【学校紹介】文京学院女子中学校高等学校 後半(インタビュー&入試日程)
学校紹介:インタビューNo.58
元気な生徒たち
文京学院大学女子中学校・高等学校
描こう、未来を。
👇👇👇インタビュースタート👇👇👇
Q1~Q14はインタビュー前半で掲載しています。チェックしてね!
✐✎✐✎グローバル教育✐✎✐✎
Q15:高校2年生の研修旅行は、どのようなものがありますか。
A15:ここ数年は海外へ行けていません。今年も見送ることになってしまいました。高校生はアメリカかイギリスのコースがあります。希望で行く国を決めてもらっています。アメリカは本校の併設大学と連携しているミネソタにある大学の学生寮に入り現地の大学生がバディーになります。朝から寝るまで一緒に生活を共にする研修旅行です。イギリスはホームステイをしながら、小学校を訪問したり、老人ホームを訪問したりするプログラムになっています。
Q16:中学生が行く留学プログラムはありますか。
A16:中学生はオーストラリアに行けるようにしようと動いています。
Q17:インターナショナルスクールとの提携で英語教育はどのように変化しましたか。
A17:昨年の入試から、英検を取得している生徒を特待生の対象に変更しました。中学受験では3級から、高校受験では準2級を取得している生徒は特待生の対象にしています(中学受験では5級取得者から得点換算を行います)。中学の入試は教科型入試とは別に “英語インタラクティブ入試”を設定しています。これはネイティブスピーカーの教員が受験生に指示を出して、受験生がゲームをします。このゲームの取り組み方を教室の四隅で監督官が評価をします。積極性、質問されたことを理解し行動できているか、様子を見ています。一方で、この間に一人一人を抜き出して面接試験も行い、これらの結果で総合的に判定します。この入試方法は数年前から実施していますが、今年の入試では英語インタラクティブ入試の出願者が非常に多く、入学者も多くいました。本校では、ベネッセが中高一貫校向けに開発した学力推移調査という実力試験を実施していますが、その結果を見てみると英語の学力が高い生徒が着実に増えています。本校もそのような生徒も求めていますし、本校がインターナショナルスクールと提携をしていることで、その点に注目されて入学される方が一定数います。このようにして入学した生徒たちが、アオバの生徒たちとダンスチームや写真撮影などの自主的な交流を通して、日頃の学校生活の延長から異文化体験をすることで少しずつ物事の捉え方が変わっていくように思います。また中学生から高校生までの希望者を対象に実施しているアオバ光が丘キャンパスへの「One-day留学」など、インターナショナルスクールの学びを直接体験できる機会も多数用意しています。ここから、相乗効果が生み出されていると考えています。
Q18:高校生対象で長期海外研修は準備されていますか
A18:9月から国際理解教育として国際ロータリークラブを通じて留学生が本校に来ます。留学生の位置づけは学校によって違いますが、本校では他の生徒たちと一緒に教室で学校生活を送ってもらいます。一部、日本史や古典の授業の時は別に日本語の授業をしていますは、それ以外はすべて本校の生徒たちと一緒に授業を受けたり昼食を取ったりします。(留学生から)生徒たちも多くのことを吸収することができます。以前、私が受け持ったクラスには、1年生の終わりから2年生にかけてドイツの留学生が、その後スイスから留学生がいたことがありました。その後『これからドイツの留学生と会ってきます』と話してくれた卒業生がいる一方で、また別の卒業生はスイスの留学生の元から絵葉書を送ってくれたりしました。クラスに中に入って一緒に生活をすることで、その後も続いていく人間関係を築くことができるのです。
他にもニュージーランドに姉妹校があり、そこから数年に1度留学生が来ています。また、タイからも毎年4月に約20名程度の生徒が来ます。この期間は本校の生徒がバディーとしてついて、授業を受けたり、学外で活動したり、一緒に行動することになります。これも来年から再開したいと考えています。
多くの機会を作り、たくさんの人と接することができるようにしています。今年の9月にマレーシアの大学に招かれて4名の生徒が大学に1週間訪問することになっています。これはここまでオンラインでエジプトの学校と『公衆衛生について』やり取りをしていたことが契機となって実現しました。
