【学校紹介】千葉商科大学付属高等学校(前半:インタビュー)
学校紹介:インタビューNo.28
千葉商科大学付属高等学校
千葉県市川市中国分2-10-1
進化するSHODAI
👇👇👇インタビュースタート 👇👇👇
✐✎✐✎まずは✐✎✐✎
Q1: 生徒数は各学年何名いて何クラスずつありますか。
A1:1年生12クラス395名、2年生9クラス292名、3年生が9クラス265名です。現在の1年生にたくさん来ていただいています。
Q2:普通科と商業科の割合はどのくらいですか。
A2:普通科が722名、商業科が230名なので、だいたい3対1の割合です。
Q3:1978年~2004年女子の募集を停止していた時期がありますが、現在の男女比を教えてください。
A3:6対4くらいで、男子生徒の方が多くいます。徐々に女子生徒が増えてきています。
Q4:2021年7月に完成したばかりの新校舎はどのようなコンセプトで作られていますか。
A4:『3つのつながり』がコンセプトです。それは地域とつながり、未来につながり、生徒と生徒がつながる3つの”つながり”です。学校内にはベンチや机や椅子、ソファーがところどころに配置され、生徒同士が話したりできるようにしていますし、先生方がすぐに教えられるようなスペースがあります。
Q5:ホームページでは新クラス紹介と記載されていましたが、来年度からどのように変更されるのでしょうか。
A5:来年度は普通科が2つのクラス、商業科が1つになります。今までの普通科は特進、選抜、進学の3つのクラスに分かれていました。特進と選抜を合わせて特進選抜クラスに変更して、普通科は特進選抜クラス、総合進学クラスの2つのクラスに変えました。
Q6:今後、何クラスずつになりますか。
A6:特進選抜クラスが1クラス、総合進学クラスが5クラス、商業科2クラスを予定しています。去年のようにたくさん来ていただくとクラス数も変わってきます。
Q7:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか
A7:市川、松戸、船橋が一番多く通っています。東京から自転車で通える範囲の江戸川を渡ってすぐの生徒も多くいます。
✐✎✐✎商業科✐✎✐✎
Q8:取得できる検定数が13件あるようですが、どのような検定がありますか。
A8:商業科は簿記検定試験がメインになってきます。日商簿記検定や全商簿記検定を取得します。その他にも情報処理検定、ビジネス文書検定、商業経済検定、IDパスポート試験があります。
Q9:進級に際し、検定取得に関する規定はありますか。
A9:商業科では全商簿記検定の2級、もしくは日商簿記検定3級を取得して卒業できるように授業で行っています。中には取得できない生徒もいますが、『進級できない、卒業できない』ということはありません。
Q10:商業科の大学、短期大学、専門学校への進学または、就職する生徒の割合を教えてください。
A10:去年、商業科で就職した生徒はいません。年によって1~3名就職する生徒はいますが、本校では進学する生徒たちがほとんどです。4年制大学への進学は7割、その中で、千葉商科大学と他大学へ進学した生徒の割合は5対5です。専門学校が3割になります。
Q11: 2年生へ進級する際に簿記会計型、ITビジネス型、商品開発型の型に分けられていますが、希望すればどこのクラスへも進級できますか。
A11:どこでも選択して入ることができます。1年次にビジネス基礎、簿記、情報処理の基本的な学習を行います。そこで自分がもっと学習したい分野に進むように指導しています。
Q12:2年から3年に進級する際にコース変更はできますか。
A12:できません。
Q13: 千葉商科大学は5つの学部がありますが進学は希望すればできますか。
(※千葉商科大学の学部:商経学部、政策情報学部、サービス創造学部、人間社会学部、国際教養学部)
A13:一定の評定があり、学業成績と出欠席の基準をクリアすれば、どの学部でも成績の良い順から決まります。普通科、商業科は関係なく3年生全体を見て決まります。
Q14:普通科は特進選抜、進学の2つのクラスがあり、商業科もあります。千葉商科大学に進学するにあたり、模試などの特別な校内での審査方法があれば教えてください。
A14:内申点だけを見ます。普通科も商業科も基本60点平均になるように作問しています。商業科の方が、評定がとりやすい、または普通科が取りにくいということはありません。
Q15:他大学への進学をされている生徒が多いようですが、他校の指定校推薦はありますか。
