【学校紹介】京華商業高等学校インタビュー(前半:インタビュー編)

学校紹介:インタビューNo9

京華商業商業高等学校

文京区白山5-6-6

大学進学コース・情報処理コース・ビジネスコース

3つのコースから選択

今回インタビューに答えてくださった広報主任 尾崎孝典先生

👇👇👇2021年イベント一覧👇👇👇

✐✎✐✎商業高校体験フェア✐✎✐✎

8月28日(土)14:30~(要予約)

✐✎✐✎入試説明会✐✎✐✎

9月18日(土)14:30~

10月9日(土) 14:30~

11月6日 (土) ・13日 (土) ・20日 (土) ・27日 (土) 14:30~

12月4日(土) 14:30~

※予約制になっています。ホームページをご覧ください。

※その他イベント(個別入試説明会・体育祭・京華祭)があります。ホームページよりご確認ください。

👇👇👇2021年インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

Q1:各学年の何クラスあり何名在籍していますか。

A1:1学年4クラスありまして、全学年で12クラスになります。

Q2:1年では共通カリキュラムで学習し、 2年からコース別指導が始まるようですが、クラス分けもコース別ですか(大学進学コース・情報処理コース・ビジネスコース)

A2:簿記中心のビジネコース、情報処理中心の情報処理コース、英語、小論文を中心に学習をして商業科目が少なくなる大学進学コースに分かれます。基本的には希望を取り2年へ進学しますが、原則として全国商業高等学校協会の検定試験の情報処理を合格していない生徒は 情報処理コースへ進学することはできません。

Q3:大学進学コース・情報処理コース・ビジネスコースは何クラスずつありますか。

A3:クラス編成は大学進学1クラス、情報処理2クラス、ビジネス1クラスです。2年へ進学する際に第二希望まで取ります、情報処理コースの人気がありますので第二希望へ移ってもらうことがあります。それは資格を持っているかどうかと成績順で決定します。しかしクラスの人数は均等にしているわけではありません。生徒数が多いコースと少ないコースがあります、できるだけ生徒の希望通りにしてあげたいと思っています。なぜなら2年生から3年生へコース変更ができないからです。「自分の学習したい内容で頑張りましょう」と話しています。

Q4:多くの検定が受験できるようですが、検定対策はしていただけますか。

A4:全国商業高等学校協会の検定試験を中心に受験していきます。それには6種目ありまして、簿記、情報処理、ビジネス文書、商業経済、珠算電卓、英語から構成されています。学校によっては商業英語を教えている学校もあるようですが、英語に関しては英語科の教員が教えています。検定の学習は授業中だけでなく放課後に検定試験約2週間~3週間前に担当教員が講習を行います。必要な生徒はしっかりと受講して受験に向かうようにしています。また、その他にパソコン部に入部している生徒は「ITパスポート」に向けた勉強をしています。その他、日本数学検定協会の数学検定、日本漢字検定協会の漢字検定も受験できます。

また、各科目の成績に加えて、検定試験合格をポイント換算し、「特待制度」在校時認定の基準としています。

去年の1級合格者数は簿記22名、情報処理21名、ビジネス文書15名、商業経済109名、珠算電卓45名、英語10名です。また複数種目を合格している生徒もいまして、6種目1名、5種目6名、4種目7名、3種目9名、2種目21名いました。3種目以上合格した生徒は全国商業高等学校協会から表彰されますし、卒業式の時にも表彰します。生徒数全体にしたらかなりの割合で1級合格者がいます。

※ITパスポートとはITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験

✐✎✐✎進路指導・キャリア教育✐✎✐✎

Q5:2年生の行事としてジュニア・インターンシップ をされていますが、全員参加できますか。

A5:希望者は全員参加できます。

学校はアルバイトを原則禁止しています。ジュニア・インターンシップはアルバイトとは違い、無給で準社員という形で、企業の場をお借りして勉強させていただきます。違う角度で仕事を見られる良い機会です。この期間は公欠になりますが、学校に来られませんし、授業に出ることができません。6月の3日間~2週間なので検定も近いので参加者数は少ないです。中にはその仕事がきっかけで将来を決める生徒もいますし、合わないことに気づいて違う道を選択するきっかけになった生徒もいます。

Q6:キャリア教育はどのように行っていますか。

A6:進路指導部が中心になっています。一般常識に関しては1年生から始まっています。各学年で年1回進路説明会を行っていますし、大学や専門学校の先生や企業の方の話を聞く機会があります。就職を希望する生徒が非常に少なく昨年は5名でした。入学してくる生徒にはオール3よりも少し欠ける子たちが圧倒的に多くいます。入学段階では「大学へ行けるのかな」と思っている生徒たちですが、高校生活を過ごしているうちに先輩や活躍している方々の姿を見ているうちに、自分もそうなりたいと思って進路が変わっていきます。

Q7:卒業後、大学・短期大学・専門学校・就職の割合を教えてください。

A7:大学が6割・専門学校3割~3.5割・就職1割未満です。

Q8:多くの生徒が大学に進学していますが、どのような取り組みをしていますか

A8:1年生では商業科目が週に10時間あり、2年生ではコースによっては週に12~13時間あり、少なくても週に6~8時間は勉強しています。よって主要教科の授業数は少なくなりますので、英語や国語の授業は重要になります。そこを補うために検定試験を合格して大学は一般受験ではなく総合型選抜や指定校推薦、公募制推薦で受験し、合格する生徒が多数です。昨年の明治大学へ進学した生徒は共通テストを受験して、英語・現代文・簿記を使って合格しています。この生徒は、在学中に4種目1級を合格していました。

多くの生徒が基本総合型選抜・公募制推薦・指定校推薦を使い、早い段間での大学合格を決めています。また小論文指導や面接の練習を担任の教員がしています。教員自体も指導力をアップし、生徒のフォローができるようにしていますので、誰が担任になっても生徒たちが安心して受験に向かえるようにしています。

3年間を通してクラブ活動、委員会活動、検定試験を徹底して行います。部活動の入部率は非常に高くなっていますし、そのほかにも行事のリーダーをしている生徒もいます。高校受験は中学三年生の成績が大切になりますが、大学受験は三年間の成績、三年間の出欠が見られることを初めから話しています。また大学の面接の際にプラスになることを作っておくように担任の教員から指導をしています。

検定試験も3級から始まってなるべく2級・1級まで合格できるようにサポートしています。生徒によっては得意・不得意な検定があります。得意なものを伸ばしてあげて一つでも多くの検定を取らせてあげたいと思っています。検定試験は点数に達していれば合格になります。クラス全員で「受かろうよ」という事が出来ます。「できるのならクラスみんなを助ける、できないのなら助けてもらいなさい」と話しており、クラスの団結にも繋がります。

Q9:1年間でどのくらいの検定を受検しますか

A9:絶対に受けなければいけないのが1年生では9月情報処理・英語、11月簿記、2月商業経済、2年生は6月簿記、11月珠算電卓、2月商業経済になります。全員がそこに向かって学習活動を行っています。簿記3級を合格することが進級の条件にもなっていまし、卒業要件もなっています。

インタビューの続きは明日お届けします。

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