【学校紹介】啓明学園中学校高等学校 後半 インタビュー

学校紹介:インタビューNo.96

学習・生活において自発的に行う生徒たち

啓明学園中学校高等学校

世界を心に入れた人を育てる

北泉寮

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎国際教育✐✎✐✎

A18:現在、カナダセメタリー留学へ行っています。ドイツやアイルランド、オーストラリア、アメリカ、カンボジアのワークショップがあります。カンボジアのワークショップはフェアトレードで支援活動を行っており、その様子を生徒たちが動画を作成してInstagramに挙げていますので、是非ご覧になってください。

A19:成績や面接を鑑みて決定しています。

A20:昨年度1月に本校でSGHの報告会がありました。初めに学校ごとの取り組みについて発表します。その後、宇都宮大学の湯本先生がファシリテーターで、本校と岡山学芸館高等学校、和歌山信愛中学校高等学校、広島女学院中学高等学校、昭和女子大学附属高等学校の5校でワークショップを行いました。学校ごとに固まらないようにグループを組みカンボジアの支援について話し合いました。1校5~6名が選抜され全体で約30名が参加しました。アイスブレイク後、考察して発表します。選ばれた生徒たちはアウトプットが得意な子たちなので、有益な会になりました。

※SGHとは、スーパーグローバルハイスクールの略、文部科学省が2014年に始めたもので、将来世界で活躍できる国際感覚に優れた人材の教育に力を入れている高等学校をSGHに認定し、補助金を支給して援助している制度です。

A21:世界50か国の私立学校、約230校が加盟している国際的な私立学校連盟です。加盟校同士は、バラザと呼ばれるミーティングや交換留学、国際会議への生徒を派遣して、様々な形で交流をしています。毎年ホスト校が決められており、その国へ出向きます。一昨年はイギリスで開催され、コロナ明けで多くの国と地域が参加しました。

A22:英語です。やはり英語の習熟度が高くないと難しいです。ただ国際生だけがここに参加しているかというとそうではありません。国際英語クラス所属の生徒だけでなく、一般英語クラスの生徒で参加を希望することも少なくはありません。Round Squareは希望制ですが、希望者が多くなれば、選抜します。

A23:生徒はタイピングの練習のため、Surfaceを使用しています。

A24:啓明学園は、1940年に三井家総本家11代目、三井八郎右衛門の実弟、三井高維氏によって創立されました。東京の赤坂台町にあった私邸を開放し、海外に勤務する方々の子女たちが。将来世界に雄飛し、国際的に奉仕ができ、信仰を持てるようにと、人材の育成を目指したことが学園の始まりです。大恐慌を経て世界中が不安に包まれ、日米戦争の不穏な空気が迫るあの時代に、高維は外国語(英語・ドイツ語・フランス語)教育の専門教員を配し、「国際的に有能に活躍し得る素地を養成」することを目標の一つに掲げました。以来84年のあゆみの中で、本校は多くの帰国生・外国籍生・留学生を受け入れ、世界中の多様な国・地域と親交を深めてきました。高維が理想とした「世界を心に入れた人の育成」、そして、多様な文化が共生し、生徒一人ひとりがのびのびと心豊かに過ごせる学びの環境は、今でも受け継がれています。

A25:英語の授業は、30%の国際生は、HonoursとRegularに分かれて学びます。70%の一般生は2クラスを3展開で授業を行っています。一般のクラスは教科書で授業を行っていますが、最終的には洋書を読み、自分の言葉で話ができるように取り組んでおり、学校のイベントである純ジャパのスピーチコンテストに繋がっていきます。

外国語スピーチコンテストは、今年で第57回になる伝統と格式があるコンテストです。今年は昭島にある『昭島市民会館』の大きなホールで行いました。毎年、英語だけでなくタイ語やタガログ語、韓国語である母国語で話す生徒もいます。校内で選抜があり、選ばれた生徒たちが、決勝の大舞台でスピーチをします。対象は小学1年生から高校3年生までで、一日かけて行います。

✐✎✐✎進路指導について✐✎✐✎

A26:年1~2回は実施します。

A27: 講演会やキャリアガイダンスを行っています。高校、1学年の人数が120名おり、指定校枠が100枠あります。その中でGMARCH以上が約25枠あります。本校の進路の特徴は、早稲田大学国際教育学部、法政大学GIS(グローバル教養学部)、APU(立命館アジア太平洋大学)へ進学するなど、英語を念頭に置き、国内生、国際生問わず、そのような大学へ進学する生徒が多くいることです。また海外の大学へ進学する生徒が多くいます。令和5年度では6名の生徒が海外へ進学しています。その中には北京大学の医学部の合格し9月に入学する生徒もいます。

A28: 30席あります。図書室にも自習スペースがあります。

A29: 昨年の行われた実績になりますが、高校生を対象に夏期特別学習が約20講座、冬期特別学習が約12講座ありました。他にも『希望者講習』を平日の放課後に中学1年から高校3年生を対象に実施しています。その中に英検対策講座があります。

A30:分かれますが、圧倒的に文系の生徒が多いです。コースなどはなく、クラスは文理一緒です。

A31: 年内に合格する生徒が非常に多くいるのが特徴です。指定校枠が30%、総合型選抜が30%、一般が30%、残りの10%が海外大学です。例えばSATの資格や帰国生の英語の試験で合格をしています。英語のスキルで合格をしているのが最大の強みです。

また本校のボリュームゾーンはGMARCHです。また一般受験が少なく、日東駒専の進学率が非常に少ないです。また全国の学校から比べるとICUと上智大学への進学率が非常に高く、私立大学へ進学するのも特徴の1つです。

A32:大学に90%弱が現役合格をします。短大・専門は約5%、就職は現在はいません。

✐✎✐✎その他✐✎✐✎

A33: 敷地が3万坪あります。この敷地の中に小学校・中学・高校の校舎があり、東京都の指定文化財の『北泉寮』。その奥にカフェテリアがあります。初等学校体育館、中高体育館、第一グランド~第三グランドがあり、その他にテニスコート、野球場があります。

A34:他に国際学級の教室があります。国際生の中には社会や国語がホームルームクラスでできない生徒がいます。その場合に『国際ピログレムクラス』で個別に授業を実施しています。入学の際、審査を行いますが、多言語、多文化、多人種は念頭におかれていますので、他校で受け入れが難しい生徒も中にはいます。本校の国語の教員の中に日本語の教員免許を取得している者がいますが、日本語のできない生徒の受け入れは中学1年生までにしております。なぜなら高校からですと3年間で日本語をマスターするのが非常に難しいからです。お子様の全体をみて判断させていただいています。

A35: カウンセリングルームがあり、カウンセラーが対応しています。

A36:『世界を心に入れた人を育てる』がパワーワードになっていますが、世界に向けて自己発信し、学習・生活において自発的に行う生徒たちです。発話が得意で、コニュニケーション能力が高い生徒たちです。人種を問わない学校なので、寛容な所もあります。

A37:本校はダイバーシティ(多様性)であることが大前提な学校です。日々、SNSで発信していますので、是非ご覧ください。

👇👇👇その他👇👇👇

✐✎✐✎運動施設✎✐✎

✐✎✐✎教室✎✐✎

✐✎✐✎広い敷地内✎✐✎

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