【学校紹介】足立学園中学校高等学校後半(インタビュー&入試情報)

学校紹介:インタビューNo.44

自分の目標をもって前向きに努力してくれる生徒たち

足立学園中学校高等学校

自ら学び 心ゆたかに たくましく

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

Q1~Q15はインタビュー前半で掲載しています。チェックしてね!

✐✎✐✎高等学校✐✎✐✎

Q15:3つのコースに分かれていますが、それぞれ特徴を教えてください。(探究コース・文理コース・総合コース)

A15:探究コースは高校の2年生から専門的な自分の課題を見つけ、その探究を掘り下げていきます。はじめは自分の好きなことから始まり、それが次第に社会貢献・人類貢献へとシフトしていきます。内容的にはかなりレベルの高いことを探究しているようです。そこで終わるのではなく、生涯かけてそれを仕上げようとすると、自分の探究活動を継続できるレベルの大学を目指すようになり、結果として、この大学に進まなければならないという強い意志が生まれてきます。これは先に出口を決めるのではなく、自分の研究をしっかりと掘り下げて、社会貢献・人類貢献に繋げていくことが、このコースの特徴です。

文理コースは、もう少しフランクに考え、基礎知識を持って大学に進み、社会貢献・人類貢献しようという意味合いを持っています。このコースに入ると、私大を目指す生徒が数多くなります。やはり先に結果ありきではなく、大学を手段として考えてその先の進路に役立てます。本校には指定校が多くありますので、それを利用して進学する生徒も増えています。

総合コースはスポーツや芸術をもっと本格的に取り組みたいという生徒が多いコースです。『運動を一生懸命して大学へ行きたい』という生徒もいますので、そのように希望する生徒には適したコースです。

一学年、探究コースが3クラス、文理コースが4~5クラス、総合コースが1~2クラスです。

Q18:修学旅行は選択制になっているようですが、毎年変わらず、北海道、沖縄、マレーシアですか。

A18:今まではそのような形でした。生徒達の自主性を育てるために、今年から先生と生徒が一緒に下見をして、生徒が運営に携わっています。『守・破・離』の『離』になります。それを導入した結果、素晴らしい修学旅行を実践してくれました。生徒たちが決めているので、誰一人として決まりを破る生徒はいませんでした。生徒間で『ああしよう!こうしよう!』となると守ってくれます。これは大きな成長です。今後は、初期の段階から生徒たちに(修学旅行の)方面の希望を取らせ、企画段階から生徒が主体となる修学旅行にしていこうと考えています。“生徒の要望に合った、生徒が自主的に実施する、誰のためにする修学旅行か”をもっとクローズアップして生徒たちにやってもらいたいというところが改善点です。

先生と共に下見をした生徒は、修学旅行委員に立候補したやる気のある生徒です。昨年度実施した修学旅行では、Teamsを使って行動計画表を提出させていました。教員から指示があるとなかなか揃いませんが、実行委員から言われるとすぐに揃います。そのようなことで自立していき、大人になっていきます。それが大事な教育の一つだと捉えています。生徒のことを信じて任せて、失敗するかもしれませんが、その失敗は必ずプラスになります。この学校の教育にはそのようなことが随所にあります。生徒第一主義と掲げていますので生徒の主体性を育てていくことが重要であると思います。

✐✎✐✎スクールライフ✐✎✐✎

Q16:自習室はありますか。あれば何席くらい準備されていますか

A16:本館の半地下にあります。個別のブースが256席ありますが、足りない時には、周りに机を置いて臨時に増やすことがあり、約300席になっています。日を追うにつれて高校3年生の使用率が高くなっていきます。試験前になると中学生も利用しますので、全席埋まってしまいます。現在はコロナ禍ということもあり、人数制限をさせていただいています。

Q17:部活動が盛んなようですが、加入率はどのくらいですか。

A17:中学は9割を超え、高校は4・5月は9割を超えています。徐々に減り8割強くらいになります。勉強だけでなく色々なことに挑戦してほしいと奨励しています。部によって目指すところが違います。全国を目指す部活は、経験者がメインになりますが、そうでない生徒でも“心身を健全に鍛えるため“ “ストレスを解消するため“でもいいと思っています。目的は人それぞれなので、明るく活動をしています。

Q18: スポーツ推薦は行っていますか。

A18:スポーツの特待生は部によって若干名採用しています。その部の活性化を図るために柔道部、野球部、サッカー部、アメリカンフットボール部、剣道部、卓球部に対して各部1・2名ほど採用していますが、今度の入試から、種目を問わないスポーツ推薦入試も導入します。

