【学校紹介】順天中学校高等学校 前半(インタビュー&入試イベント)

学校紹介:インタビューNo.59

順天中学校・高等学校

北区本町1-17-13

探究力で未来を創る

今回インタビューに答えてくださった
副校長 片倉 敦先生

👇👇👇2022年入試イベント👇👇👇

✐✎✐✎中学校✐✎✐✎

日程時間内容
2022/8/27(土)9:00~
(受付8:30~)
・算数入試チャレンジ(小学6年生のみ対象)
・積み木【KAPLA】組立て(小学5年生以下・希望者対象)の予定
新田キャンパス案内⇒王子キャンパスよりスクールバスで約10分移動して案内します。
2022/10/1(土)14:00~
(受付13:30~)
・理科入試チャレンジ小学6年生のみ・希望者対象)
・積み木【KAPLA】組立て(小学5年生以下・希望者対象)の予定
2022/11/12
(土)
14:00~
(受付13:30~)
・国語入試チャレンジ小学6年生のみ・希望者対象)
・積み木【KAPLA】組立て(小学5年生以下・希望者対象)の予定
2022/12/10
(土)
14:00~
(受付13:30~)
・理科・社会の選択入試チャレンジ小学6年生のみ・希望者対象)
・積み木【KAPLA】組立て(小学5年生以下・希望者対象)の予定
詳細に関して学校HPを参照ください。

✐✎✐✎高等学校✐✎✐✎

2022/8/28(日)9:00~16:00
(約1時間おきに複数回実施)
学校説明会の後に個別相談が実施されます。
2022/9/17(土)13:30~17:30
(約1時間おきに複数回実施)
学校説明会の後に個別相談が実施されます。
2022/10/15(土)13:30~17:30
(約1時間おきに複数回実施)
学校説明会の後に個別相談が実施されます。
2022/11/3(木)9:00~16:00個別相談が中心で学校説明会は行いませんが、学校見学はできます。
2022/11/26(土)13:30~17:30
(約1時間おきに複数回実施)
学校説明会の後に個別相談が実施されます。
2022/12/3(土)9:00~16:00学校説明会の後に個別相談が実施されます。
2022/12/24(土)9:00~12:00個別相談が中心で学校説明会は行いませんが、学校見学はできます。
説明会参加・個別相談には予約が必要となります。申込開始は各回2週間前を予定しています。詳細は学校HPを参照ください。

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

Q1:1834年に創立され、現在各学年何クラスで、何名ずつですか。

A1:天保5年、江戸時代に大阪で和算塾として誕生したのが『順天』の起源です。創立者は福田理研先生ですが、そのころは和算や天文学を学んでいました。当時は小さい子供たちは読み書き、そろばんを学んでいまして、大人も通っていて、みんなで問題を出し合い解けるかどうかを競い合っていました。今でいうPBL(グループ学習)をしていたと聞いています。明治になると福田理研先生が官司として政府に仕えるようになり、東京に出てきました。

生徒数が約1065名おりまして、中学は1学年3クラス300名、高校は7クラス約750名います。

Q2:御校は『学び方』と『生き方』を大切にする様々な教育活動を行っているようですが、どのような取り組みを行っているのでしょうか。

A2:『学び方』は、今まで知識を得る教育の仕方をしていましたが、これからは世の中が早く変化していく中で、学び方を変えていかないとついていけなくなってしまいます。本校は主体的に自ら分からないことや疑問に思ったことを自分で調べ、解決していくような探求学習的な学びを非常に多く取り入れています。実際に探求報告会を行い、中学2年生、高校1・2年生で500本の動画ができました。本来なら発表は対面でポスターセッションという形で実施したいのですが、コロナ禍なので、今回はPowerPointのスライドショーに音声を吹き込んだ動画にして、皆さんに配信しています。この作成期間は約1年をかけています。まず4月に課題を見つけます。そこが大切な部分で、自分で『どのような疑問があるか。それに対して仮説を立て、本当にそうか』を調べていきます。それを見てお互いに評価をしあいます。理系の場合には実験をしますので、そのためには多くの時間と労力がかかります。文系の場合には文献を調べたり、過去の論文を調べたりし、自分なりにまとめます。中にはどこかのものをコピペする生徒もいますが、成長とともになくなります。まずは全員行うことを目標にしています。本校はグローバルハイスクールに2014年から指定されています。そのころから一部の生徒は探究的な学びをしており、多くの大会に参加し賞を取っていました。(探究学習を)『一部の生徒だけでなく、全員でやろう』というのが趣旨になります。

『生き方を大切にして』について、探求学習は創造性です。これからの世の中ではAIが発達していきます。そうなると創造的な仕事か、社会性のある仕事しか残らなくなります。そうなった時に社会性を育てることが大事になってきます。これが『生き方を大切にして』ということになります。人間関係力や福祉、ボランティアを本校は重視しています。実際に本校の近くに『子ども食堂』があります。そこの子どもたちに英語を教えている生徒たちがいます。また『飛びたて留学ジャパン』でカンボジアに行き、現地で英語を教えていた生徒もいました。それ以後、本校の留学している高校1・2年生に引き継がれて継続しています。現在はコロナ禍で現地には行けませんが、ZOOMで継続されています。PCだけだと英語を学べる子が少なくなってしまいます。多くの子どもたちが学べるように、先日クラウドファンディングを開いてお金を集めてプロジェクタを送りました。今年でカンボジアとの協力、支援を継続して3年になります。それを見ていた生徒たちが、『子ども食堂』の子どもたちに英語を教え始めました。近所に住む外国の子どもたちに日本語を教え、生徒たち発信で、ボランティアの輪が広がっています。これが本校でいう『生き方を大切にして真の人間性を育む』『人間関係力やボランタリティや社会貢献』です。それをすることで自己肯定感も上がります。社会に貢献することで自分が認められます。自分はできることが分かり、『もっと勉強しよう』という気持ちになります。

