【学校紹介】不二聖心女子学院中学校・ 高等学校 前半(インタビュー)
学校紹介:インタビューNo.122
不二聖心女子学院中学校・高等学校
静岡県裾野市桃園198番地
【不二の丘から世界へ・・・】
女子校
👇👇👇インタビュースタート👇👇👇
✐✎✐✎まずは✐✎✐✎
Q1: 不二聖心女子学院中学校・高等学校とは、どのような学校ですか。
A1 :静岡県裾野市にある、カトリックのミッションスクールです。中高6年間で、自分のキャリアをデザインし続け、将来の自分がどのように社会とつながっていくのかを考え、行動していく、社会に貢献できる女性の育成を目指しています。
Q2: 各学年の何クラスあり何名在籍していますか。また、その中に県外から入学している生徒は何名いますか。
A2 : 各学年2クラスで、1学年が80名程度の小さい規模の学校です。生徒は19都道府県と広域な地域から集まります。県外の生徒は289名、全体の6割です。首都圏出身者は、学校全体の約半数です。
Q3: 御校の教育方針『魂を育てる』『知性を磨く』『実行力を養う』がありますが、具体的にどのような取り組みを行っていますか。
A3: 毎年、一つの教育方針に焦点をあて、3年間の中で3つの教育方針をスパイラルに深めていきます。教育方針に沿った学校目標を、生徒、教職員が意識して生活していきます。
謙虚に自分自身を見つめ、自らを深めていくことができるように魂を育てること。広い視野で物事をとらえ、自分の考えを明確に表現できるよう知性を磨くこと。人や社会と積極的にかかわり、誠実に行動していく実行力を養うこと。これらを目指しています。
Q4: 寄宿生と通学生がいますが、割合を教えてください。また県外募集人数定員はありますか。
A4: 全体の約半数が寄宿生です。県外募集定員は特に設けておりません。
Q5: どのエリアから通学さている生徒が多いのでしょうか。
A5: 5割が首都圏、4割が静岡県内、1割が中京圏から入学しています。その中で、県外からの生徒はほとんどが寄宿生活を送っていますが、7時過ぎ品川発の新幹線で毎日通学している生徒もいます。通学は、片道1時間半以内、寄宿生は片道4時間以内です。(一部、保証人制度を利用している生徒や、高校生で学生会館の利用をしている生徒もおり、4時間を超えるエリア出身の生徒もおります。)
✐✎✐✎学びについて✐✎✐✎
Q6:コース分け、少人数授業、習熟度別授業を行っていますか。
A6: コース分けは行っておりませんが、高校では多くの選択科目があり、自分の進路に合わせて、授業を選択していきます。英語と数学は、学年を小さな集団に分け、習熟度別授業を実施しています。
Q7: 中学3年生で卒業研究をしていますが、どのように行われていますか。
A7: 中学1年生での学年研究で問いの立て方・研究の基礎を学び、中学2年生でのグループ研究でテーマを多角的にとらえ研究の深め方を身につけ、その集大成として、中学3年生で1人1テーマの研究を最大25000字の卒業研究を行います。生徒一人ひとりに、メンターとして教員がサポートをしていきます。
Q8: ICT教育は、どのように行われていますか。
A8: 1人1台のPCがあり、Google Workspace for Educationを活用してクラウド上で学習支援を行っています。中学1~3年生は、プログラミングを集中して学ぶTech. Dayを設け、高校での学びにつなげています。高校生は全員Adobe Creative CloudやCanvaを使用できます。
Q9: 体験学習・留学には、どのくらいの生徒さんが参加していますか。
・長期留学(1年間・中学3年生以上対象)(カナダ・フランス・イギリス・ニュージーランドアメリカ・オーストラリア・ドイツ・イタリア・オランダ・チェコ・スウェーデン・スイス・メキシコ・フィリピン・タイの実績があります。)
・ターム留学(3カ月・中学2年生以上対象)(オーストラリア・アメリカ・カナダ・ニュージーランドの実績があります。)
・姉妹校交換留学(3週間・高校生対象)(フランス・イタリア・台湾・メキシコ・アメリカ)
