間)はそれぞれどのような研修でしょうか。

A13:ニュージーランド語学研修はホームステイが主体になっています。学校に通って勉強もしますし、現地の方と交流をしたり、文化を知ったりする意味合いも含まれている2週間です。

セブ島語学研修は、英語習得に特化したプログラムで、缶詰状態で学びます。この企画は立ち上げの時にコロナになってしまったので、まだ実施できていません。来年にはぜひ実施したいと思っています。ニュージーランド語学研修はネイティブの方に教えていただいていますが、セブ島語学研修は、ネイティブでない方に教えてもらいます。英語を母国語としない、英語ができる方に教えてもらうことによって、日本人に理解しやすい企画になっています。

Q14:昨年・一昨年、コロナ禍における海外研修代替プログラムとして、何か行っていましたか。

A14:セブ島語学研修に付随したプログラムでWEB英会話のレッスンをテスト的に何度か実施していますが、現地の講師の確保が難しいようです。本校の生徒はiPadを全員持っていますので、授業の一環として設定をして全員にやらせたいと考えていますが、コロナが落ち着いてからになると思います。

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