【学校紹介】島根県立隠岐水産高等学校 前半:インタビュー

学校紹介:インタビューNo.66

島根県立隠岐水産高等学校

(海洋システム科・海洋生産科)

島根県隠岐郡隠岐の島町東郷吉津2

今回インタビューに答えてくださったのは
魅力化 コーディネーター 根本 千恵子
さん

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

Q1: 島根県立隠岐水産高等学校とは、どのような学校ですか。

A1 :隠岐の島の山や海に囲まれた地形を生かした場所に学校があり、あらゆる角度から【海】を研究します。

  明治40年4月に隠岐水産高等学校の前進となる「西郷町外11村組合立甲種隠岐商船学校」が発足し、

  今に至るまで115年の歴史のある学校です。

  近年目まぐるしく変革する時代に対応するため、情報化、ハイテク化・国際化をにらんだ施設の充実を

図っています。また、海洋環境やバイオテクノロジーに関する教科の導入、マリンスポーツ・マリンレジ

ャーの体験を含め、多岐に渡っての教育を実践しています。

Q2: 各学年の何クラスあり何名在籍していますか。また、その中にしまね留学で入学している生徒は何名いますか。

A2 :各学年2クラス(海洋システム科(K科)、海洋生産科(S科))

   1年生 K科/27名  S科/23名  ≪しまね留学 K科6名・S科3名  計9名≫

   2年生 K科/30名  S科/27名 

   3年生 K科/20名  S科/18名 

                        全校生徒数 【本科生 145名】 

Q3: 男女比を教えてください。

A3:  男子  108名

     女子   37名

Q4:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか。

A4: 島外生(寮生)

✐✎✐✎科について✐✎✐✎

Q5:3つの科(海洋システム科・海洋生産科)に分かれるようですが、何クラスずつありますか。

A5: 各科1クラスで3学年の3クラスずつです。全学年で6クラスです。

各科にそれぞれ2つコースがあります。2年次より専門科目はコースに分かれて授業を受けます。1

海洋システム科海洋システム科海洋生産科海洋生産科
コース海洋テクノコースエンジニアコース食品生産コース資源生産コース

Q6:それぞれの科・コースの特徴を教えてください。

A6:

海洋システム科(海洋テクノコース・エンジニアコース)

海洋テクノコース/ 海洋や漁業に関すること、船舶の運航に関する知識を学び、漁業生産技術者及び

船舶職員を養成します。(練習船による乗船実習を行います)

エンジニアコース/ 船舶の機関装置の運転や整備など尾知識・技術を学び、船舶の機関部及び陸上産業

部門のエンジン、機械など関連機器の運転・整備・操作に従事する技術者を養成し

ます。(練習船による乗船実習を行います)

海洋生産科(食品生産コース・資源生産コース)

食品生産コース/ 水産物の利用、加工及び食品全般にわたる基礎技術を学び、食品製造や経営に従事す

る技術者を養成します。

資源生産コース/ 魚介類の増養殖、環境保全、水産資源の管理や有効利用など、水産増養殖に関する

知識と技術を学び、資源増殖業に従事する技術者を養成します。

Q7: 多くの資格が取得できるようですかどのような資格が取得できますか。

A7: 取得可能な資格は以下の通りです。

T=海洋テクノコース・E=エンジニアコース・M=食品生産コース・C=資源生産コース・免=一部免除

資格・検定TEMC
5級海技士(航海)   
5級海技士(機関)   
4級海技士(航海)   
4級海技士(機関)   
高等学校エンジン検定   
第1種栽培漁業技術検定   
第2種栽培漁業技術検定   
小型船舶操縦士(各級)
第1級海上特殊無線技士
二級ボイラー技士(筆記のみ)
第三種冷凍機械責任者
潜水士
スクーバーダイビングCカード
ビジネス文書実務検定
乙種4類危険物取扱者
乙種1~6類危険物取扱者
第二種電気工事士
全商簿記実務検定  

Q8: 全国の水産高校と比較しても資格の合格率が高いようですが、なぜだとお考えですか。

A8: 資格取得に向けた授業と実習、そして徹底した補習を計画的に行っております。

Q9: 週末に講習会などが行われているようですが、別途費用はかかりますか

A9: 各資格受験には受検料が必要となります。週末などで行われている補習には費用は必要ありません。

Q10: 資格を取得できないと進級または卒業ができないということはありますか。(取得必須資格などあれば教えてください。)

A10:進級や卒業に必要な資格はありません。自己の判断で挑戦しますが、学年やクラス全員で受験に挑戦す

ることもあります。また、本校は5級海技士養成施設なので、卒業できなければ5級海技士の資格を得

ることができません。

Q11:途中で科またはコースを変更することはできますか。

A11:受検時に、2つの「海洋システム科」、「海洋生産科」のどちらかを選択し入学します。

    1学年修了前に各科に属する2つの「コース」のうちどちらかを選択し、進級します。

    途中での「科」の変更や「コース」の選択確定後のコース変更はできません。

Q12:スペシャリストを育成する学校のようですが、そのような学校の探究学習は、どのようなことを行っていますか。

A12:地域と連携した探求学習。

隠岐の島町内小学校の劣化した遊具の修理依頼を受け、遊具を学校へ持ち帰り修理した後、学校へ納める一連の作業を行います。

地元漁師の困りごとを、調査、研究し原因を突き止め、解決に向けての研究と報告を行います。

授業で得た加工食品の知識で、隠岐水ならではの食品開発に臨みます。

養殖技術をいかし、ワカメの種苗生産では漁業者に提供したり、金魚を養殖して島内の保育園や小学校へ配付しています。

✐✎✐✎部活動について✐✎✐✎

Q13: 最終下校は何時ですか。

A13: 基本17時頃ですが、部活動や補習は18時ころに終了し、その後下校します。

Q14: 部活動の加入率を教えてください。

A14: 約60%

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