【学校紹介】日本大学豊山女子高等学校・中学校 後半(インタビュー)

学校紹介:インタビューNo.125

優しく、穏やかな生徒たち

日本大学豊山女子高等学校・中学校 

その個性を、待ち焦がれて。

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎グローバル教育について ✐✎✐✎

A19:『オンライン英会話』は、今年度約80名が参加しています。別途料金はかかりますが、通年で実施しており、意欲があれば、毎日活用することができます。教員でも活用している者がいます。

『ケンブリッジ大学 サマープログラム・イースタープログラム』は、日本大学とケンブリッジ大学が提携して実施しています。ケンブリッジ大学のドミトリー(寮)が空く期間に、日大の各付属から選抜された生徒たちが参加できます。各校のトップの生徒が選抜されて参加し、毎年一皮むけて帰ってきます。サマープログラムは本校から3名、イースタープログラムには2名が参加します。付属校が26校ありますので、サマープログラムでは78名、イースタープログラムには54名が集まります。19日間ケンブリッジ大学で講義を受けてきます。対象は高校全年生です。

『ターム留学』は、場所や時期は自分で決めることができます。参加する生徒の英語のレベルや場所によって費用が違います。自分で外部で決めてくることもできますし、学校から業者を斡旋したりする仕組みもあります。学年のスタートも終わりも同じクラスになりますので、2学期に行く生徒が多いです。

『カナダ留学』は、なくなり、今年度から『イギリス留学』になります。『ブライトン語学研修』と呼んでいます。30名を想定していましたが、32名の応募がありましたので、全員連れて行くことになりました。

A:20:『LADYプログラム』 は、Leadership and Action for Determined Youthの頭文字を取ったもので、ハーバード大生が中心となって企画しており、世界で活躍できる女性リーダー育成を応援するプログラムです。

本校のホームページに記事を掲載していますので、是非ご覧になってください。

A21:English Roomは、英語部の活動の場でもあり、5名いるネイティブ教員の中の誰かがいてくれます。行けば日常的に英会話ができる状態になっており、DVDの鑑賞やボードゲームやトランプをしています。English Roomだけでなくラウンジにもネイティブの教員がいつもいます。

✐✎✐✎進学について✐✎✐✎

A22:3者面談は、学年によって違いますが、1学期では期末考査後から長期休暇の上旬にかけては、どの学年でも実施しています。また2年生が修学旅行期間中は、午前中だけ授業をして、午後から3者面談をしています。3年生になると進路の話になりますので、基礎学力到達度テストの結果が返却されてきたタイミングでも3者面談をしています。各学年少なくても2回は3者面談をしています。2者面談は頻繁に行っています。学期に一度は少なくても行っています。

A23: 付属の生徒は全員受験することになっています。日大の推薦入学をするための資格になっています。

A24:付属の学校が26校あり、一学年約1万人います。春は1・2・3年の全員が受験します。1年次の基礎学力は中学3年間の内容がどれくらい理解しているかを測ります。大学への推薦に関して1年次の結果は含まれません。受験していることが条件です。2年生以降の結果は大学への推薦の持ち点になります。2・3年生の春の結果が各2割、3年生の9月の結果が6割です。文系であれば地歴公民、理系であれば理科が入り、4教科で序列が付きます。第一希望~第三希望まで提出して、上位の生徒から決まっていきます。その後、課題が出たり、面接をしたりします。これが基礎学力テストを使用した推薦入試です。年によって変わりますが、7~8割の定員がこれで決まります。残りの2~3割は、学校に枠がきて校内選考をして決まります。

基礎学力なので、難しい問題が出題されるわけではありません。普段の勉強をしっかり行っていれば、点数を取ることは難しくはありません。もちろん難易度が高い学部もあります。その最たるものが医学部、定員は全国1万人中15名、生物資料科学部獣医学科が全国1万人中33名です。

A25:制度としては、国公立併願方式があります。当然国公立を受験する生徒が対象です。しかし、全学部学科ではありません。限られた学部学科ですし、上位にいないとその資格を得ることができませんので、一部にその仕組みがあるという程度です。

