【学校紹介】東京都立墨田川高等学校 後半(インタビュー&倍率)

学校紹介:インタビューNo.76

明るく素直で真面目な生徒たち

東京都立墨田川高等学校

プラスαの努力で、現在(いま)より輝く未来を

第二校舎

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎英語力✐✎✐✎

Q14:英語教育で力を入れていることはありますか。

A14:1年次生は「英検全員受験」の取り組みを行っています。2級、最低でも準2級を取得できるように準備していきます。学校全体で英語をもっと楽しく使えるようにしていこうと特別プログラムを検討する委員会を立ち上げました。姉妹校提携を目指し、交流する機会を増やすプログラムで、東京にある外国の大使館を訪問したり、留学生を招いた講演会を開催したりする企画を準備しています。授業のほかに、日常的にJETを活用する機会を増やす取り組みも推進していきます。

※JETプログラムとは、『語学指導等を行う外国青年招致事業』(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略称で地方自治体が総務省、外務省、文部科学省及び一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)の協力の下、地方自治体が実施している事業です。外国語教育の充実や国際交流を推進することを目的として東京都教育委員会が積極的に推進しています。

Q15:御校から留学は可能ですか。

A15:東京都で実施している「次世代リーダー育成道場」で参加することが可能です。校長の推薦を受け、都教育委員会の審査で合格した生徒は、6か月の事前研修の後、約11か月間留学することができます。帰国後は留学中の学習を単位と卒業単位として認定しますので、元の学年の仲間と一緒に卒業することができます。

✐✎✐✎進路指導について✐✎✐✎

Q16:二者面談や三者面談はどのくらいの頻度で行われていますか。

A16:生徒と保護者の希望により、きめこまかく実施しています。来年度から定期テスト後に面談週間を年3~4回設定し、きめ細かく実施する予定です。希望すればそれ以外にも個別に何度でも行います。進路や勉強だけでなく心のケアのためにも実施していきたいと思います。

Q17:進路を決めるにあたってどのようなキャリア教育を行っていますか。

A17:「総合的な探究の時間」や進路指導部の進路行事があります。来年度からは「総合の探究の時間」をリニューアルし、充実させていきます。その内容は、「社会人になってどのような課題を解決する大人になりたいのか」を考え、そのために「どのような学問が必要かを考える」ことを中心とした総合的な探究活動の充実です。1年次には、社会で活躍する「いいおとな」に出会う「職業人インタビュー」を行い、七高祭(文化祭)で発表します。また、1年次の後半からは、「社会の課題を解決するための探究活動」を開始し、「大学に入って何を学ぶのか」「専門的な学問にはどのようなものがあるのか」を体験的に学んでいきます。さらに、2年次には探究を深めながら、大学や企業等の研究室をグループで訪問するなど、大学や企業などと連携しながら、実践的に学んでいきます。現在、次年度に向けてプロジェクトチームを作り次年度に向けて準備を始めています。

Q18:文理選択は何年生ですか。またその割合を教えてください。

A18:本校は、3年次から本格的に文理分けをしています。多くの学校は2年生からですが、2年生から文理に分けるということは、自分が文系なのか理系なのかを1年生の秋頃には決めなければならないことになります。本校では2年生までは文型科目も理系科目も幅広く学び、2年生の秋までに文理を決め、3年生から文理分けをしています。それは、これからの時代は、文系や理系に明確に区別できない、文理融合の分野であったり、理系が強い文系だったり、その逆だったりできる人材が当たり前に求められてきます。これからの皆さんには、大変ではあるけれど、自分のために両方ともしっかりと学んでほしいと期待しています。

Q19:大学の入試方法の割合はどのくらいですか。(学校推薦型選抜、総合型選抜、一般選抜)

A19:現在の大学1年生ですが、学校推薦型選抜(旧指定校推薦)は約15%(41名)、公募推薦・総合型選抜(旧一般推薦・AO推薦)が合わせて約13%(34名)、残りの約70%以上(196名)が一般選抜です。しかし、今後は、国公立大学も含めて総合型選抜が少しずつ増えていくだろうと思っています。それを見越し、先ほどお話した「総合的な探究の時間」を充実させていきます。国公立大学も総合型選抜を拡大させていきますので、それにも対応していきますし、英検などの民間資格の活用による合格も増やしてしていくようにしていきます。しかし、それでもやはり一般受験でチャレンジする生徒が7割以上いることが大切なことだと思っています。

Q20:大学、短大、専門、就職の割合を教えてください。

A20:大学は約88%、短期大学は1名のみ、専門・各種学校約4%、その他・進学準備は約6%です。9割以上の生徒が大学を目指しています。さらに国公立を目指せるように作った教育課程なので、5教科7科目は崩さずにいきます。もちろん3教科にして受験をしている生徒も多くいます。

Q21:大学進学に向けた取り組みとして、墨田川高校独自のものはありますか。

A21:日常の授業で受験を意識していることはもちろんですが、一番は「特進クラス」を設置しているところです。現在は、特進クラスでよい成績を収め指定校推薦を狙う生徒も増えてきましたが、今後は、そうした生徒に加え、国公立大学を希望する生徒を優先することも考えています。また、1年次には「勉強合宿」を行います。夏休みに入ってすぐ、120名を選抜し、二泊三日勉強漬けの合宿を代々木にあるオリンピック記念青少年総合センターで行っています。今後も毎年行っていこうと思っています。また夏の講習は100講座以上開講しているのは先ほどお話しした通りです。また、一見地味ですが、毎朝の「朝学習」も継続して取り組んでいます。朝から勉強する習慣を身に付け、それを継続することによって基本的生活習慣を確立し成績の向上につなげています。どのクラスも朝からすごい集中力を発揮しています。

✐✎✐✎最後に中学生の皆さんへ✐✎✐✎

Q22:心のケアはされていますか

A22:先ほどお話しした通り、担任との面談を増やしています。心身の不調を訴える生徒が保健室に来室した場合などには、担任の先生と共有し、スクールカウンセラーに繋いでいます。学年や性別、時期や相談内容等の傾向を分析し、予防と解決に向けた手立てを講じています。

Q23:墨田川高校らしい生徒とはどのような生徒ですか

A23:明るく素直で真面目な生徒が多いです。何事にも本当によく努力し、一生懸命取り組みます。ただ、自分に自信をもつことと、自分から発信する力が少し弱いような気がしています。真のリーダーとなるためには、本校の生徒には、もっと自信を持ってもらいたいと思っています。行事や探究活動を通じて、多くの経験をし、たくさんの「よいおとな」に会ったり、外国の方と話したりする経験をして、自信に繋げて欲しいと思っています。また、そのための機会をたくさんつくっていきたいと思っています。

Q24:墨田川高校として知っておいてほしいことはありますか。

A24:一昔前は、東大をはじめとする国公立大学に毎年何十人も進学者を輩出していた伝統ある学校です。その輝きを取りもどすべく努力しながら、墨田川らしく、明るく元気に生徒一人ひとりが自信をもって輝く下町のよさに溢れた存在感のある学校にしていきたいです。校歌で歌われている「不断の努力」で、生徒が自分の進路を実現し、一人ひとりの生徒が本校を愛し満足して卒業していく、母校として誇れる学校であり続けたいと思っています。

👇👇👇受験倍率👇👇👇

年度受験倍率(推薦)最終応募倍率(一般)受験倍率(一般)
20222.841.271.17
20212.521.051.00
20202.581.071.00

👇👇👇その他👇👇👇

✐✎✐✎運動施設✎✐✎

✐✎✐✎教室等✎✐✎

✐✎✐✎生徒たちの作品✎✐✎

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