【学校紹介】日出学園中学校・高等学校(後半:インタビュー)

学校紹介:インタビューNo.29

ピュア、純粋、真っ白な生徒たち

日出学園中学校・高等学校

やりたいことに挑み、自信を付け、なりたい自分に近づける学校

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

Q1~Q20は昨日のBlogで掲載しています。チェックしてね!

✐✎✐✎探求型学び✐✎✐✎

Q21:放課後に行われる自由選択講座とはどのような講座でしょうか。何講座ありますか。

A21: 放課後学習クラブがありまして、放課後や土曜日に、私でいうとボランティア活動の『フライヤーズ』というのが、それにあたりまして、授業とは別のいろんな講座を教員たちが好きにやっています。月曜日から土曜日までいつ何があるか分かりませんし、毎年変わります。先生たちが空き時間、隙間時間を取って『毎週何曜日にここでやるから興味がある人おいで』と声をかけて行います。年によって講座数は変動します。常にあるのがコミュニケーション・ディベートとフライヤーズ(ボランティア)です。

Q22:自由選択講座は1年間通して参加するのでしょうか。

A22:(参加しますと)宣言しますが、課外活動なので、必ず毎回出席しなければいけないというものはありません。部活動は嫌な練習も一緒にやらなければいけない、授業も絶対に参加しなければいけない、課外活動は、希望であって用事があれば出なくてもいいですし、ボランティア活動は中高合わせて在校生が900名いますが、その内300名が加入していて、(全体の)3分の1が好きな時に参加するボランティアです。人数を集めるときはSNS・classiで告知して参加者を募ります。

Q23:自由選択講座の『コミュニケーション・ディベート』 の活動が盛んのようですが、何名くらいが所属していますか、またどのような大会に出場していますか。

A23:『コミュニケーション・ディベート』は中学三年生から高校三年生の希望の生徒が集まりまして、卒業生も参加したり、企業の方にお越しいただいて、あるテーマをもとに話をします。最近ではディベートの活動をしている大学(早稲田、明治)に出向いて、大学生と一緒に話をしています。それで大会に出ることはあまりしていません。他校さんの方が圧倒的に出ています。他校さんは基本的にコンクールなど何か目的があって、ディベートをしていますが、日出学園の場合、『コミュニケーション』という言葉も付いていますので、大会ではなくメインは人として、教育理念の中にある『和』の精神で人と本音で話し合おうということを大切にしています。

Q24: 小論文コンクールで最優秀賞を受賞していますが、学校の探究活動で学習したものですか。 個人的なものですか。

A24:小泉信三賞ですね。両方だと思います。探究という授業もなければ、小論文という授業もない時に、彼女自身がコミュニケーションディベートにも入っていました。日出学園はどの先生とも話せるので信頼できる先生と話すので、(先生に)アドバイスをもらいながら、最終的に個人で出しています。

✐✎✐✎進路指導✐✎✐✎

Q25: 自習室はありますか。何席準備されていますか

A25:図書館が自習室にあたりますが、学び合いができる図書館なので多少話ができます。完全に静かな場所を求めるのであれば、教室やまたは職員室で勉強している生徒が多いです。職員の自習室ではすぐに質問ができます。

Q26:指定校はどのコースにいても取ることはできますか

A26:特進コースは取れません。進学コースのみです。

Q27: 高校3年間のカリキュラムを速く終わらせて大学受験に向けてのカリキュラムに変えることはありますか。

A27:特進はそのような構成でカリキュラムを組んでいます。進学コースの進学に関してはそれほど急いではいません。高校三年生1学期あたりで終わるようにペースですべて基本を学ぶのが進学コースです。指定校推薦は、ほとんど本校は取りません。160人中一割です。毎年余っていますし、優秀な学校も余ってしまっています。私たちの進路指導は『本当に行きたいところへ行きなさい。大学名で選ばない、ぼんやりでいいので夢を選んで、その夢を叶えられる学科はどこにあるだろう、学科が分かったら学部、その学部はどこの大学にあるのかで選ぶと失敗はない。』と伝えています。その時に指定校を持っていたら、選びましょう。という形をずっとやっているので、みんな(指定校を)選びません。(指定校で進学したら)夢が変わったらやめられないよ。卒業までだよということを話していると、みんな『一般で行きます。』といい、考えが変わります。

今年もそうですが、指定校推薦よりは総合型選抜といっていろんな推薦入試を行っている大学が増えてきているので、指定校にこだわることはありません。指定校を取るには先生のいうことを聞いて、おりこうさんで、生活態度がいい生徒でなければなりません。指定校を取る生徒は受け身になっている生徒が多くて、与えられるまで動けない生徒が意外と多いので、そうなっても困ることも話します。

Q28:総合型選抜で受ける生徒もいますか。

A28:多くいます。一学年160名しかいないので、他校と勝負をしようとは思っていません。他校と勝負しようと思ったら、一人30~40校も受験してほしいと言わなければいけなくなります。保護者様から猛反対が来ます。受験料が100万円を超えるのはあり得ない話です。そのような勝負をしてもしょうがないので、一番は満足感を得ることです。

