【学校紹介】東邦大学付属東邦中学校・高等学校 後半(インタビュー)

学校紹介:インタビューNo.74

自分の興味関心を持った時の眼光の鋭さがある生徒たち

東邦大学付属中学校・高等学校

自然・生命・人間

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎部活動・委員会について✐✎✐✎

Q17: 部活動の加入の割合を教えてください。

A17:中学1年生の加入率は約90%になります。運動部は、(中学3年生の)夏が一区切りで、一度引退します。高校生になると自分の進路に合わせて早めにやめる生徒もいます。全体の加入率は約8割になります。本校の施設は充実しているので、運動系文化系ともに興味関心があるものがあればどんどん参加してください。

Q18:強化指定部はありますか。

A18:特別な部活動はありませんが、伝統的に水泳部には実力のある生徒が多く在籍しています。一年中活動できる室内プールがいち早く備わっている学校であったことも影響しているかもしれません。水泳部は関東大会や全国大会での実績もある人気の部活動です。

Q19:規律委員とはどのような事をする委員会でしょうか。

A19:本校はのびやかで自由な校風です。学校の校則そのものを見れば、昔から変更していないので古く硬い表現もあったりしますが、私たち教員が校則をよりどころにしなくても、生徒自身の心がけで落ち着いた日常生活が送ることができています。東邦大東邦の学校生活は、生徒の品位によって支えられていると言っていいでしょう。規律委員もそういう意味では、特別な活動をしなくても大丈夫なのかもしれませんが、『ノーチャイムデー』などを定期的に設定して活動しています。

✐✎✐✎進路指導について✐✎✐✎

Q20:2者・3者面談はどのくらいの頻度で行われていますか。

A20:中学は6月、高校は11月に保護者面談期間を一週間設けています。一年に1度は保護者の方に来校いただいて直接話す機会を設けています。面談期間以外でも担任や学年の教員とすぐに連絡の取れる体制はできています。面談は2者か3者は場合に応じて決めています。高校生は次年度の選択科目の履修確認の要素もあるので、3者ですることが多いです。中学生は学校生活の様子をお話しすることが多いでしょうか、3者で話すよりは2者基本となっているかと思います。

Q21: キャリア教育はどのような事を行っていますか。

A21:日常の教育活動の中に『生徒の将来の可能性となる話題を取り込めているか』を大切にしています。

進路指導の年間行事としては、中1〜3の進路講話があります。保護者の方、卒業生、第三者の方に依頼して、ご自分のお仕事についての体験談を話していただいています。医師や弁護士,研究職などが多いです。

Q22:内部推薦の基準はありますか。

A22:東邦大学の推薦制度があり、学部ごとに指定された人数で毎年実施されます。毎年6月頃に在校生と保護者向けの説明会を実施し、推薦基準お伝えしています。

東邦大学へ進学する生徒は毎年20名前後ですので,全体の1割もいません。9割以上の生徒が他大学へ進学しています。内部推薦では、医学部医学科が15名と大きな推薦枠があります。

Q23:東邦大学を併願することはできますか。

A23:併願入試はありません。内部推薦を希望しない場合には、他大学の総合選抜型や一般の入試を受験して進学します。

Q24:内部推薦、指定校、総合型、一般の大学入試の割合はどのくらいですか。

A24:コロナ禍ということもあり、一般入試がどのようになるか分からないという不安もあるので、2022年は約60名ほどが一般入試前に進路を決めています。生徒ひとりひとりの自己実現をサポートすることが本校の進路指導です。どの大学を受験するかということだけでなく、どの入試を利用するかということも学校側が生徒の前に立ち塞がって指導することはありません。