Q19:何時まで学校に残ることができますか。

A19:中学生は 通常17時半ですが、部活で週1日のみ18時最終下校です。部によって活動日が違うため、曜日はそれぞれです。高校生は20時です。19時45分には放送をかけて下校させています。

✐✎✐✎進路指導について✐✎✐✎

Q20:2者・3者面談はどのくらいの頻度で行われていますか。

A20:数多く実施しています。二者面談は学期に1回行います。できなければTeamsを使ってオンラインで行うこともあります。生徒たちの現状を先生たちが把握しなければいけないので、悩んでいることを聞くためにも頻繁に行います。今も二者面談期間ですが、早期に生徒の状況を把握し、指導に反映するよう先生方にお願いしています。三者面談は年に1回、夏休み前に保護者の方を交えて行っています。

Q21:進路に関してのイベントはどのようなことを行っていますか。(キャリア教育講座・受験ガイダンスなど)

A21:中学校では、基礎学力をつけることが最優先ですが、企業とタイアップして企業インターンを行っています。志を育てるために、『仕事とはどのようなものなのか』『企業で必要とされているものは何か』を体験させます。高校に入ると松下政経塾で半日体験をし、志を見つけ、皆の前で発表します。人生の目標を持たせることを第一にしています。そのために二者面談を使って、現状を把握し、努力の励みにしています。進路指導は16のプログラムがあります。夢ナビプログラムや進学講習・受験直前ゼミ等を無料で行っています。そのようなことを毎年繰り返ししていくなかで、力を付けていくのが進路指導です。以前は偏差値で指導をしていましたが、それは参考でしかありません。目標とするものが何かを前提に、先生方や進路指導部が発信し、進路指導を実践しています。きめ細かく、一人ひとりに応じた進路指導を行っています。

Q22:保護者の方も進路に関してのイベントに参加できますか。

A22:各学年1回程度、保護者向けの進路説明会があります。ご子息に対しての接し方も含めて行われています。生徒にはOB懇談会を実施しています。自分はどのように勉強したのかなどを、学年に応じて指導をしてくれます。それを発展させ、OBの有志を集めてチューター制度を作ろうと考え、手掛けています。本校の卒業生ですから在校生の面倒を見るということには共感してくれると思っています。就職の際には大学時代に何をしたかが重要になります。『僕はボランティア活動として、このようなことをしました。』『僕は母校へ行って、後輩たちに学習指導しました。』と企業の面接のときに言えるような経験を作ってあげたいと思っています。それも人類貢献・社会貢献だということを体験することが何より大事だと考えています。そういったことも含めて、生涯生徒の面倒見たいということが、本校の先生方の思いなので、卒業したら終わりではなく、OBにも本校に関わり、自分が卒業した学校を自分達で向上させていこうという思いを持ってもらいたいと思います。

Q23:指定校推薦はどちらのコースでも取ることはできますか。

A23:探究コースには、必然的にそのような生徒はいません。文理コースや総合コースは取ることができます。

Q24:指定校、総合型、一般の大学入試の割合はどのくらいですか。

A24:一般入試が多く6〜7割くらいです。探究コースに関しては、”探究”という材料があるので、総合型選抜と学校推薦型選抜を受けやすくなります。探究コースの生徒の3〜4割の生徒がそれを使ってチャレンジをしています。その割合を増やしたいと思っています。総合コースにも自分でやってきた部活動やそれ以外でも今まで頑張ってきたことをアピールして早稲田や慶応に合格している生徒がいますので、決めつけることなく広く考えています。

Q25:大学、短大、専門、就職の割合を教えてください。

A25: 基本的には、ほとんどの生徒が大学進学希望者となります。その中には少人数ですが、消防官になりたい、警察官になりたい、大学進学せずに即社会に出て活躍したいという生徒がいます。介護をしたいと志す生徒は専門学校へ進学する生徒もでてきています。それは止めません。あくまでも自分の将来の目標なので、しっかりと後押しするようにしています。それでも98〜99%は大学進学をしています。

今年度の専門学校への進学は4.1%、就職は0.5%です。進学希望者の大学合格率は91%になります。

昨年の探究コースは97.7%、文理、進学と少なくなっていきましたが、今年度は探究にこだわる生徒が多くいて逆に、総合コースが94.7%と高い合格率になり、行きたい大学へ行ける形になっている結果が出ています。

