【学校紹介】都立江東商業高等学校 前半(インタビュー&イベント日程)

学校紹介:インタビューNo.103

都立江東商業高等学校

江東区亀戸4-50-1

『100年を超える 伝統と革新』

共学校

今回インタビューに答えてくださった
校長 智片 将也先生

👇👇👇2023年入試イベント👇👇👇

日程時間内容
2023年10月28日(土)文化祭
2023年11月11日(土)8:00~11:50学校公開
2023年11月11日(土)14:00~15:00学校説明
15:00~16:00施設見学・個別相談
学校説明会
2023年12月2日(土)10:00~15:00入学相談会
2024年1月13日(土)10:00~15:00入学相談会
上記のイベントは、すべて予約が必要です。予約は、学校の電話またはHPより受付
【個別学校見学】電話にて随時受付をしています。

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

Q1:1905年(明治38年)に創立され、110年を超える伝統と歴史がある商業高校でが、現在各学年クラスずつあり、何名が在籍していますか。

A1: 現在、約430名が在籍しています。各学年5クラスずつ全15クラスです。

Q2:男女比はどのくらいですか。

A2:男女比は毎年異なります。現3年生は1,女子は2の割合です。1年生はほぼ1:1の割合ですが、男子生徒の方が多いです。

Q3:御校の教育目標を教えてください。

A3:(スクールミッション)

民主的で平和な社会の実現に貢献する人材、『生きる力』を備えた人材、基礎学力を身に付け英語・簿記計算・情報処理のビジネス三言語を活用できる人材、自己実現に向けて努力し国際社会に羽ばたく人材を育成することを目指し、商業教育を核とした教育活動を通して、社会人基礎力を備えた生徒を育成しています。

就職や進学の際に英語力が問われます。専門科目に偏ることがなく鍛えていきます。

Q4:課題解決学習(PBL)などのビジネス科として先進的な取り組みを行っているようですが、具体的にどのようなことを行っていますか。(大学や企業との連携など)

A4:おもにビジネス科の学習で行っています。

1学年の『ビジネス基礎』では、教科書の他に東京都教育委員会で作成した『東京のビジネス』という副読本を資料として用い、調べ学習を行って、教科書の内容を深掘りする調べ学習を行っています。

2学年の『ビジネスアイデア』では、産業能率大学の大神教授にご指導いただきながら、高校生の視点で。世の中の困りごとを解決するための調査・研究を行います。

そして3学年『課題研究』で、生徒自身でビジネスに関する課題を設定し、探究的な学びを行いながら、課題解決のためのアイデアを発表する流れで学習を行っています。

今後は地域と連携をしながら、実務的・体験的な学びを行って、地域課題の解決の提案をしていくことが目標です。

Q5: 自転車で通学することはできますか 。

A5: 生徒の約8割が自転車通学です。道路を挟んで向かい側に2カ所駐輪場があります。

Q6: どのエリアから通ってくる生徒が多いですか

A6:江戸川区、江東区、墨田区のエリアから通学している生徒が多いです。

✐✎✐✎学校の取り組み✐✎✐✎

Q7:東京都教育委員会より『ビジネス人材育成推進校』に指定されていますが、どのような取り組みを行っていますか。

A7: ビジネスに関する授業を通じて、簿記、情報処理、電卓、ワープロなどの資格取得の他に、東京都教育委員会の協力の下、日商簿記1~3級講座、Word、Excel、PowerPointなどのアプリやローコードツールを用いてアプリやシステム設計を行うデジタルスキル講座、英検対策講座の3つを無料で受講することができます。

英検対策講座は、ECCが運営をしていただいており、対面とオンデマンドで実施し、現在1~3級を受講することができますが、来年度からは5級から取得できるような講座の準備を進めています。日商簿記は専門学校『TAC』が運営しています。

先生方が生徒に授業外で教えるには限度があります。オンデマンドですと放課後や休日にも学習できますし、先生方の働き方改革の一つとしても考え、先生方のワークライフを犯すことなく生徒たちが自主的に学ぶことができます。

✐✎✐✎基礎知識・技能・学力 ✐✎✐✎

Q8: 習熟度別授業や少人数授業はありますか。(どの教科を、どのように分けていますか。)

A8:1年生の英語のコミュニケーションⅠで少人数制授業を行っています。入学時から英語が苦手で入学してくる生徒がいますので、少ない人数で展開することにより、苦手意識を克服することが目標です。また体育、家庭科でも1クラス2展開で少人数制授業を行っています。さらに、簿記、財務会計Ⅰでは習熟度別授業を行って、生徒の理解度に応じて授業を行っています。

学習に苦手意識をもって入学してくる生徒が多くいますので、その部分は丁寧に行っています。

Q9: 多くの検定試験に取り組むことができますが、どのような検定を受検できますか。

A9:

内容受検月
全商珠算・電卓検定6月・11月
全商簿記検定6月・1月
日商簿記検定6月・11月
全商ビジネス文書検定(ワープロ)7月・11月
全商情報処理検定(Excel)9月・1月
全商英語検定9月・12月
秘書検定5月・9月・12月

他に日本情報処理検定協会の日本ワープロ検定、表計算検定なども受検しています。

苦手意識のある生徒たちなので、『こんなに力がついているよ』と検定で示してあげると自信に繋がります。

検定は全員受検の形で行っています。実績は約7割です。上級の検定はなかなか難しいですが、1年生の目標は7割にしていますが、それは達成しています。

Q10:夏期講習・冬期講習、特別講習はありますか。(検定に向けた講習を含め)

A10:それぞれの検定前には、先生方の献身的な努力により、土曜日や放課後や検定前日に補習を行っています。今年度は簿記、英語で夏期講習を実施しました。

Q11:進級・卒業要件に資格の取得はありますか。

A11:進級・卒業判定は日頃の授業により行いますので、この資格を取得しないと進級できないという規定はありません。あくまでも資格は努力目標となります。生徒の評価も、暗記して知識・理解の部分だけを評価される社会から、それを基にどのように思考・判断しているかを観るように、学習指導要領も変わってきていますので、それを反映しています。

Q12:自習室はありますか。

A12:自習室の設置はありません。放課後の普通教室やパソコン教室が使えるようになっています。

Q13:3年次に一般選択、課題研究選択、商業選択がありますが、これはクラス分けですか。

A13:生徒の興味、関心や希望進路により生徒自らが授業を選択します。現在、一般選択は、普通科目(国数英理社家庭科、体育を含む)の講座、課題研究は商業の中の講座で、ビジネスの体系的な学習の中で、自分で課題を見付けて解決の糸口を考え発表します。併せて8講座設置し、商業選択は商業科目の商法処理や簿記など9講座設置しています。

クラス分けではなく、進路に必要な要素は違ってきますので、体育系の大学へ進学希望の生徒は、商業科目よりも普通科目で体育を勉強するなど、進路に応じた選択をしています。

Q14:Q13では希望の選択先に行くことは可能ですか。

A14:人数が少ない場合は講座が成立しない場合があります。基本的には希望の選択先に行くことができます。

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