✐✎✐✎進路指導について✐✎✐✎
Q19:2者・3者面談はどのくらいの頻度で行われていますか。
A19:2者面談は年に1回設定しています。3者面談は高校3年生のみです。その他に保護者会が4月・10月・年明けの3回あります。保護者会の後に面談を希望される方もいまので、その都度対応しています。その他に『文京の日』といって授業の様子を見ていただく学校開放のような日も設けていますので、学校での様子を見ていただくことができます。
Q20:文京学院大学の併願はできますか。
A20:制度としては9月に出願をします。基準は設けていますが、普通の学校生活を送っていれば誰でも出願は可能です。基準の中には単願基準と併願基準があり、ポイントとして0.2程度の差を設けています。毎年学年の約4割弱の生徒が出願をし、他校受験などを経て、最終的に約2割弱の生徒が併設の文京学院大学へ進学しています。基準の数字が足りているから行くのではなく、1年次の時から併設の大学の説明会を開いています。参加してもしなくてもいいですが、大学の学びを知る機会として設定しています。コロナの関係で今はできなくなっていますが、以前は、大学生に来ていただいて、お菓子を食べながら話をする機会も設けていました。それを高校1~2年生の時に参加して、出願する前に高校3年の時には実際にキャンパスに行ってもらうことをお願いしています。その積み重ねで『自分はこの大学に行ってもいいと』と決めていきます。
Q21:指定校推薦はどのコースにいても取ることができますか。
A21:できます。クラスも関係なく取ることができます。中には大学の指定で『数学はⅢまで学習していること』とあるときは国際教養とスポーツ科学にはそこまでカリキュラムで設定されていないなど、その基準によっては出願ができない学校もあります。学校としてこのコース、クラスの生徒は指定校を取ることはできないという縛りはありません。
Q22:大学の入試方法の割合はどのくらいですか。(指定校、総合型、一般)
A22:この春(2022年度入試)は指定校2割、総合型、推薦で4~5割、残りが一般になります。
Q23:大学、短大、専門、就職の割合を教えてください。
A23:この春は短期大学へ進学した生徒はいませんでした。就職も数名いる時といないときがあります。本校はバレーボール部が強く、卒業後に実業団に入る生徒がいますので、こういった生徒が「就職」となります。他にご家族のお仕事を継がれるような場合が数年に一度程度あります。年によって違いますが、専門学校に進学する生徒がいます。専門学校の分野としては、中には家業を継ぐので製菓の専門学校へ進学したり、アニメ分野や、美容・理容、歯科衛生などがあります。専門学校と進学準備を合わせて2割弱になります。ここ最近浪人する生徒が増える傾向にあります。どこの学校にも受からなくて浪人するのではなく、受かった大学はあるものの、もっと上を目指して浪人するという場合が多くなっています。残りが4年制大学になります。
✐✎✐✎その他✐✎✐✎
Q24:文京学院大学女子中学校・高等学校の施設は他にありますか。
A24:この建物と通りを挟んで向かいに体育館があります。またインター共用棟の地下2階にバレーボールができる体育館やダンスができる部屋がありインターの生徒と一緒に使っています。地下1階にはアクティブラーニングスタジオがあり本校の生徒が使っています。
Q25:心のケアはされていますか
A25:カウンセリングルームがあります。利用状況の報告はありますが、だれが使用したかは、我々も知りません。ただ、生徒だけでなく保護者の方も使用することができますので、予約をして、生徒と一緒に入られる時もあれば、保護者の方だけで入られる場合もあります。時には担任が行ってみたらと声をかける時もあります。保健室にも養護の教員が話を聞く機会が多くあるので、アドバイスをしたりやり取りをしたりしています。
Q26:文京学院大学女子中学校・高等学校らしい生徒とはどのような生徒ですか