Q3:2014年~19年までSGH(スーパーグローバルハイスクール)となっていましたが、どのような取り組みを行っているのでしょうか。

※文部科学省は,上記趣旨の達成に必要な高等学校等のグローバル・リーダー育成に資する教育課程等の改善に資する実証的資料を得るため,グローバル・リーダー育成に資する教育課程等に関する研究開発(実践的な研究を含む。以下同じ。)を行う高等学校等をスーパーグローバルハイスクールに指定する。

A3:現在はSGHネットワーク校になっています。ボランティア的な活動を中心に行っています。国際教育が滞っているのが実情ですが、今はオンラインでできる時代になってきました。オーストラリアの教育庁主催で、オーストラリアの高校と海外の高校とペアになりコンクールに参加することになりました。以前本校の生徒が研修旅行をしていたオーストラリア高校から声がかかりの現地の高校生とSDGsの環境持続性について共同研究をして発表し、部門賞を受賞することができました。

また大阪の清教学園や岡山学芸館といったSGHネットワーク校とも交流をしています。SGH校になってよかったことは、多くの学校と交流ができるようになったことです。他にも静岡県の上田高等学校、埼玉県の筑波大学附属坂戸高等学校があり、お互いに声を掛け合い共同で探究発表会をしています。

Q4:自転車で通学することはできますか 。

A4:できます。公共の駐輪場を借りて駐輪してもらっています。

Q5:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか。

A5:一番多いのは、北区、足立区、板橋区の城北地区です。江戸川区から1時間かけて通ってくる生徒もいます。埼玉県の川口から京浜東北線や埼玉高速鉄道を使って王子まで1本ですので、交通の便がいいです。約3割が埼玉県から通っています。6割が東京、残り1割が千葉や神奈川から通ってきています。

Q6:校舎が多くありますが、どのように分かれていますか。

A6:本館に多くの教室がありますが、3号館が英語コース、2号館に理科の実験室が整備されています。本校は課外講座として、放課後に講習会をしています。その会場として少し離れた校舎を使用しています。本館の放課後は部活動をしています。静かな環境で集中して、勉強をさせたいので別の場所で講習会をしています。

✐✎✐✎中学校✐✎✐✎

Q7: 中学校はクラスをコース分けにしていますか。

A7:していません。フラットです。

Q8: 習熟度別に学習している教科はありますか。

A8: 中学三年生から習熟度別に学習をしています。英語・数学です。1クラスを2つに分けたり、2クラスを3つに分けたり、色んな分け方をしています。

Q9:高入生と同じクラスになりますか。

A9:理数選抜と英語選抜は同じクラスになります。

Q10:高校では3つのコースに分かれていますが、希望すれば入れるのでしょうか

A10:高校に進学する際は一貫類型に進学します。中学は3クラスですが、一貫類型は2クラスになります。1クラス分は理数選択や英語選抜に進学する生徒がいます。特進選抜に進学してもいいですが、特進選抜は校入生がほとんどのクラスになっています。

理数選抜には理数の探究学習があります。非常に高度な発表を行いますので、理系に進学したいというだけでなく、探求的な活動が好きな生徒が適しています。英語選抜は、寺子屋のボランティアへ積極的に参加している生徒がこのコースに多くいますし、英語を使いたいと思っている生徒が多くいます。また英語を使ってディベートをしたり、プレゼンをしたりする授業を行っています。割合、積極的な生徒が理数選抜や英語選抜に多く進学しています。

希望をすれば入れますが、適性を考えてもらっています。

✐✎✐✎高等学校✐✎✐✎

Q11:3つのコースに分かれていますが、それぞれ特徴を教えてください。(理数選抜・英語選抜・特進選抜)

A11: 理数選抜と英語選抜はA10の通りです。特進選抜には自分たちの進路が定まっていない生徒がいますので、先生方と一緒に、自分の特性を生かしていくには進路をどうすればいいか考えていきます。まだはっきり決まっていない生徒が多くいて、本校の中で決めていき、最終的に大学進学に向けて備えていきます。もちろんどの類型も全員、探究学習は行います。

Q13:自習室はありますか。あれば何席くらい準備されていますか

A13:ございます。70席用意しています。この本館だけでなく、他の校舎にもありますので、全部で100席はあります。

Q14:スポーツ推薦は行っていますか。

A14:陸上部は、東京都の駅伝で優勝して全国大会に参加しています。今年も3000mで優勝しています。ダンス部やバトン部も全国大会に参加していますが、スポーツ推薦は行っていません。陸上部は数名入ってきますが、その生徒たちも勉強ができないと入れません。みんな良い大学へ進学していきます。

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