【学校紹介】潤徳女子高等学校(前半:インタビュー)

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

Q1:1924年に設立され、97周年になりますが、現在各学年何クラスで、何名ずつですか。

A1: どの学年も約200名で、7クラスです。多少ばらつきはあります。

Q2:自転車で通学することはできますか

A2:自転車通学は認めています。駐輪場がございますので、必ず保険に入ることをお約束していただいて使っていただいています。人数としてはそんなに多くはいません。地元の足立区で近い生徒ですので、各学年10名前後、全体で約30名です

Q3:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか

A3:東京の生徒さんが40%くらい、埼玉県から40%、千葉県20%です。東京でも東寄りにあるので、電車の便が良いことと、駅から(学校が)近いので選んでいただいているのではないでしょうか。

✐✎✐✎教育の特色✐✎✐✎

〈コース紹介〉

Q4: 2018年度に高等学校商業科が募集停止され、現在の普通科のコースは進学コース、特進コース、美術コースの3つのコースの募集でよろしいでしょうか。

A4:そうです。

Q5:進学コースと特進コースの違いを教えてください。また入れ替えはありますか。

A5:特進は大学の受験方法を一般選抜と決めていて、国公立を第一志望としています。なので、5教科中心に全教科学ぶカリキュラムが組まれています。進学コースは大学へ進学することに変わりませんが、2年生から文系、理系に分かれます。1年生は共通履修ですが、私立大学を目指しますので、文理で必要な3教科に絞ったカリキュラムになっています。特進と進学の1年次は共通履修なので、1年次から2年次に進級する際にコース変更はできます。

Q:進学コースから特進コースへ希望すれば変更が可能でしょうか。

A:希望と成績になります。入学の段階での推薦基準を変えていますし、特進の方が2年生から難しくなりますので、特進コースの授業についていけるかを見させていただいています。進学コースは大学の受験方法として、学校推薦型や総合型を選ばれる方が多くいます。

Q:進学コースの一般入試で大学を受験する生徒さんの割合ではどのくらいですか。

A:15%くらいです。外部模試を受けていますので、その成績をみて、一般選抜の方が頑張れる生徒さんもいます。

Q6:進学コース、特進コース、美術コースは何クラスずつですか。

A6:進学が3〜4クラス、特進が1クラス、美術が2〜3クラスです。学年によって少し違いはあります。(1クラス)36名を上限にしていますので、36名を超えた場合にはクラスを増やしています。

Q7:文理に分かれるのは何年生ですか。

A7:進学、特進コースは2年生で分かれます。

特進コースも文理の希望は取っていきます。国公立の受験のために両方勉強はしていきますが、文系になると数学ではⅡBはどのように扱うか、理系を選べば理科が選択になったりしますので、文理は確認して分かれます。進学ほど極端に文理それぞれの単位数は増えません。

Q8: 美術コースに関して、ファイン・アートとデザインの両方を学べる利点を教えてください。

A8:ファイン・アートは、純粋芸術といいまして、日本画のような『自分の芸術を高め表現』します。デザインは『見ていただく方を意識しながら芸術・美術を作っていくもの』という違いがあります。自分自身がどちらの美術を学びたいのか、自分の中のものを表現したいのか、それとも相手の方を意識しながら美術を作っていきたいのかの大きな違いがあります。1年生の間に両方を学び考えることができます。2年生から選択となります。3年生は自分の専攻に分かれて、最終的には卒業制作をすることと、受験に備えます。日本の美術大学はデッサンができないといけないので、デッサンは3年間学びます。多くの生徒が美術大学へ進学しますので、本校の入試でもそこは意識して鉛筆デッサンを入試科目にしています。

〈グローバル教育〉

Q9:イングリッシュ・アイランドとはどのようなものですか。

A9:オンラインでの英会話の授業になります。オンラインで直接フィリピンと繋げて、先生1名に対して生徒5〜6名で、毎週1回、2年間(英会話のレッスンを)受け続けます。今週から(コロナの影響で)オンライン授業になりますが、各ご家庭からフィリピンの先生とつながって、1対5の授業を行います。昔はネイティブの先生が一人来て授業を行っていましたが、しゃべる機会が圧倒的に少ないため、一人ひとりに多く話す機会をもたせるという事で、オンラインに切り替えました。高校は、いきなりマンツーマンの授業だと話さなくなってしまいます。5名くらいだと適度な緊張感と同じ教科書を見ながら行っているので助け合いができます。分からない時は教え合ったりしていますが、徐々に先生との会話で自信を得ていきます。英会話の最初の授業としてはいいものだと思っています。

Q10:ユニバーサル・フォレストでどのような事を学ぶのでしょうか。

A10:社会の問題について、1時間1テーマで完結型の授業になります。テーマは教員が準備して、ある程度の知識を与えます。日ごろからニュースで見ているような虐待問題、貧困の問題、世界に目を移すと児童労働の問題などの例を一つ上げて、最初は現状を説明します。次は自分で考えてみて、その後に意見交換をして考えを深めていきます。これは2年間の授業ですが、最後はSDGsの中で一番気になっていることを取り上げて行動宣言を生徒一人ひとりにしてもらいます。PowerPointで発表します。

ディスカッションする時のルールや、最終的には文章を書くのでレポートを書くルールなど、基礎的なことも学びます。

Q11:御校は20年前からニュージーランドのDiocesan(ダイオセサン)女子校と姉妹校提携を結んでいますが、毎年何名くらいの生徒さんが交換ホームステイに参加されていますか

A11:現在コロナで止まっています。これは希望制で、年によって差はありますが、10名くらいの生徒が参加しています。

Q12:交換ホームステイはどのくらいの期間行くのでしょうか。

A12:2週間くらいです。来ていただいているときは本校の生徒と一緒に生徒宅で寝泊まりしています。受け入れだけをしてくださるご家庭もあります。私も2回受け入れをしましたが、すごく楽しかったです。

Q13:短期、中期、長期の留学は他に行っていますか。

A13:今はコロナで止まっていますが、オーストラリアのケアンズで1週間のホームステイがあります。それは地元の語学研修センターに通って、英語の勉強をして、週末はホストファミリーと過ごします。

✐✎✐✎スクールライフ✐✎✐✎

Q14:クラブ活動において、運動部7部、文化部16部、3つの同好会がありますが、兼部はできますか。

A14:できます。

Q15:クラブ活動の加入率はどのくらいですか。

A15:90%くらいです。特に強制加入という指導をしているわけではありません。新入生のオリエンテーションのときに『なるべく入りましょう。』と声をかけて、体験入部をしたところに入り、活動日が重ならないようなクラブであれば、兼部していく形をとっています。すごい生徒は3つくらいに入っています。美術部と漫画研究部など美術コースの子はそのように加入しています。調理部と工芸部で家政系が好きな子は兼部しています。

Q16:最終下校は何時ですか。

A16:コロナの前は18時45分、今は状況によって17時45分や16時45分にしています。15時20分に授業が終わり、掃除があって15時50分くらいからクラブ活動が始まります。最終下校の15分前には活動を終えて、片付けて帰ります。

インタビュー後半&入試情報はコチラ👇

【学校紹介】潤徳女子高等学校(前半:インタビュー)” に対して2件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です