【学校紹介】東京都立町田高等学校 前半 インタビュー

学校紹介:インタビューNo.130

東京都立町田高等学校

町田市中町4-25-3

不滅の伝統を継承し、高みを目指す

共学校

今回インタビューに答えてくださった
統括校長 南斉 道雄先生

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

A1: 各学年8クラス 在籍は5月1日現在で946名です。

A2: 推薦入試では女子の合格者が多く、学力検査ではやや男子が多い結果でした。結果として第1学年は男子164名、女子155名になりました。

A3:すべての教育活動、特に学校行事や部活動は生徒の自主的な運営が行われています。その自主性の上に、生徒は学習や受験勉強と学校行事・部活動を両立させています。

 具体的には、朝は早めに登校して自主学習、放課後は部活動や委員会活動、定時制が始まる5時になると自習棟に場所を移して8時まで学習して帰るというのがルーティンです。

  様々な学校行事は長い伝統を受け継いで続いていますが、毎年何か新しいものを加えている印象です。

A4:できます。全体の2~3割が自転車通学です。令和6年度からはヘルメット着用が許可の条件になりました。

A5: 町田市内の生徒が一番多く、次いで八王子市、多摩市、稲城市、世田谷区、狛江市などです。

✐✎✐✎東京都指定校✐✎✐✎

A6:国公立大学や私立難関大学受験に十分対応できる教育課程を編成しています。また希望者を募って『土曜特進講習』を実施、長期休業中には1年生向け『夏の学校』、2年生向け『春の学校』、そのほかに夏期・冬期・春季講習を実施しています。

教員は年に2回の授業力向上研修を開催。自主的に予備校等での教員向け講座に通う先生も何人もいます。さらに模擬試験の度に、教科での結果分析を行い、生徒との面談やその後の授業に生かしています。3年生では模試結果から出願指導検討会を全教員出席で実施します。もちろんそれが共通テスト後の生徒の出願戦略に反映されていくわけです。

A7:本校では研究所等を見学する『サイエンス・ツアー』、筑波大や東工大での『サイエンス・カフェ』、さらに東京都主催の『科学の甲子園』参加などを行っています。科学の最先端に触れることで自らの進路を考えるきっかけになると思います。

A8:英語教育推進校としては、夏季休業中に海外からのオンラインでリスニング・スピーキング講習を受けることができます。また外部英語試験の受験料が東京都から支給されます。

国際交流リーディング校は、東京都のウェブサイトでの掲載、認定証の交付。

海外学校間交流推進校としては、3月の9泊10日の海外語学研修とそのための事前研修がメインです。そのほかに毎年、アメリカの学校から訪問があり、各クラスに分散して一緒に授業を受けたり、放課後に交流したりします。

A9: 文部科学省の事業を東京都が「特別メニュー」として実施するものです。世界的に見て遅れをとっている日本のDX化を高校生から推進していこうというものです。1,000万円の予算が付き、様々なICT機器を購入できます。それを駆使して生徒に先進の情報教育を行っていきます。必修の「情報Ⅰ」だけでなく選択科目の「情報Ⅱ」選択者を増やしていくことも目標です。

町田高校はICTや一人一台端末の活用において先進校として全国的に有名です。毎年、文科省や全国の高校から視察に来たり、本校の教員が他県の研究会の講師として招かれたりしています。私たちは町田高校のICT活用スキルは日本一であると自負しています。

✐✎✐✎基礎知識・技能・学力 ✐✎✐✎

A10:国語・数学・英語は2クラス3展開の習熟度別授業を実施しています。

A11:2年生までは文理選択を行わず、全員が全科目を履修します。これからのAIの時代に必要となる幅広い教養を身につけるためです。国公立受験を視野に入れ、生徒の選択の幅を広げるねらいもあります。3年になると、それぞれの進路に合わせて選択科目がほとんどになっていきます。

A12: 1日6時間の場合、5日で30単位、土曜授業実施校でも32単位(土曜授業は隔週のため)

   本校は1日7時間が5日で35単位です。

A13:1年生ではクラスでの個人単位で探究の基礎を学びます。2年生では4人程度のグループで本格的に探究に取り組んでいきます。学術論文形式の論文を製作し、年度末には体育館でポスターセッションを実施します。3年生では進路学習がメインになりますが、総合型選抜(高校時代に研究したことを入試=旧AO入試)希望者には個人単位でメンターがつき、準備指導を行います。

A14:A6の通りです。3年の夏期講習を例にとると40講座です。自分の進路に合わせて希望します。

 A15:あります。「進学指導特別推進校」の予算から報償費が支出されます。自習棟に詰めてもらい、質問をうけます。考査前は特に利用率が高いようです。

A16: 建物1つがまるまる自習のための施設です。多目的講義室(飲食可)80名、講義室40名×5室、小講義室20名×2。もちろん冷暖房完備ですが、あえて廊下に並べた机で学習する生徒も多くいます。PTAが5円コピー機を設置してくれており、自由に使えます。また同窓会が赤本や青本を揃えてくれています。小腹を満たすためのパンの自販機も設置されています。

A17: 定時制が始まる17時下校が原則ですが、グラウンドや体育館の部活は18時まで、自習棟での学習は20時までOKです。

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