【学校紹介】田園調布学園中等部・高等部 後半(インタビュー)
学校紹介:インタビューNo.124
優しくて、根が真面目な生徒たち
田園調布学園中学部・高等部
【豊かな人生を歩める人になるために】
👇👇👇インタビュースタート👇👇👇
✐✎✐✎英語教育 ✐✎✐✎
Q15: 語学研修や留学へは、どのくらいの生徒が参加していますか。
・イングリッシュ・チャレンジ(中等部2年)
・イングリッシュ・キャンプ(中等部3年・7月下旬 3泊4日)
・海外ホームステイ(中等部3年・8月 2週間)
・English Debate Program(高等部1・2年 8月 3日間)
・ニュージーランド・ターム留学(高等部1・2年 3~7月 3ヶ月)
A15: 多くの種類を準備しています。以前はこんなに種類がありませんでしたが、海外研修にここ数年力を入れて増えてきました。実際昨年の実績です。
・イングリッシュ・チャレンジは30名参加しています。こちらは校内で実施する行事です。
・イングリッシュ・キャンプは20名。
・ホームステイは、オーストラリアとカナダがありますが、それぞれ35名ずつ参加しています。
・English Debate Programは今年度から始まる、校内で実施する行事です。
・ニュージーランド・ターム留学は毎年10名程度が参加しています。
これら以外にも、バリ島での海外探究研修旅行、フィリピン女子大学の付属校との交流プログラム、アメリカの大学への訪問プログラムなどを実施しています。
Q16: Q15で参加基準を設けているプログラムはありますか。
A16:ニュージーランド・ターム留学は、現地の学校で授業を受けますので、一定の語学力や成績、志望動機を見て、総合的に判断しています。他のプログラムは、志望動機などで決めていきます。
Q17:英語教育で御校独自のプログラムや力を入れていることはありますか。
A17:英語の取り出しの授業は大きいと思います。元々語学力があるお嬢さんにとっては、中等部1年生からABCから始めるのは、英語が楽しくなくなってしまいます。中等部では英検2級程度、高等部では英検準1級程度の力がある生徒を対象に実施しています。こうした英語力をさらに伸ばして行けるプログラムがあるのは、特徴的だと思います。
✐✎✐✎部活動 ✐✎✐✎
Q18:御校の強化指定になっている部活部はありますか。
A18:特にありません。
Q19:部活動の加入率はどのくらいですか。
A19:必修ではありませんが、ほとんどの生徒が加入しています。
✐✎✐✎進路指導について✐✎✐✎
Q20:2者・3者面談はどのくらいの頻度で行われていますか。
A20:生徒との面談は年間3~4回行っています。中等部3年生以上は3者面談を年1回行っています。
Q21:長期休みに講習はありますか。
A21:中等部は定期考査ごとに、成績が芳しくない生徒を指名制で、フォローアップの補習を行っています。
また、中等部2・3年生の上位の生徒を対象に発展的な補習を行っています。
高等部では受験補習を実施しており、希望制の補習を高等部1年生から高等部3年生の冬休みまで行っています。長期休みだけでなく放課後にも実施しています。ほとんどの講座を本校教員が担当しています。
Q22:進路を決めるにあたりどのようなキャリア教育を行っていますか。
A22:6年間かけて徹底的に自分と向き合って、『自分は何者なんだろう』ということを考える6年間にしてもらいたいと、本校の校長が話しています。『自分は何が好きなのか、何が得意なのか、何に興味を持つのか』を6年間かけて考えて行くことがキャリア教育に繋がっていくと考えています。
中等部1年生は自分を見つめる期間になっています。中等部2年生から視野を徐々に外へ向けていきます。中等部3年生に1日校外学習があります。ここでは多くの職場の方にご協力をいただいて、興味を持った職場を見に行きます。また、午後に大学訪問をします。
中等部3年・高等部1年生には大学の先生の講義があります。約20の学部の先生にが来校し、『大学に行くとこの学部ではこのようなことを学ぶことができる』『将来このようなことにつながる』という講義を自分で選んで校内で受けることができます。
