【学校紹介】成女学園中学校高等学校前半(インタビュー&入試イベント)

学校紹介:インタビューNo.49

成女学園中学校・高等学校

新宿区富久朝7-30

成女で私は輝く

今回インタビューに答えてくださった 左 校長 小泉 潤先生    右 広報部長 鈴木 暁士先生

👇👇👇2022年入試イベント👇👇👇

日程時間イベント名
2022/6/11(土)14時~学校説明会
2022/7/6(土)14時~学校説明会
2022/7/30(土)調整中オープンスクール
2022/8/20(土)14時~学校説明会
2022/8/27(土)調整中オープンスクール
2022/9/24(土)調整中オープンスクール
2022/10/8(土)14時~学校説明会
2022/11/3(木祝)14時~学校説明会
2022/11/19(土)14時~一般入試対策講座
2022/12/3(土)14時~学校説明会
2022/12/10(土)14時~学校説明会
2022/12/17(土)9時~16時個別面談
2023/1/14(土)14時~一般入試直前対策講座
2023/1/28(土)14時~学校説明会
2023/2/4(土)9時~16時個別相談
要予約:学校HPをご確認ください。

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

Q1:1899年(明治32年)に創立した女子中学・高等学校ですが、現在各学年何クラスずつあり、何名いますか。

A1:中学は1年生1クラス、中学2・3年生は募集をしませんでした。高校は各学年1クラスずつです。全校で約50名です。

Q2:昨年、一昨年と中学校の募集を2年間停止していたのは、なぜですか。

A2:改めて教育内容を精査して、中学1年生からスタートしました。中学から高校まで一貫したキャリア教育が行われるよう整備いたしました。

Q3:御校は”『伝統』の継承と『進化』への挑戦と創造で、どこにもない女子校”を目指されていますが、御校独自のものをお聞かせください。

A3: 女子教育は開校当時、(世間では)良妻賢母を謳われる中で、当時では珍しく女性の自立を謳いながら教育をしてまいりました。基本的な考え方(建学の精神)を大切にしながら、2年位前から教育の内容をより現在の社会状況にマッチした形に改革いたしました。女子の場合、キャリアの形成を考えると、一旦家庭に入ったり、子育てで中断したりということがあります。女性の自立を考えた時に、キャリアの形成がしやすい職業を選択する際に、資格を持っていることが大切ではないかという考えから、何か自分の好きなことを柱において、資格やキャリアを積めるようなことが大事だと考えて、現在の教育になっています。本校ではその生徒が“将来何を軸に生きていくのか“ということを大切にしています。そのため、その生徒の進路において必要な勉強、必要な資格が取れることを重視したキャリア教育を行っています。

独自のところでいうと、キャリア教育を中心としたカリキュラムです。本校ではすべての教育内容がキャリア教育へと結びつくように構成されています。そしてそれを支える2つの教育である“表現教育”・“リーダー教育”が本校独自のものとお考えいただければと思います。

Q4:自転車で通学することはできますか

A4:新宿という交通量の多いこの地は、危険な地域でもあるので、自転車で通学することは認めていません。しかし最寄り駅まで、自転車でいかないと時間がかかってしまう場合には、状況を見ながら対応しています。

Q5:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか

A5:アクセスについては、非常に便が良い場所なので、埼玉県、神奈川県、千葉県と東京都内に限らず隣接しているところから皆さん来てくださっています。

✐✎✐✎中学校✐✎✐✎

Q6: 中学校は習熟度別の学習をしていますか。

A6:少人数で授業を行っていますので、習熟度別で学習はしていません。ただしICT教育に力をいれておりますので、習熟度に合わせた個別学習ができるような学習プログラムをご用意しています。

Q7: 併設している高等学校へ希望をすれば進学できますか。試験はありますか。

A7: 基本的には進学することができます。原則として日頃の定期試験で一次判断をしますが、高校から一緒に過ごす生徒たちがどのような入試を経験しているかを体験していただくために二次試験として入学試験を受けていただいています。

