【学校紹介】東京都立紅葉川高等学校 前半(インタビュー)
学校紹介:インタビューNo.80
東京都立紅葉川高等学校
江戸川区臨海町2-1-1
『文武両道・自主自立』
共学校
👇👇👇インタビュースタート👇👇👇
✐✎✐✎まずは✐✎✐✎
Q1:1985年(昭和60年)に創立され、歴史と伝統がある御校ですが、現在各学年クラスずつあり、何名が在籍していますか。
A1:各学年6学級です。令和5年度だけ増学級になっているので7クラスになります。つまり現在(2023年3月10日)は全学年で18学級ですが、令和5年度は19学級になります。新入生の人数が多いので、都立高校全体として20校で学級増が実施されています。その中の1校が本校になっています。また教室の関係もあり、3年間で1クラスだけの増学級なら可能なのですが、2年連続となると教室数が不足するので、できないという事情があります。
令和4年度は708名が在籍しています。
Q2:募集人数の10%の男女の緩和がありますが、男女比はどのくらいでしょうか。(令和5年度から20%緩和)
A2:1対1です。
Q3:『文武両道』・『自主自立』を教育理念としていますが、どのような取り組みを行っていますか。
A3:『文武両道』については、部活動も一生懸命、勉強も一生懸命、特に勉強に関しては、『英検や漢検といった資格取得なども頑張って取りましょう。』と伝えて進めています。
『自主自立』については、様々な集会が体育館で行われますが、ホームルーム委員(学級委員)が中心に整列を促しています。また進路指導の講演会などで外部の方を招聘していますが、その際生徒たちが司会をしています。そのような形で自主自立を具現化しています。
中学生たちと関わりがあるのが、学校説明会です。(生徒会が)会場設営から受付、生徒会長が挨拶をしていますが、今年の最後の説明会からは、司会進行も教員ではなく生徒会の生徒にシフトしています。
学校説明会の受付は、部活動単位で行っています。各部活の部長を集めて、受付係に立候補してもらいます。
Q4:自転車で通学することはできますか 。
A4:できます。江戸川区、江東区からの生徒で9割を占めていますので、自転車通学の生徒が多くいます。
Q5:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか。
A5: 江戸川区、江東区が中心です。
✐✎✐✎東京都指定校✐✎✐✎
Q6:東京都教育委員会より『体育健康教育推進校』に指定されていますが、どのような取り組みを行っていますか。また生徒たちにとってどのような利点があるのでしょうか。
A6: テーマは持久力向上を掲げています。持久走、縄跳び、シャトルランを授業の中に取り入れ、持久力の向上を図っています。一方1年生からタブレット端末を一人一台持っていますので、持久走は時間を、シャトルランや縄跳びは回数を記録して、向上しているのを目で見て分かるようにして、本人たちのモチベーションに繋げています。生徒にとっての利点は体力向上と健康維持です。
Q7:『防災教育研究指定校』になっていますが、どのような事を行っていますか。
A7:普通の避難訓練を実施するだけでなく、それに加えて9月1日の防災の日の近辺に、防災教育をしています。そして江戸川区は0m地帯が多くあり、江戸川区と連携して、水害があった場合、区の車両が校庭へ避難することや江戸川区民の命を守るための取り組みをしています。
✐✎✐✎基礎知識・技能・学力 ✐✎✐✎
Q8:特進クラスはありますか。あれば何年生から何クラスでしょうか。
A8:特進クラスはありません。2年前まで土曜授業をしていましたが、今は土曜講習にしています。本校では学力の向上を目指していますが、入学してくる段階では、すごく勉強ができる生徒というよりは運動が好きな生徒の割合が多いので、今年度より土曜授業をするよりも勉強したい生徒を集める土曜講習に切り替えました。同じような理由から、特進クラスを設けるよりは、『自ら勉強したい』と思う生徒を集めて講習を行っています。これが広がって“特進クラス”に発展していけばいいと考えています。
『勉強したい子は集まれ!』という教育活動をしています。
Q9:習熟度別授業や少人数授業はありますか。
A9:習熟度別授業は、数学・英語に限られますが実施しています。少人数授業は家庭科で行っています。実習を40人でするのは大変なので分けています。
Q10:土曜講習・特別講習はありますか。
A10:土曜講習は前期4月〜9月で9回と後期10月〜2月で7回、隔週で行っています。1年生から3年生の全学年が対象です。
Q11:夏期講習・冬期講習は何講座準備されていますか。
A11:夏期講習は23講座、冬期講習は3講座です。全学年で行っています。
Q12:自習室はありますか。
A12:あります。
✐✎✐✎部活動 ✐✎✐✎
Q13:文化スポーツ等特別推薦を行っている部活部はありますか。
A13: 野球、サッカー、陸上です。陸上部は関東大会に出場をしています。
本校のグランドはサッカーグランドが一面ギリギリ取れますが、野球となると取れません。すぐ近くに江戸川区野球場があるので、月2回平日ナイターで借りて練習時試合をしています。生徒は朝から6時間目迄授業を受けて、そこから体を温めて試合に向かっています。平日ナイターですと私立の強豪校が来てくれるのでありがたいです。
Q14:部活動の加入の割合を教えてください。
A14:87〜88%です。非常に高い割合で入部しています。
Q15:部活動では何時まで学校に残ることができますか。
A15:教員が付くことで19時半までは残ることができます。働き方改革と逆行していますので、頭の痛い所です。
Q16:部活動が盛んな学校ですが、引退はいつになりますか。
A16:どの部活動も3年生の公式戦の最後の試合をもって引退になります。一方公式戦のない部活動は、例えばチアリーディング部やダンス部は、9月の文化祭で校内発表をして引退です。
ただし早く受験体制を取りたい生徒は、そこを待たずに引退する生徒もいます。
✐✎✐✎英語力✐✎✐✎
Q17:英語教育で力を入れていることはありますか。
A17:民間のGTECや英語検定を推奨しています。教育課程上、英語そのものが3年間で一番少ない生徒でも18単位取ることになっているので、授業の中で力を入れています。
またTOKYO GLOBAL GATEWAYという英語漬けの1日を1・2年生は、年1回ですが、行くことができます。
Q18:都立高校には留学制度(次世代リーダー育成道場)がありますが、御校から志望する生徒はいますか。
A18:以前はいましたが、コロナでここ2年は募集をかけていないので、現在はいません。オープンになったら『行きたい』という生徒も出てくるのではないでしょうか。
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