Q29: 校内予備校はありますか。

A29:あります。2年年前からトーマスさんを導入しました。理由がありまして、3年前高校三年生が圧倒的に通い始めました。何が起きたのか生徒に聞いたところ、『今まではフードコートやスタバやタリーズのカフェで勉強ができたのに、ゲームや勉強は駄目ですとなり、コロナによって完全に勉強できなくなった』ということでした。自宅で勉強できない子が図書館も空いてなく、学校も追い出されどこでも勉強できなくなってしまったので、予備校に通いだしたようです。自習室を予備校で借りているようですが、そんなもったいないことはするなということになり、学校に設置しました。それで2年前から校内予備校が始まりました。集団ではありません。自習をしながら質問が出たらチューターさんや予備校の先生に聞くようにしました。

Q30:外部の予備校へ通っている生徒はいますか

A30:予備校に通うなら前に通っていて、人として信頼できる塾だったら通ってもいいと思うよと進めています。予備校行くな!塾行くな!ではなく人として居心地のいいところだったら行くべきだと話しています。外部予備校へは2~3割は行っています。圧倒的に前に通っていた個別が多くいます。集団予備校やブランド予備校へ通っているのは心配だから通っていて、与えられるまで待ってしまう生徒だと思います。以前東京大学へ進学した生徒は塾や予備校へは通っていませんでした。私も『自分でできるから(予備校へ)行かないほうがいいよ』と言っていました。できる生徒はやはり行きません。

✐✎✐✎その他✐✎✐✎

Q31:高校入学においてスポーツ推薦を行っている競技はありますか。

A31:ありません。

Q32:日出学園中学高等学校の施設は他にありますか

A32:軽井沢山荘を持っていますが、コロナ渦で現在使っていません。夏休みの勉強合宿や中一のはじめに仲良くするためのオリエンテーションで泊まりに行ったりしています。コロナが終息すれば再開します。

Q33: こころのケアはしていますか

A 33:しています。心のケアで一番大事なのが誰にでも相談できる担任でなくていいです、教科担当でなくていい、これが一番の心のケアだと思いますので、誰が何といっても本人が、話してみたい信じられる人がいれば何でも話してくれますし、カウンセラーの先生も毎日常駐しています。いらっしゃいますけど、圧倒的に先生である必要もなく信用できる人に話ができれば心のケアは、絶対に良くなると思います。生徒だけではなく保護者様もそうです、担任が外れたら他の先生でいいという案内はしています。

Q34:日出学園中学高等学校らしい生徒とはどのような生徒ですか

A34:良く言えば 、“ピュア、純粋、真っ白な生徒”が多い。悪く言うと、“騙されてしまうのではないか大丈夫か”というような“ほんわか”しています。時代に流されにくい生徒が多い。はやりに乗っかろうとしない生徒たちです。自分を持っている生徒が多くいます。

Q35:日出学園中学高等学校として知っておいてほしいことはありますか

A35:知っておいてほしいことは沢山ありますが、絶対知っておいてほしいことは、『受験のために勉強をしてほしくないですし、お金のために働いてほしくない』という思いを共感できる方に来ていただきたい。そのために毎日見学をしているので、自分の目で確かめてほしいと思っています。勉強をしていても見直しを必ずするはずです。後になって『分かっていたのに、知っていたのに』という事を、学校選びでしてしまうと、大変なことになるので、見学も二度三度してほしいと思います。「嬉しいことは人に話したくなる、相手が喜べばもっと嬉しい、そこにお金が入ってくる」、これが本来の「働く」意義であるということを教えている学校です。人として楽しく生きたい生徒は本校に来てほしいです。一人一人の夢を日出学園は叶えます。

👇👇👇👇 入試情報 👇👇👇👇

✐✎✐✎2022年度中学校入試日程✐✎✐✎

一般入試Ⅰ期一般入試Ⅱ期
募集人数30名程度(男女)20名程度(男女)
試験日時2022年1月20日(木)
2科・4科
8:40~
2022年1月23日(日)
2科・4科
8:40~
試験科目2科:国語・算数・面接(受験生のみ)
4科: 国語・算数・社会・理科・面接(受験生のみ)の選択方式
2科:国語・算数・面接(受験生のみ)
4科: 国語・算数・社会・理科・面接(受験生のみ)の選択方式
※詳細については学校へお問い合わせください。

✐✎✐✎2022年度高校推薦入試について✐✎✐✎

①国語・社会・数学・理科・英語の第3学年前期または1学期の5段階評価の合計が専願希望者21以上、併願希望者23以上の者。

②中学1年から3年までの欠席日数が30日以内である者(中学3年は7日以内)推薦制度ですので日数超過の方は一般入試を受験していただく形となりますことをご理解ください。

③2022年3月卒業見込みの者

以上の基準をすべて満たし、在籍中学校校長が推薦する者に限ります。

※詳細については学校へお問い合わせください。

👇👇👇👇最後に👇👇👇👇

下駄箱の上にあるクラス名に目が奪われました。

京成曳舟駅から菅野駅まで約30分京成線のみで行くことができました。菅野駅からも徒歩5分で到着し、千葉県の学校ですが通いやすい場所なのではないでしょうか。

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