高等部1・2年生では、自分がやりたいことを見つけていく中で、オープンキャンパスに参加し、学部学科を研究していきます。
本校は高大連携のプログラムが多くあります。東京都市大学と北里大学と高大連携を結んでいますが、それ以外の多くの大学の方たちに来ていただいて大学の学びを実際に生徒たちに提供する場を校内で設けています。昨年12月に希望者30名が参加した、東京理科大学工学部の施設を見せていただき、講義を受けたり実験をしたりするプログラムがありました。『大学でこのようなことできるのだ』というイメージを掴めるようにしています。
Q23:自習室はありますか。
A23:あります。4階が高等部2・3年生の教室がおり、そこに自習室があります。今年度から中等部生用に放課後質問対応付自習室『なでりんRoom』を開設しました。部活動がない日は学校に残って、勉強をする。自学自習の習慣を身につけるために開設しました。放課後だけでなく長期休みも9時から15時まで利用可能です。共働きのご家庭も多く、家で一人だと勉強できない生徒もいるので、学校で勉強する習慣を身につけてもらえればと思っています。
Q24:文理選択は何年生ですか。
A24:高等部1年生の11月です。
Q25:大学の入試方法の割合はどのくらいですか。(指定校、総合型、一般)
A25:一学年200人ですが、指定校推薦で進路先を決めるのが毎年30~40名、総合型選抜で決める生徒が20~30名、2つを合わせて60名ちょっとが推薦型です。残り130~140人が一般入試です。
✐✎✐✎その他✐✎✐✎
Q26:田園調布学園の施設はどのようなおのがありますか。
A26:本校舎、第二校舎、徒歩5分のところにグラウンドがあります。
Q27:心のケアはされていますか。
A27:本校に『精進日誌』があります。中等部1年生は不安があると思うので、1学期は1日を振り返って自分が感じたこと、思ったことを日誌に綴ります。毎朝それを担任の先生へ提出します。担任の先生はコメントを書いて返却をしています。それが担任の先生とのコミュニケーションのツールになっています。なかなか直接声をかけづらい生徒もいますので、このような場で先生と繋がれるという安心感になっていると思います。
中等部1年生は礼法の時間があります。1学期の間は心の教育を行っています。友達関係のことを具体的な事例を挙げて、『このような場面だったらどうやって行動するべきか。』を考えます。
カウンセラーが2名常駐しており、カウンセリングルームを毎日開室しています。中等部1年時と高等部1年時は一度カウンセリングルームへ行く機会を設けています。困った時に相談しやすい環境を整えています。
Q28:田園調布学園らしい生徒とはどのような生徒ですか。
A28:優しくて、根が真面目な生徒が多いです。皆で協力して何かをする機会が多くありますが、得意な生徒が、苦手な生徒に声をかけフォローしながら一つのものをつくっていきますので、そのような生徒たちが多いです。
この学校で自分の家のようにのびのび生活していますので、一人一人に居場所があります。
Q29:田園調布学園として知っておいてほしいことはありますか。
A29:本校はあえてコース制をとっていません。なぜかというと、先ほどの理系の話ではありませんが、『今までこうだと思っていたけど、実はこうだったんだ』という気付きがあるなと、6年間の成長を見ていて思います。今までの得意不得意があっていいけれど、そこは一旦置いておいて、本校の6年間を過ごすことで、自分の本当の好きな事、得意なことが見つかる学校です。色んな事をやってみたいと思う小学生は、本校が合っていると思います。そのような方に是非入学していただきたいと考えています。
👇👇👇その他👇👇👇
✐✎✐✎運動施設✐✎✐✎
✐✎✐✎弓道場✐✎✐✎
✐✎✐✎図書館✐✎✐✎
✐✎✐✎その他✐✎✐✎
前半はコチラ👇
“【学校紹介】田園調布学園中等部・高等部 後半(インタビュー)” に対して1件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。