✐✎✐✎その他✐✎✐✎

Q25:週34時間授業になっていますが、月~金曜日が6時間で、土曜日が4時間授業なのでしょうか。

A25:現在のカリキュラムは35時間に変更しています。水曜日は7限目まであります。現在、学習指導要領が改定され新しい科目も設定される変革期ではありますが、幅広く学ぶことのできる本校独自のリベラルアーツ型カリキュラムの特徴を活かしつつ、時代が求めるカリキュラムを編成しています。大学受験のことだけを考えれば必要最低限の学びでも良いのかもしれませんが、本校のカリキュラムは科学的かつ多角的な視点の獲得を目指す学びです。幅広く様々な学問に触れることができるのが本校のカリキュラムです。

本校の卒業生で宇宙飛行士の金井宣茂さんがいます。つくば市のJAXAの施設を見学する『宇宙プロジェクト』と称したツアーを毎年夏休みに実施しています。本校卒業後は防衛医科大学校に進まれて医学の道を歩まれた方ですが、第2の夢である宇宙飛行士も実現された方です。在校時は国語や社会の文系科目が得意であったと雑誌のインタビューでお答えされており、本校の教育活動で培ったものをご自身の将来につなげられた理想的な方です。

Q26:帰国生は途中で入学することができるのでしょうか。

A26:帰国生編入試験があります。4月編入と9月編入の年2回実施し、対象学年は高1までです。本校のカリキュラムに象徴される幅広く多くの学びを求められる方に合流していただきたいと思っております。英語1科目だけでなく、国語と数学を合わせた3科目の総合力で合否の判定をさせていただいております。

Q27: 高校への進学は全員できますか。

A27:特に高校への進学条件は設けていません。高校生になると単位制なので、高校2年生に進級する時には進級の条件はあります。基本的にはご入学いただいたら6年間たっぷりと本校で過ごしていただきたいと思っています。

Q28:東邦大学付属中学校・高等学校の施設は他にありますか。

A28:中高としての施設は、ここだけですが、広い敷地の中に詰め込まれ、充実した施設が整っています。東邦大学の施設も学問体験講座などで利用しております。

Q29:心のケアはされていますか。

A29:スクールカウンセラーは、火・水・木・金の4日間は毎週常駐しています。生徒だけでなく、保護者の方もご利用できます。

Q30:東邦大学付属中学校・高等学校らしい生徒とはどのような生徒ですか。

A30:現校長の松本は学校説明会などの場で次のように本校生徒を紹介しています。『ぱっと見“穏やかで、落ち着いて”いる生徒が多いのかなと感じております。ただし、自分の興味関心を持った時の眼光の鋭さがある、それが本校の生徒の良さであると思っております』と。私自身も含め一般の教職員も同感です。日々の学校生活の中で生徒たちがギアを入れる瞬間を見ていると、現代の若者の持っている力に感心させられ、一緒に学ぶ喜びを感じることができます。落ち着いた雰囲気の中で教育活動が実践できるのも、入学していただいている生徒本人やご家庭のお力があってのことだと感謝しております。

Q31:東邦大学付属中学校・高等学校として知っておいてほしいことはありますか。

A31:一言であらわせば『のびやかさ』であると思います。自分の将来を広く見据えながら、日々の生活の中で力を蓄えることのできる風土があることが本校の良さだと思っています。学校見学会や学校説明会などのイベントでぜひ本校にお越しください。生徒の様子を見ていただければすぐわかると思います。

多様な個性の集まりであることも本校の伝統です。個性豊かな方々に毎年入学いただいています。6年間での様々な出会いを刺激に変えて、自分の将来の可能性を広げることのできる学校です。

👇👇👇2023入試情報👇👇👇

【中学入試】

区分前期入学試験後期入学試験
入試日2023年1月21日(土)2023年2月3日(金)
募集人数男女計240名男女20名
出願資格2023年3月小学校卒業見込みの者2023年3月小学校卒業見込みの者
出願方法インターネット出願インターネット出願
出願期間2022年12月3日(土)10:00

2023年1月10日(火)13:00
2023年1月23日(土)10:00

2023年2月2日(火)12:00
詳細は学校HPを参照ください。

👇👇👇その他👇👇👇

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