Q8:高入生と同じクラスになりますか。

A8:同じクラスになっています。

✐✎✐✎三つの柱✐✎✐✎

Q9:三つの教育(キャリア教育・表現教育・リーダー教育)についてお聞かせください。

A9:本校の教育は基本的にすべてキャリア教育に結びついていく形になっています。キャリアをいかに形成して社会に送り出すかが大切であると考えています。そのため、いわゆる有名大学に進学することだけがすべてとは思っていません。たとえ有名な大学ではなくても生徒が学びたい勉強があり、目標とする資格を取ることができる場所なのであれば、生徒の希望する進学先を応援したいと考えています。偏差値中心の進路指導を行うと、大学に入った後に『私は何がやりたかったんだろう!』という形で、挫折をしてしまいます。これが現在の日本の進路指導の課題だと考えています。大学に入学をして1~3割の学生が途中で挫折をして大学を辞めてしまったり、休学してしまったりすることが発生しています。5年以内の早期離職が他の国よりも高かったりするところを考えると、キャリア教育に力を入れて、中・高6年間をかけて“自分は何がやりたいのか”“何が向いているのか”を把握して、目的をもって大学に進学できるよう進路指導を行うことが大切なのではないでしょうか。だからこそ本校の教育は、教科学習を含めすべてのものがキャリア教育に結びついていく教育体系となっています。こういった取り組みは学校生活満足度アンケートの進路指導の項目で、生徒・保護者ともに90%以上が満足していると評価をいただいています。

キャリア教育において非常に重要な位置を占めているのが、自主研究という授業になります。これはゼミナール形式の授業で、大学の学部学科にリンクしています。例えば語学を学びたい生徒たちは人文ゼミに属します。保育や家政、食文化を学びたい生徒は、生活ゼミに入ります。隣を見ると同じような方向性を勉強したい子たちが集まり、共に切磋琢磨できるような授業になっています。そこで自分が興味のあるものを掘り下げていき、自分が大学生になったらこのような勉強をするのかということを研究していきます。この中で発表をしたり、資料をまとめたり、中学生でしたら6年間、高校からですと3年間かけて、自分のキャリアを見つめていきます。

また、高大連携に力を入れておりまして、例えば芸術方面に進みたい生徒がいたら芸術の大学と連携をして、そこの施設や物を提供していたりしています。薬学も最近人気がありますが、その大学と連携して実際に実験をさせてもらったり、大学の教授に来ていただき、大学の講義を優しくしたものを先取りで教えていただいたりと、この自主研究ゼミの中で行われています。生徒たちは、大学で学ぶ内容を先取りしながら、自分が大学生になったらこうなるのかとイメージを持ちながら学校生活を送ることになります。そういった意味ではキャリア形成において近道になっているのではないかと思います。

 表現教育では、女性でもキャリアを形成し、活躍する場が広がってきている今、自分のことを適切に表現し、相手に的確に伝えることができないと、AIに仕事を取られる時代になっています。コミュニケーション力がなければ社会からは淘汰され、コミュニケーション力が高ければ大切な人材として評価される武器になると考えています。その中で身体表現や芸術表現、実際に話すトーク技術を授業で学んでいきます。大学入試だけではなく、社会に出た後に活きてくるスキルです。『自分が得意とする表現の仕方』『このような表現をすると相手にこのように受け取ってもらえる。』『自分の言いたいことを伝えるにはこのようなテクニックを使うといい』ということを6年間かけて身に付けて行きます。このようなスキルは授業グループでの発表だけでなく全校生徒の前で発表する機会を通し、自然と身に付くようなカリキュラムとなっています。

