【学校紹介】文華女子高等学校 前半(インタビュー)
学校紹介:インタビューNo.126
文華女子高等学校
西東京市西原町4-5-85
【未来自立力】
女子校
👇👇👇インタビュースタート👇👇👇
✐✎✐✎まずは✐✎✐✎
Q1:1916年(大正5年)に創立され108年の歴史を持つ学校ですが、現在各学年何クラスあり、在籍は何名ですか。
A1:1年生2クラス、2年生3クラス、3年生3クラスです。全学年で在籍は161名です。
Q2:建学の精神『質実・貞純・勤勉』がありますが、具体的にどのような取り組みを行っていますか。
A2:質実は「自分を飾ることなく真面目なこと」、貞純は「操が賢く、真心があること」、勤勉は「一生懸命に努力すること」になります。その3つの建学の精神を身につけて欲しいと願っています。本校では作法の授業で茶道や華道を学び、免状を取得することができます。また情緒を育むために、年3回芸術鑑賞会を行っています。実際に校外で見ることもありますし、学校にお呼びして鑑賞することもあります。本物の芸術に触れることを大切にしており、3年間で9回芸術に触れる機会を設けています。古典のものから現在のものまで幅広い芸術を見て感じて欲しいと思っています。昨年はバイオリンと三味線のペアをお呼びして、講堂で鑑賞しました。
勤勉に関してですが、朝に「文華タイム」があります。8時25分~40分の時間で、読書や英単語テスト、漢字テストがあります。満点を取ると廊下に貼りだされ、1000人入る講堂で表彰されます。また漢字検定、英語検定、数学検定など級にかかわらず、受検して取得したらすべて表彰をします。家庭学習の習慣を身に付けて欲しいと思っていて、モチベーションが上がるきっかけ作りをしています。
Q3:自転車で通学することはできますか。
A3:できます。自転車通学をしている生徒が多く、約7割の生徒が自転車通学をしています。通学範囲に制限はなく、自転車のチェック、保険の加入、ヘルメットの着用を確認して、許可を出しています。
Q5:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか
A5:多摩5市や練馬区、新座市や所沢市などから通ってくる生徒が多いです。西東京市、東久留米市、小平市の近隣からは、自転車で30分以内で通えます。また電車・バスを利用する生徒も多くいます。本校はひばりが丘からバスで15分、田無駅からですとバスで7分です。本数が多く、いずれも校門の目の前にバス停があり、とても便利です。
✐✎✐✎学びについて✐✎✐✎
Q6:コース分けをしていますが、それぞれの特徴をお聞かせください。
・選抜コース
・進学コース
A6:コース分けは2年生から行っており、1年生は分けていません。選抜コースは、看護・医療系や上位の大学を希望している生徒たちです。模試の成績を加味して一定の成績を収めた生徒が入ることできますが、基本的に本人の希望でコース分けをしています。このコースを設定したのが現高校3年生の代からで、3年生は、選抜コースが2クラス、進学クラスが1クラスになっています。進学コースはそれ以外の私立大学、短期大学や専門学校へ進学を希望する生徒たちです。また保育系を目指す生徒が多く選択しています。
Q7:コース分けは何年生からですか、また文理選択はいつでしょうか。
A7:コース分けが2年生からなので、その時に文理選択もします。
Q8:途中でコース変更はできますか。
A8:できません。2・3年生は同じコースになります。
A9:本校では英検の取得に力を入れていますので、級で習熟度別に分けて学習していますし、授業内で英検対策を行っています。
Q10:伝統の家庭教育寮実習とは、どのようなものですか。
A10:家庭学習寮実習を行っているのは、全国を見ても本校だけではないでしょうか。学校の敷地内に一軒家があり、そこが家庭教育寮になっています。コロナ前は2泊3日で実施していましたが、コロナ禍では中断しており、現在1泊2日で再開しています。授業終了後、寮に入ります。約6名が1班になっており、1班ごとに実施しています。自分たちの夕食、翌日の朝食とお弁当を作るために、半分が買い物へ行きます。その間、半分の生徒は、お風呂掃除をします。買い物には予算が決まっており、その中でやりくりをします。食事のメニューは、自分たちで献立を考えますが、それまでに『バランスの良いメニュー』の学習をしていますので、それに沿ってメニューを班で考えます。家庭学習寮実習の専属の先生がおり、『朝食にフルーツを食べるのがなぜいいか』といったお話もしてくれます。
一番苦労をしているのが、お布団のシーツ入れです。普段ベッドで就寝をしているので、やったことがないようです。終了後に感想を書きますが、一番多いのは『お母さんは毎日こんなに大変なんだ。』『これから親の手伝いをします。』です。みんな、そこに気付いてくれます。
✐✎✐✎英語教育 ✐✎✐✎
Q11:海外語学研修・留学・ターム留学などは、ありますか。
A11:個人の希望で、留学は認めています。
Q12:English Contestとは、どのようなものでしょうか。
A12:『レシテーションコンテスト』という名前で実施しています。キング牧師、マザー・テレサ、ヘレン・ケラーなどが語った有名なスピーチを暗唱して、クラスで発表をし、そこで選ばれた生徒がクラス代表として発表するのが『レシテーションコンテスト』です。各学年(1・2年生)で優勝した2名の生徒は、文化祭で発表します。
Q13:年3回の英検に力を入れているようですが、どのようなことを行っていますか。
A13:英検は年3回受けることができますが、その中の1回は全員で受験をします。その日は英検DAYといって、午前中はリスニングを含め英検に特化した授業を集中的に行います。そして、午後から英検を受検します。
Q14:英語教育で御校独自のプログラムや力を入れていることはありますか。
A14:年1回、1・2年生がTGG(TOKYO GLOBAL GATEWAY)へ行きます。2年間で2回行くことができ、好評です。英会話に慣れていない生徒の中には、目的を見失い戸惑う子がいますので、学習の目的を明確にするために、事前研修をしっかり行います。TGGの事前研修では、職種に応じたフレーズを学びます。本校の生徒の特徴かもしれませんが、中学時代は引っ込み思案だった子が多く、自信を持って参加することが狙いで、事前研修を行っています。
2年生の修学旅行の場所は、オーストラリアです。姉妹校『ローズビルカレッジ』(女子校)がオーストラリアにあり、現地で交流をしています。こちらも事前にビデオレターでのやり取りをして、気持ちを盛り上げ、英語を話す機会を増やします。現地では、先方の生徒とペアを組み、一緒に日本語の授業に参加します。通常の海外旅行では味わえない体験をして、国際感覚と視野を広げます。
ネイティブの先生と毎週火・金曜日にEnglish Lunch & Gameも実施しています。一緒にランチをして、ゲームをします。その間は、全て英語を話します。それに参加すると特典としてゼリーがもらえます。
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