・ボストングローバルキャリアプログラム(夏休み2週間 ホームステイ)
・ケンブリッジクロス カルチェラルプログラム(春休み2週間)
・カンボジア体験学習(夏休み 約8日間)
・タイ体験学習(夏休み 約10日間)
・フィリピン体験学習(夏休み 約10日間)
・静岡県高校生の海外体験促進事業(ジョージタウン大学オンライン英会話プログラム 10日間)
・カルフォルニア州立大学サクラメント(2週間)
A9: 留学については、コースがあるのではなく登録制です。「いつでも・誰でも・どこにでも」と、自分に合ったスタイルを選択し、留学プログラムにチャレンジしています。
・1年間の長期留学は、学年の1割を超える生徒が出かけることもあります。中でも姉妹校長期留学は人気があります。20.1~21.1ニュージーランド、21.8~22.6カナダ、22.8~23.6カナダ2人、のようにコロナ禍でも安心して受け入れていただくことができました。その後も23.1~23.12ニュージーランド、23.8~カナダ3人24.6帰国予定。そのほか、姉妹校以外に留学する生徒(2024年6名、2023年4名、2022年2名)もおります。
・ターム留学は、2023年度からスタートしました。2023年はニュージーランドに中2、1人、高2、2人、カナダに高2、1人、フィリピンに高2、1人、オーストラリア高1、1名、2024年はオーストラリアに高2、2人、ニュージーランドに高1、2人、今後も出かけていく生徒が準備をしています。
・姉妹校などの短期交換留学は23年度(派遣3人(アメリカ2・イタリア1)・受け入れ2人(アメリカ2)。22年度(派遣1人(アメリカ)・受け入れなし)21年度(派遣・受け入れ共にナシ)です。
・文科省主催の「トビタテ留学JAPAN!」(奨学金での3か月までの留学)が昨年度は高校生5名が合格しました。今年度も高校生1名選考を通過して、現在4~5名が選考結果待ちです。
・Virtual Collaborationで6か国の聖心の各代表5名(計30名)で毎月オンラインによる英語の会議を行っています。
※ボストン~以下は、コロナ禍を経て、姉妹校主催のプログラムも含んでおり、実施はしているが本校は不参加のプログラムもあります。
Q10:英語教育で力を入れていることはありますか。
A10: 4技能をバランスよく伸ばすこと、特にSpeaking、Writing、Presentation, Speechなどのアウトプットに力を入れています。年間30時間、オンラインを使って海外の先生と1対1の英会話の授業を中1~高3まで実施しています。
✐✎✐✎宗教教育について✐✎✐✎
Q11:キリスト教の礼拝はありますか、あればどのくらいの頻度で行われますか。
A11:毎朝タワーベルの鐘の音を聞き、お祈りをして一日をはじめ、お祈りで終わる毎日を過ごしています。
Q12: 聖書教育がありますが、キリスト教を信仰していない方もいますか。
A12:ほとんどの生徒が入学後に初めてキリスト教に触れます。 宗教の時間がありますので、キリスト教信者の方でなくても安心して入学することができます。
Q13: 宗教行事はどのようなものがありますか。
A13: 新年度祈りのつどい、マリア様の祈り、聖マグダレナ・ソフィア(創立者)の祝日、みこころの祝日、祈りの会、中3長崎祈りの会旅行、高2フランス・ルーツへの旅、感ずべき御母の祝日、聖フィリピン・ドゥシェーンの祝日、クリスマスキャロルなどです。
✐✎✐✎長期休みについて✐✎✐✎
Q14:長期休みはどのくらいの期間ですか。
A14: 夏休み7月下旬から8月下旬、冬休み12月下旬から1月上旬、春休み3月下旬から4月上旬です。
Q15:長期休みの際は、生徒たちは帰郷しますか。
A15: 本校の寄宿舎は、週末帰宅型です。長期休みだけでなく、毎週末帰宅します。(一部、保証人制度を利用している生徒や、高校生で学生会館の利用をしている生徒もいます。)
A16:受験生を対象とした、放課後の補修や、高校生対象の夏期講習の実施をしています。
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