 リーダー教育では、”自分たちの学校は自分たちで作っていく”スタンスの元、生徒会を中心に学校作りをしています。最近ではルールメイキング活動という“校則を自分たちで作りましょう”というものが流行ってきましたが、本校ではこの言葉が社会に浸透する前から行っています。自分たちで、校則に疑問があるということであれば、生徒会を中心に意見をまとめて、このように改訂できないかと学校へ提案します。それを教員が承認し、生徒総会を経て可決されれば、変更します。自分たちが中心となりリーダーシップを取りながら、いろいろなものを進めていきます。学校行事も同様で、先日コロナ禍でやっと遠足行事を行いました。その時も生徒たちが企画して、今回の遠足行事は新入生歓迎の行事をしたいと生徒会からリクエストがありました。自分たちで候補地を選定しプロクラム内容も提案してくれました。コロナ禍で安全確保をしっかりして、やりたいことを実現できるように考えてもらい、実施してきました。多くの学校行事に対して、各行事のプロジェクトチームを生徒たちで結成します。6月にある体育祭にも体育祭のプロジェクトチームがあり、生徒会と体育委員と立候補者で組織が組まれています。競技やルールを自分たちで作っています。また11月に文化祭があります。9~11月は文化祭の準備期間がありますが、これも生徒が企画・立案をしています。生徒が得意なところで輝ける場面、主役になれる場所を学校として用意しています。学校を代表するような体育祭や文化祭でなくても、委員会や授業の小グループでもリーダーになる場所を用意します。好きなところで、活躍してもらい、『小グループをまとめたよ!』『授業で企画を頑張ったよ!』という経験を積んでもらうことを大事にするカリキュラムで構成されています。

Q10:表現教育の表現プログラムでは、中学入学の生徒は6年間、高入生は3年間同じプログラムを受講するのでしょうか。

A10:中学では、様々な種類の表現プログラムを体験し、自分にあった表現の仕方や、興味のある表現の仕方を見つけていきます。高校では、1年生のうちはコミュニケーションの基本である、『トーク』から始めます。2年生、3年生は選択制となっており、自分の得意を見つけていきます。そのため『トーク』を極めたいと2年次も続けて受講している生徒もいます。その他にも『写真を撮ってみたい』『歌ってみたい』と思う生徒もいますので、6つあるクラス(ボイス、トーク、エッセイ、フォト、ミュージカル、チアリーディング)に分かれて受講しています。

Q11:グローバル教育の一つ、ニュージーランド短期留学の対象学年を教えてください。また期間はどのくらいですか。

A11:現在ニュージーランドは、コロナで厳しい入国制限をしていますので、この2年間はできていません。今後制限が緩和されれば、中学1年生から高校3年生を対象に希望制で実施します。本校ではグローバル教育を表現教育の中に位置づけています。そのため、英語ができるから留学するのではなく、希望する生徒には行かせています。英語が話せなくても、コニュニケーションの手段は他にあります。ボディーランゲージでも伝えることができます。外に出て表現することが大事になっています。本校のグローバル教育の考え方として、ニュージーランドへ多くの生徒に参加してもらいたいと思っています。そのため英語が苦手な生徒にも行けるように配慮をしています。期間は1週間で、基本的にはホームステイですが、系列の大学がありそこの寮を使うことが可能です。この短期留学で学んでほしいことは、文化の違いもありますが、自分から発信して、何がしたいのかを伝える力を身に付けてほしいと思っています。日本ではお客さんに対して『あれをしたいですか』『これをしたいですか』と聞きます。欧米の文化は違います。自分から言わないといけません。『お腹がすいたから、ご飯ください』『これをしたいです』と自分から発信しないといけません。日本のように先回りをして何かを提供することはありません。これはとても大事なことで、自分から発信して、何がしたいのかを伝えなくてはいけません。それを体験することは生徒たちにとってカルチャーショックだと思いますし、グローバル社会で生きていくにはそれが必要です。ひいては自分で発言していく、表現をしていく、自分から行動を起こしていくことのきっかけになればと思っています。