A15:あります。普通科と商業科同じように推薦枠がありますが、何校かは商業科限定の枠があり、例えば日大の商学部は、商業科の生徒が欲しいということで枠を設けています。
Q16:一般受験をされている生徒はいますか。
A16:商業科と普通科総合進学クラスは一般受験で大学へ進学する生徒は少数です。学校推薦型選抜や総合型選抜で大学へ進学します。
Q17:地元の企業と新商品の開発(『SHOUDAI×地元企業』)に取り組んでいるようですが、どのような形で行われていますか。
A17:千葉県の地元の企業と新商品の開発に取り組み5年目になります。はじめに生徒がどのようなものを売りたいかを調査して、教員が企業へタイアップ依頼をします。承諾を得られれば、生徒は「道の駅でいくらで売れば売れるか」、客層をリサーチしながら決めていきます。それはマーケティングの勉強になります。
今年は10社とタイアップしています。最終的に作るのは、企業にお願いをしていますが、高校生の視点で、『このようなものがヒットしそうです。』と提案していきます。値段が高すぎてできないのもいくつかありますが、できるもの、良いものを選んで商品化しています。
また、ゴミになる商品の中にある棒や紙をどうするかなど、ただ売るだけではなく環境問題に発展させて考えていきます。
Q18:この『SHOUDAI×地元企業』は希望制ですか、授業内の学習で全員ですか。
A18:今の2年生は全体で学習しています。今度の1年生からは商品開発型のコースの生徒たちだけが 学習することになります。ここのコースは人気になると思います。
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Q19:総合進学クラスは3年次に文系型、理系型、商大・総合型に分かれていますが、千葉商科大学への進学は商大・総合型の生徒のみができるのでしょうか。
A19: 文系、理系の生徒でも進学することができます。
Q20:千葉商科大学へ進学決定するのはいつですか。
A20:9月の最初に指定校の枠が学校へきます。その中に千葉商科大学もあり、成績順に決まっていきますので、9月に内定します。
Q21:内部進学できる基準を教えてください。
A21:今年の3年生は”高校1年生から3年生の1学期の内申平均点が3.3”です。変更になる可能性は大です。
Q22:他大学を受験する生徒たちは千葉商科大学を併願とすることはできますか。
A22:一般受験の生徒は併願できます。特進選抜クラスの生徒は一般受験をしますので、その中で併願したい生徒がしています。
Q23: キャリア教育はいつからどのような形で行われていますか。
A23:1年生から全体で講演を実施します。2年生からクラスによって入試形態が違いますので別々に行っています。普通科総合進学クラスや商業科の生徒は3年生の6・7月にも講演しますし、普通科の生徒たちは12月の期末考査が終わった時期に最後2か月頑張るように講演を行います。
Q24:校内予備校はありますか。
A24:来年度から土曜講座という形で行います。月曜日から金曜日は対面で教員が授業を行いますが、土曜日は個別指導で業者を入れて授業をします。1年生は土曜日を必須にしています。3科目英・国・数を学習しますが、(生徒の)中には土曜日に午前中に部活動をしてから午後から3科目受講する生徒もいますし、逆に最初に勉強をして午後を部活動の時間に充てることもできます。部活動をしていない生徒は午前と午後の選択ができます。最終的に1年生のうちに学習習慣をつけてもらいたいと思っています。2年生からは希望制になります。自分でできるようになった生徒は各自で考えて学習してもらいますし、やり続けたい生徒もいると思います。
Q25:外部の予備校へ通っている生徒はいますか
A25:今は、ほどんどの生徒は通っていません。カリキュラムがしっかりしていますので、授業が予備校のようなイメージで考えてもらえばいいです。
Q26:高校3年間のカリキュラムを速く終わらせて大学受験に向けてのカリキュラムに変えることはありますか。
A26:本校は中高一貫校ではなく、高校からのスタートです。中高一貫校の生徒と(大学受験で)戦うにはカリキュラムを変えないといけないということで、多くの選択ができるように変更しました。
Q27:自習室はありますか。何席準備されていますか A27: あります。30~35席準備いています。
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