【学校紹介】巣鴨学園巣鴨中学校高等学校 後半(インタビュー)

学校紹介:インタビューNo.87

素直で積極的な生徒たち

巣鴨学園巣鴨中学校高等学校

豊かな可能性の発見と育成

エントランス:敷地内の木で作られた木材

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎高等学校✐✎✐✎

Q15:中学3年生で一般・数学クラスに分けていますが、高校進学の際に入れ替えはありますか。

A15: 中学3年生から高校1年生までは毎年クラス替えがあります。

Q16:高校2年次に中入生と高入生が同じクラスになりますが、高入生は中入生のペースについて行けるのでしょうか。

A16:高校1年生の時、高入生は週2回、7時間目を設けています。さらに高入生は夏休みに勉強合宿があり、中入生との差を詰めていきます。受験を乗り越えてきている優秀な生徒たちなので、無理なく合流しています。

Q17:夏期・冬期講習はありますか。

A17:無料の講習を実施しています。高校3年生の夏には約70講座が開かれています。例年、教員から本校生徒と大学入試を鑑みて『このような講座を開けば大学受験に向かう生徒のプラスになるだろう』『今年の生徒たちはここが弱いからこのような講座を作ろう』というものから、生徒からのリクエストで講座が開講されることがあります。

高校1・2年生は希望者対象や全員参加など様々です。部活動を頑張る生徒や、数学オリンピックなどを目指す生徒もおり、そのような生徒用に『ステップアップ講座』という発展的なことを学ぶ講座を作っています。

Q18:自習室はありますか。

A18:図書館の1・2階にあります。また教室は常に開放していますので、そこで自習する生徒もいます。

Q19:部活動の加入率はどのくらいですか。

A19:年によりますが、中学生は90%、高校は70%ぐらいです。文化部と運動部の割合を先日調査してみたら半分半分でした。複数の部活を兼部している生徒も少なくありません。

Q20:何時まで学校に残ることができますか。

A20:基本は6時、冬時間は5時半です。高校3年だけは特別ルールがあり、学校に残り勉強することができ7時ごろまで残ることができます。

✐✎✐✎進路指導について✐✎✐✎

Q21:2者・3者面談はどのくらいの頻度で行われていますか。

A21:高校3年生は11月に三者面談を行います。そこでは最終的な受験校の決定や入試準備を兼ねて親御さんにも来ていただいています。他学年は、三者面談は必要に応じて随時実施しています。秋の保護者会は2者面談です。その面談で保護者が自分の子どもも同席させてほしいというケースがあり、三者面談になる場合があります。

生徒との2者面談は定期テストごと、学期ごと、希望があれば随時行っています。

Q22:キャリア教育では、どのような事を行っていますか。

A22:高大連携で大学の先生に来てもらい、最新の研究についてご講演いただいたり、東京大学に通っているOBの研究室や研究内容を見せてもらったり、体験させてもらう機会も設けています。また難関大に合格したOBから勉強方法を聞いたりする機会も多く設けています。

中学生は『inspire high』というオンラインを使ったプラットフォームを利用して探究を深めています。世界の国々で活躍している多くの職種の人たちに、『どのように自己実現をしたのか』『どのような事に悩みどのように乗り越えたのか』『どのような思いで社会貢献に力を尽くしているのか』を話していただきます。それに対して自分なりに考えたことを、PCを使ってまとめていき、積み重ねていく探究活動があり、将来の自分の設計図を浮かべていく生徒もいます。中だるみの時期(中3・高1)に企業の方を招いてキャリア教育を行っています。色々なことにチャレンジしていく生徒がまぶしく見えます。

幅広い分野で活躍するOBが文化祭や土曜日に来て講演する機会もあり、とても良い刺激を生徒たちに与えていると思います。

Q23:パンフレットの大学合格実績に2021年度より医学部の欄が増えましたが、医学部へ進学する生徒が増えているのでしょうか。

A23:2021年度から急激に増えたのではなく、以前から医学部を志望する生徒が多く、進学者も多いのが本校の特徴の一つです。本校は文系、理系の進路も本人に完全に自由に選んでもらっていますし、もちろん親身になって相談には乗りますが最終的な受験校も本人の意思にゆだねています。進路指導で『意図的に多くの大学を受験させる』『ここは無理だからやめておけ』といった指導はしません。医学部を志望した生徒は、最後まで医学部を目指すことも多いです。そのサイクルが定着しているので、結果的に医学部へ進学している生徒が多くなっているのかもしれません。

Q24:学校推薦型選抜(指定校・公募)、総合型選抜、一般選抜の大学入試の割合はどのくらいですか。

A24:例年推薦を利用する生徒は学年の1割程度で、あとは一般選抜で受験します。本校では国公立大学を第一志望とする生徒が多く、指定校推薦などでの一般入試以外で進学する生徒は非常に少数です。しかし大学自体が推薦枠を増やしている状況の中で、各種推薦入試についての情報を詳しく生徒たちにも伝えていくようにしています。

Q25:大学、短大、専門、就職の割合を教えてください。

A25:大学進学がほぼ100%です。

✐✎✐✎その他✐✎✐✎

Q26:巣鴨学園巣鴨中学校・高等学校の施設は他にありますか。

A26:長野県白樺高原に、2階建ての『巣鴨学園蓼科学校』があります。勉強合宿や巣鴨サマースクールの会場として利用しています。

Q27:心のケアはされていますか。

A27:カウンセラーの方に週1回来ていただいています。また、担任は生徒・保護者からの相談にいつでも応じて、いろいろな悩みは早めに解決できるよう努めています。

Q28:巣鴨中学校・高等学校らしい生徒とはどのような生徒ですか。

A28:素直で積極的な生徒が多く、頑張る生徒をバカにしたり、頑張ることを恥ずかしいと思ったりする生徒はほとんどいません。本校では頑張っている生徒はどんどん褒めますし、特に優秀な実績を挙げた場合には「巣園メダル」という独自のメダルで表彰しています。テストでトップ10入りした生徒を称えると、それに名前が載ると嬉しそうにしますし、周りも一緒に喜んでいます。このような学校生活の中で、努力を大事にしていく姿は『巣鴨らしい』と思います。

Q29:巣鴨中学校・高等学校として知っておいてほしいことはありますか。

A29:校舎は建てて10年ほど、生徒たちは丁寧に使ってくれていますので、きれいなままです。木をたくさんつかった温かみのある校舎と良く言っていただきますので、ぜひ見に来てほしいと思います。

また、大菩薩峠越えや海の行事や伝統行事が多いので、先日の説明会では、『魁!男塾みたいな学校ですか。』と聞かれました。生徒を見てください。『オス!』という感じではなく、ゆったりした雰囲気で誰にでも居場所がある学校です。行事もほぼ希望制ですし、個々の能力に合わせて行っているので、自分のペースで参加することができます。

英語系のプログラムが多数ありますが、帰国子女の生徒は多くなく、入学前に特段の英語の勉強をしておく必要はありません。本校の英語の勉強を一生懸命受けていれば、どのプログラムにも参加できますし、世界で活躍できる素地を養っていけます。

👇👇👇その他👇👇👇

✐✎✐✎運動施設✎✐✎

✐✎✐✎図書室✎✐✎

✐✎✐✎図書室✎✐✎

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