Q12:ネイティブティーチャーの授業は週にどのくらいありますか。

A12:基本的に英語の授業には必ずネイティブの教員がいます。ティームティーチングで行っています。グローバル教育は表現教育の一部です。現在の日本の英語教育では大学まで英語を学習しても英語を話せなかったり、英語で話しかけられても答えられない、使えなかったりします。これではコミュニケーションツールとして英語を使えているとは言えません。これからの時代は使える英語、つまり意思疎通ができることが重要となります。そのため、自分たちが伝えたいことを英語で伝えられるようきちんと指導していきたいと考えています。日本人はその勤勉な性格から、きれいな英語を話さなければいけないと考えてしまい、話すことを躊躇してしまう傾向があります。それを払拭するために、ネイティブと常に会話をすることによって、『伝わるんだ!』と自信を持ってもらいます。また、英語にはいろいろな英語があります。ブリティッシュ英語、アメリカ英語などがありますが、文科省では(教育に使われる英語が)アメリカ英語になっています。グローバル社会に出て行った時には複数の英語の発音に耳が慣れていることが必要と考えています。ネイティブの教員は2名います。ブリティッシュイングリッシュとアメリカイングリッシュ、それぞれ一人ずつ配置しています。

また、本校ではオンライン英会話を取り入れていて、家庭学習の中でも、外国人講師、ネイティブの方とお話しすることができるようなプログラムを取り入れています。生徒たちは学校で、実際に英語で会話すると楽しくなり、自宅でもやりたいと思ったら、いつでもできる環境は作っています。オンライン英会話は年間契約をしていて、受講できる回数の上限はありますが生徒たちは、週末や夏休みに自宅でもオンライン英会話をしています。

Q13:キャリア教育の中の自主研究ゼミは中学から始まりますか。また6つの分野(人文・社会・生活・げう術・自然・科学)から自由に選ぶことができますか。

A13:中学から始まります。 中学で大事にしたいのは、自分の将来の目標を決めていくことです。高校に入学して、初めに将来の夢を聞くと、決まっていない生徒が多くいます。自分の夢や目標を言えるためには、中学の経験が大切です。中学の自主研究ゼミは、多くの職業を知り、視野を広げていくことを目的にしています。大学に直結するような6つのゼミとは違い、中学ゼミと呼び、多くのものに触れ視野を拡大していきます。中学が終わり、高校に入学するタイミングで、自分の進みたい方向を言えるように指導していきます。

高校のゼミは6つの分野から自由に選べるとも言えるし、そうでないとも言えます。それは、生徒がどの分野を目標にするかによって、その分野を学ぶことのできるゼミに割り当てられるからです。生徒が保育系に進みたいのに、人文ゼミに行くことはありません。保育系に進むなら生活ゼミになります。自分が研究したいこと、自分の夢が定まってさえいれば自由に必要なところに入ることができます。3年間通して1つのことを学ぶのではなく1年1年積み上げて研究していきます。場合によっては、1年間頑張って研究したけれど、“自分がやりたい方向が変わってきた”“突き詰めて学んだら、自分に向いていないと気付いた”ということがあります。私たちはそれでいいと思っています。そこで挫折して違う方向を見出して“本当はこれがしたかったんだ”と見つけられれば、大学に進学したあとに挫折することはありません。途中でゼミを移動することは生徒の目標が変われば、当然に発生しますので可能です。基本的には進級する際に変更していきますが、決まったものが見つかれば学期の途中であっても変更し、その夢に向かった方が生徒の進路には良いので柔軟な対応をしています。

Q14:資格取得講座は中学からあるのでしょうか

A14:必修検定と選択検定があります。中学は土台作りをしていますので英検・漢検(数検)・パソコン検定・ニュース検定の4つ(5つ)(の必修検定)を取得していきます。高校になるとこの必修のものに加えて、より進路に合致した食物検定や保育検定、色彩検定など自分に合ったものを選んで履修していきます。これは週1回授業の中に組み込まれているので、生徒がどのくらい進んでいるのか確認し、つまずきがあればそれを解決しながら、生徒が合格できるように導きます。

Q15:資格取得は英検と漢検は準2級、パソコン検定(ICTプロフィシエンシー検定)、N検(ニュース時事能力検定)は3級以上を目指していますが、どのくらいの割合で取得できていますか。

A15:昨年は4割です。なかなか合格ができない状況の時はモチベーションが落ちないように、幅広い検定を準備しています。煮詰まった場合に違う検定に促したりもしています。常に何かの検定にチャレンジしている状態を作っています。こうした取り組みの中で、生徒たちは合格という第三者評価を受け“自身”をつけていきます。

続きはこちら👇

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。