A26:中学の3年生はENAGEEDという教材を使用して時間割の中に組み込んでキャリア教育を実施しています。

本校のパンフレットにも書いてある『0to1』(ゼロトゥワン)とは、『何もないところから1を作っていこう』『なければ自分で作ればいい』という発想の言葉です。最初は身近なところから、最終的には世界へ広がっている問題を解決するには、どうすればいいかを考えます。7巻のテキストで作られており、全て学びます。初めは『かっこいい大人ってどんな人ですか。』という質問からはじまります。最初はグループワークで、『自分が考えたことを伝えることができる。』『他の人が言っていることを聞くことができる。』を学びます。新しいキャリア教育の形として取り入れています。

これを学んでいく上で3つのルールがあります。

・ポジティブな反応をする。

・相槌をうつ

・反応は大げさに。

このようなことは他の授業にも波及していき、円滑に授業が展開できるようになっていきます。

他にも従来型の『仕事を知るカリキュラム』もキャリア教育の中で実施しています。

A27:約6割が日本大学、約4割が他大学です。

A28:4・6年制大学94.7%、短期大学・専門職大学1%、専門学校2.2%、その他(進学準備)2.2%です。就職はいません。

A29:中学生はメンターシステムです。高校生は他大学を目指している生徒を対象に用意しています。中学生同様、一斉授業ではありません。詰込みやテクニックではないので、私自身好感を持っています。自分にとって何が必要なのか、今何をしなければならないのかを考えさせ、意欲を高めていくことをやってくれています。

✐✎✐✎その他✐✎✐✎

A30:ありません。

A31:来年度から『部活動推薦』に名称が変わります。運動系の部活動に限らず、文化系の部活動も対象となります。例えば、吹奏楽部なども実施する予定です。実績を持っていれば、顧問と相談した上で『部活動推薦』を活用することは可能ですが、受け入れている部活動と受け入れていない部活動がありますので、ご確認していただければと思います。昨年は、バレーボール部、バスケット部、バドミントン部、陸上部、ソフトボール部、が受け入れをしていました。

A32:カウンセラーは大学本部から派遣されてきますので、カウンセラー室でカウンセリングを受けることができます。特徴的は、生徒だけではなく、保護者の方も受けることができます。大学本部に学生支援センターがあり、そこにカウンセラーがいます。状況によって『学校に来られない』『人の目に触れたくない』という場合には、学生支援センターでカウンセリングを受けることが可能です。

A33:個別相談で『どのような生徒さんが多いですか』とよく聞かれます。学校はいろんなタイプの子がいます。元気のいい子もいれば、物静かな子もいます。色んな子がお互いを尊重し合えるところがいい所だと思います。ただ総じて言えるのは、優しく、穏やかな子が多いです。元気な子が静かな子を『暗いな』と言う子はいません。本を読むことが好きな子も活発な子をリスペクトしています。そのようなことがあるので、校内は平和で、『優しい』『穏やか』『親切』が本校の大半の生徒たちです。

A34: 女子校は世間ではマイナスなイメージが先行していると感じています。『いじめがあるのではないか』『グループ同士の対立があるのではないか』と聞かれます。在校生は『そのようなことは一切ない』と言っていますし、逆に『伸び伸びといられるのが女子校です。』と言います。また卒業生は『ありのままの自分でいられました。』と言ってくれています。そのような意味で精神的なストレスが少なく、素のままの自分を出せるのが女子校です。時にはぶつかり合いもあり、その中で少しずつ距離が近づいていきます。卒業してからもその付き合いを続けてくれており、本校を訪ねてきてくれる卒業生も多くいます。自分の居場所として、卒業してからもあり続けているのが本校です。貴重な中学生・高校生時代に、心を開いて友達が作れるのが本校だと思っています。それからもそれを続けていきたいと思っていますし、親身になって悩み事を聞いてもらえる仲間がいる場所です。

👇👇👇その他👇👇👇

✐✎✐✎運動施設✎✐✎

✐✎✐✎図書室✎✐✎

✐✎✐✎ラーニングコモンズ✎✐✎

✐✎✐✎廊下✎✐✎

✐✎✐✎その他✎✐✎

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