【学校紹介】小石川淑徳学園中学校高等学校 前半(インタビュー)
学校紹介:インタビューNo.127
小石川淑徳学園中等校高等学校
文京区小石川3-14-3
これからの時代を生き抜く〈3領域プラス〉の学び
👇👇👇インタビュースタート👇👇👇
✐✎✐✎まずは✐✎✐✎
Q1:1892年(明治25年)に創立され今年で132年の歴史と伝統のある学校ですが、現在各学年何クラスあり、在籍は何名ですか。
A1:中学校は各学年2クラス、1クラス20名の定員ですが、現在各クラス10名で運営しています。来年度は増員予定です。高校は1・2年生が2クラス、3年生が3クラスです。
Q2:今年度、淑徳SC中等部・高等部から校名変更されましたが、どのような変化があったのでしょうか。
A2:本校は以前、『淑徳学園』でしたので、変わったというよりは原点に戻ったと思っていただければと思います。本校は伝通院の境内にありますが、伝通院は『小石川伝通院』と呼ばれていた歴史があり、本校も『小石川淑徳学園』に正式名称に戻したと考えています。132年前に小石川の地に学校を創設した気持ちで、もう一度学校を運営していきます。
本校は、132年前に輪島聞声先生、女性のお坊さんが創設した学校です。輪島聞声先生は明治時代という女性が教育を受けることが難しかった時代に女性のために道を開いた方です。時代が変化していく中でも、女性のために道を切り開いていく学校づくりをしていく気持ちで、再スタート切るために学校名を変更しました。
Q3: ホームページを拝見させていただいて、淑徳とは『淑やかな女性の美徳』だと書かれていましたが、御校はどのような学校でしょうか。
A3:『淑徳』とは『淑やかな女性の美徳』を意味する仏教の言葉です。本校は、仏教の情操教育を中心とした教育をおこない、これからの時代に対応できる女性を育てる学校です。
現在『3領域プラス』を教育の柱として展開しています。『高い英語力』『デジタルリテラシー』『探究力』をそれぞれ学んでいますが、1つずつで捉えるのではなく、この3つを融合させて、更に『人間力の育成』に力をいれている学校です。
Q4:自転車で通学することはできますか。
A4:駐輪場がないので、自転車通学はできません。文京区は坂が多いので、自転車は向かないのではないでしょうか。
Q5:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか
A5:一番多いのは、板橋区練馬区ですが、地元の文京区も多いです。最近では、南北線からアクセスしやすいので、埼玉県の川口市からの生徒も増えています。
✐✎✐✎中高一貫ついて✐✎✐✎
Q6:コース分けをしていますか。分かれていればそれぞれの特徴をお聞かせください。
A6: GSCコースは中高一貫校のコースになりますので、1コースだけです。
A7:元々1クラスの人数が少ないですが、教科によっては得意不得意がありますので、少人数で対応しています 。
Q8:サイエンス学習に力を入れていますが、どのように行っていますか。
A8:人数が少ないので、実験を多く取り入れることができるという利点があります。週4時間理科の授業がありますが、その中の2時間は実験をしていますので、理系に興味を持ち進路選択をしている生徒が多くいます。サイエンス学習と探究の授業が絡み合っており、中学3年生は自分が興味を持ったテーマで研究していますが、理科の自由探究や自由実験を探究の成果として発表しています。
Q9:ICTを活用した教育を行っていますが、どのように行っていますか。
A9:全員一人一台Chromebookを学校で貸し出しをしており、活用して学習をしています。情報の授業で使う部分と各教科でもChromebook使って学習をしています。ICTの授業では専門の方に来ていただいて、プログラミングの基礎をScrachではじめ、次にRobo-Blocksでペッパー君のプログラミングを学び、中学3年生から高校1年生にかけて、Tinkercadでプログラミングや設計をして、3Dプリンターで実際に作成します。
今年文部科学省から『DXハイスクール』に採択されました。今後、高校段階におけるデジタル分野を支える人材育成を目指していきます。
Q10:高校への入学試験はありますか。
A10:あります。基本的には中学3年間の積み重ねに、重きを置いていますので、入試で落とすことはありませんが、高校のクラス編成を考えて、推薦入試の高入生と同じ日に受験します。
Q11:高入生と同じクラスになりますか。
A11:現在入学している生徒たちは、同じクラスになっていますが、来年度(令和7年)からは、GSCコースの一期生になりますので、中入生と高入生は高校3年間、別のクラスになります。
✐✎✐✎高等高校について✐✎✐✎
Q12:コース分けをしていますか。分けていればそれぞれの特徴を教えてください。
A12:特別選抜コースと選抜コースの2つに分かれています。目指す進路でコース分けをしています。特別選抜コースは、国公立や難関私大など上位大学を目指す生徒が選択します。選抜コースは進路の幅を広く考えたい、生徒たちが選択します。基本的にカリキュラムが大きく違うわけではありませんが、教科書の難易度が違います。1年生で選択したコースがそのまま続くわけではありません。1年生の時にじっくりと進路について考えてもらい2年生の時に再編成がありますので、そこで、特別選抜コースへ変更する生徒もいますし、選抜コースへ変更する生徒もいます。
Q13:オーダーメイドカリキュラムとはどのようなものですか。
A13:高校2年生からオーダーメイドカリキュラムが始まります。現在のオーダーメイドカリキュラム内容を変更する予定になっています。選択授業はコースを越えて受講することができます。
令和7年から中高一貫校の生徒(GSCコース)と高入生(特別選抜コースと選抜コース)は別クラスになりますが、選択授業では一緒に学ぶことがあります。
Q14:少人数制授業・習熟度別授業を行っていますか。
A14:選択授業は10名前後で行われていますし、理系科目では少人数で学んでいますので、少人数授業になっています。
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