✐✎✐✎その他✐✎✐✎

Q26:足立学園中学校・高等学校の施設は他にありますか。

A26:特にありません。グランドがないので、河川敷を使わせてもらっています。野球部は三郷の市営グランドを使わせてもらっています。テニス部も足立区のコートを借りています。各部で、長年かけて作っている世界がありますので、そこをお借りして進めているのが現状です。

Q27:心のケアはされていますか。

A27:カウンセラーが週3回程度在駐しています。出勤日をアナウンスして、生徒だけでなく保護者も含めてカウンセリングを受けることができます。先ほど話したように二者面談を頻繁に行っていることが効果があると思っています。いじめに関しては年に3回アンケートを取って調査をしていますし、大きな問題は起きていません。発達障害等の問題もありますので、多様性を認めるような雰囲気づくりに関しても力を入れています。

教職員もカウンセリングの研修を終えている者が多くいます。『志共育の認定講師』を含めて常日頃からカウンセリングマインドで接することを心がけている教員が多くいます。また、男の子の教育は任せてくださいと言える環境であると思っています。

Q28:足立学園中学校・高等学校らしい生徒とはどのような生徒ですか。

A28:色々な生徒がいていいと思っています。自分の目標をもって前向きに努力してくれる生徒が、本校を代表するような生徒だという気がします。決して学力の高い生徒ばかりを求めているのではありません。そのために中学入試では志入試をしています。本校ならではのものです。エントリーシートに自分の志をしっかりと書いてもらい、入試当日は基礎学力テストを行い、親子面接をさせていただいています。この3つの総合で合否を出します。塾で偏差値を上げてきた生徒ではなくても、塾では結果が出なかった生徒でも、今後6年で飛躍的に成長するのではないかというポテンシャルを持った生徒が多くいます。入学後は、先生方がポテンシャルを引き出してしっかりと指導をしていきます。

✐✎✐✎ 知っててほしいポイント ✐✎✐✎

Q29:足立学園中学校・高等学校として知っておいてほしいことはありますか。

A29:入学したら『志の達成に全力でバックアップをしていきます』『入口の力で判断しないでほしい』ということを特に中学入試では強く言いたいです。本校はそこに特化して教育を進めていきます。

高校入試では、最近高入生の割合を少なくしていますが、在籍が3年間に限られますので、ある程度の学力を見させていただいています。その3年間を充実したものにしていけるという自信を持っています。

中学も高校も、教員集団は男子の教育に自信をもって入学者をお迎えします。

👇👇👇入試情報👇👇👇

✐✎✐✎2022年度中学校生徒募集要項✐✎✐✎

2023年度の生徒募集要項は改めて掲載いたします。

一般入試一般入試特別奨学生
入試
特別奨学生
入試
特別奨学生
入試
特別奨学生
入試
試験日2022年
2月1日
午前
2022年
2月3日
午前
2022年
2月1日
午後
2022年
2月3日
午後
2022年
2月4日
午後
2022年
2月4日
午後
選抜方法2科(国・算)
親子面接
エントリーシート
保健面接
(必要な者のみ)
2科(国・算)
または
4科(国・算・社・理)
保健面接
(必要な者のみ)
4科(国・算・社・理)
保健面接
(必要な者のみ)
4科(国・算・社・理)
保健面接
(必要な者のみ)
4科(国・算・社・理)
保健面接
(必要な者のみ)
適性検査
Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
保健面接
(必要な者のみ)
募集人数75名25名15名10名8名7名

✐✎✐✎2022年度高等学校生徒募集要項✐✎✐✎

2023年度の生徒募集要項は改めて掲載いたします。

《単願推薦・併願推薦の内申点基準》

入試
区分
A推薦
(単願)
A推薦
(単願)
A推薦
(単願)
B推薦
(併願)
B推薦
(併願)
B推薦
(併願)
志自己推薦
(単願)
志自己推薦
(単願)
コース探究文理総合探究文理総合総合総合
学力
基準
5科
国数英理社
5科
国数英理社
5科
国数英理社
5科
国数英理社
5科
国数英理社
5科
国数英理社
国数英を含む5科9科
23以上20以上18以上24以上22以上20以上15以上27以上

その他、推薦基準や考慮がありますので、学校から配布されている生徒募集要項を必ずお読みください。

👇👇👇最後に👇👇👇

✐✎✐✎修学旅行北海道『映えコンテスト』優勝作品✐✎✐✎

4日間の各日の優秀作品

✐✎✐✎図書室✐✎✐✎

✐✎✐✎運動場✐✎✐✎

✐✎✐✎その他✐✎✐✎

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