A26:自分の学校の生徒の説明はしづらいですが、私の知り合いが埼玉県の私立の女子校に勤めています。その方に『あなたの学校はどのような感じですか』と尋ねたところ、『廊下の真ん中に白い線が引いてあって、必ず右側通行で、校舎内は歩いて移動する』『挨拶はごきげんよう』ということを話してくれました。どちらかというと正反対の学校だと感じています。廊下を急いでいれば走りますし、挨拶も『おはよう』ですし、元気な生徒が多くいます。ただ、生徒が10人いれば10人がそれぞれ違うのは当たり前です。(相談会などで)よく話をするのは『きっと気の合うお友だちが見つかる』と話します。一貫生の子もいれば、高入生の子もいます。ダイバシティーで色んな子がいます。部活でも、運動部に所属して全国大会を目指す活動的な子もいれば、紅茶同好会などの文化部に所属して自分たちのペースでゆったり学校生活を楽しんでいる生徒もいます。みんなに居場所がある学校です。自由参加でダンスに参加する生徒もいれば、写真の撮影会に参加する生徒もいます。全部に全員が参加する必要はありません。一人一人が楽しめ、安心感が持てる場所を作ってあげることが大事になると考えています。
✐✎✐✎知っててほしいポイント✐✎✐✎
Q27:文京学院大学女子中学校・高等学校として知っておいてほしいことはありますか
A27:みんなが安心感を持てる、活躍できることを心がけています。進路も〇〇大学〇名進学と掲げるのも大事かもしれませんが、それよりもA大学に入ることが大切ではなく、A大学に入るまでにどのような取り組みをして自分が納得しているかどうかだと思っています。総合型や推薦は合格したら他の学校は受験できませんので、有名大学10名合格とはなりませんが、本人がその大学へ進学したくてそこまでの取り組みを行っていれば応援しています。一人ひとりが違うのは当然ですので、一人ひとり違っている生徒たちにできる限り対応していくことが本校として心がけていることです。
👇👇👇2023入試情報👇👇👇
✐✎✐✎中学校✐✎✐✎
試験区分 | ポテンシャル① (文京学院方式) | ポテンシャル① (得意型2科) | ポテンシャル① (文京学院方式) | ポテンシャル① (文京学院方式) | 特待チャレンジ (4科) |
試験日 | 2023/2/1(水) | 2023/2/1(水) PM | 2023/2/2(木) PM | 2023/2/3(金) PM | 2023/2/4(土) PM |
試験科目 | 〇2科入試 国・算 〇2科+選択入試 国・算・選択(理2題、社2題、英2題の計6台から2題以上選択) | 〇2科入試 国・算 ※国または算のどちらか高い点数を2倍にし、200点満点で判定します。 | 〇2科入試 国・算 〇2科+選択入試 国・算・選択(理2題、社2題、英2題の計6台から2題以上選択) | 〇2科入試 国・算 〇2科+選択入試 国・算・選択(理2題、社2題、英2題の計6台から2題以上選択) | 〇4科入試 国・算・理・社 |
✐✎✐✎高等学校✐✎✐✎
【入試日程】
推薦・A推推薦 | B推薦 | 一般入試 (併願優遇含む) | 一般入試 (併願優遇含む) | 一般入試 (併願優遇含む) 特待入試 | |
入試日 | 2023/1/22(日) | 第1回 2023/1/22(日) 第2回 2023/1/23(月) | 一般第1回 2023/2/10(金) | 一般第2回 2023/2/11(土) | 一般第3回 特別入試 2023/2/16(木) |
試験 | 面接 (本人のみ) | 適性検査 (国・英・数) | 学科 (国・英・数) | 学科 (国・英・数) | 一般入試: 学科(国・英・数) 特別入試: 学科(英または数1科) |
【応募資格・成績目安】
推薦 | 推薦A | 併願優遇 | B推薦 | |
応募資格 | 東京都、神奈川県で 本校第一志望 | 東京都、神奈川県以外で 本校第一志望 | 東京都、神奈川県の 受験生 | 東京都、神奈川県以外 の受験生 |
成績の目安 | 3科12 5科20 | 3科10 5科17 | 3科13 5科21 | 3科11 5科18 |
3科(国英数)または(国英数から2科+その他から1科)
5科(国英数理社)または(国英数理社から3科+その他から2科)
【活動評価点】
《3科で1点、5科で2点まで評価に含めることができます。》
英検、漢検、数検3級以上 生徒会会長 専門委員長 都大会、県大会出場 部活動部長 継続的な部活動経験者 | 精皆勤(3年間欠席3日以内) 生徒会役員 学級委員 継続的なボランティア活動 受験生の親族や親戚の方は本校在学生または卒業生 他 |
👇👇👇その他👇👇👇
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