【学校紹介】神田女学園中学校・高等学校 前半(インタビュー&入試イベント)

学校紹介:インタビューNo.57

神田女学園中学校・高等学校

千代田区神田猿楽町2-3-6

ジブンのドラマをデザインする

今回インタビューに答えてくださった
学園参与 宗像 諭先生

👇👇👇2022年入試イベント👇👇👇

✐✎✐✎中学校✐✎✐✎

日程時間内容
2022/8/27(土)14:00~クラブ体験会
詳細は学校HP参照
2022/9/4(日)9:00~教育内容説明会
2022/9/10(土)14:00~授業体験会
2022/9/23(金)・24(土)姫竹祭(文化祭)
2022/10/9(日)9:00~教育内容説明会
2022/10/29(土)授業見学会
2022/11/13(日)10:00~教育内容説明会
2022/11/26(土)10:00~教育内容説明会
2022/12/10(土)14:00~教育内容説明会
2022/12/18(日)9:00~出題傾向説明会
2023/1/14(土)14:00~出題傾向説明会
2023/1/29(日)9:00~新6年生対象:教育内容説明会
学校説明会への参加は、学校HP『学校説明会申込サイト』から予約制です。

✐✎✐✎高等学校✐✎✐✎

日程時間内容
2022/8/27(土)10:00~クラブ体験会
詳細は学校HP参照
2022/8/28(日)10:00~授業体験会
詳細は学校HP参照
2022/9/10(土)14:00~授業体験会
詳細は学校HP参照
2022/9/23(金)・24(土)姫竹祭(文化祭)
2022/10/1(土)14:00~教育内容説明会
2022/10/8(土)14:00~教育内容説明会
2022/10/22(土)14:00~教育内容説明会
2022/11/6(日)10:00~教育内容説明会
2022/11/19(土)10:00~授業見学会
2022/11/26(土)14:00~教育内容説明会
2022/12/3(土)10:00~個別相談
2022/12/17(土)14:00~出題傾向解説会
2023/1/15(日)10:00~出題傾向解説会
学校説明会への参加は、学校HP『学校説明会申込サイト』から予約制です。

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

Q1:1890年(明治23年)に創立した伝統のある女子中学校・高等学校ですが、現在各学年何クラスずつあり、何名いますか。

A1:中学は3学年2クラスずつ、高校は6クラスずつです。1クラス約30人になっています。

Q2:『言語学習』に力を入れているとお聞きしました。英語だけでなく、他の言語も学べるようですが、どのような言語を学ぶことができますか。

A2:第二外国語として中国語、フランス語、韓国語と帰国生のための日本語のサポートも行っています。本校の言語学習は、英語や第二外国語が使えるというよりは、母語である日本語で考えて相手に伝えることができる。そのうえで英語でも伝えられる、第二外国語でも伝えられることが大切だと考えています。

Q3:『専門性』『人間性』『積極性』を身につけるためのプログラムを組んでいるようですが、具体的にどのようなものですか。

A3: 専門性は“その子が持っている得意な分野を伸ばしてほしい”ということです。学校教育の現場で女子教育をしていると、『何でもできるように』と求めてしまいますが、それよりもこれからの時代は個人の個性や得意なところを伸ばした方が、将来就く職業や人生を歩んでいく上で有利になります。その子の特徴を伸ばしていくことが専門性です。

それにおいて社会の中で生きていきます。人間性、コミュニケーション能力、その子の持っているパーソナリティーと友だち同士の距離感。女性としてのアドバンテージもあれば狭さもありますので、自分の力、そして周りにも協力してもらいながら乗り越えていけるようなパーソナリティーを育成していきます。中高生時代には、色んな事に積極的に挑戦してもらいたいと思っています。共学校と女子校の違いは、自分らしくいられることです。共学だと異性の目、異性といる時の友達の目が少なからず気になると思います。女子校ですとそのようなことがないので、自分が自分らしく色んな事に挑戦しても、認めてくれる環境があると思います。

これらはすべて学校行事に落とし込んでいます。例えば文化祭では、自分はデザインをするのが得意であれば、デザインのところで力を発揮してもらいます。これが専門性です。クラスの中ではリーダーとして頑張る子もいれば、サーバントリーダーとしてグループの中でグループを支えるリーダーシップを発揮する子もいます。そこで人間性も発揮できます。

積極性とは、色んな出来事に積極的に関わっていくことです。係を決めるうえで誰も手を挙げずにくじ引きにするのではなく、『とりあえず手を挙げてやってみよう。』という雰囲気づくり、環境づくりをしています。文化祭や体育祭、合唱祭、探究型の学習に活かされています。

Q4:自転車で通学することはできますか

A4:自転車は、自宅から最寄り駅までは管理しています。本校の最寄り駅である神保町や水道橋駅からは、管理上、徒歩で来るようになっています。

Q5:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか

A5:近隣が一番多いです。江戸川区、江東区、台東区、文京区辺りの生徒は多くいます。最近埼玉県や千葉県からの生徒さんが多くなってきています。交通の便がいいのもそうですが、埼玉県や千葉県は、本校のような教育活動を行っている女子校が少ない気がします。そのような特徴がある中で通ってくる生徒が増えてきています。

✐✎✐✎中学校✐✎✐✎

Q6:中学校はコース分けや習熟度別の学習をしていますか。

A6:コース分けはしていません。英語、数学、国語を習熟度別に学習しています。国語は外国籍の生徒や帰国生も一定数いますので取り出しで行っています。

Q7:リベラルアーツ教育の導入として『ニコル・プロジェクト』というものを行っているようですが、どのような学びですか。

 ※リベラルアーツ教育とは、現代社会のさまざまな問題に立ち向かうための「総合力」を養う教育のことです。

A7: リベラルアーツ教育は、色んな定義があると思います。本来的には学問からの解放がベースになっています。それを学校教育に持ち込んでみると、『教科の枠を超えた学びをしていこう』というのが本校のベースになっています。例えば社会の授業に理科的な知識が出てきたら、当然理科的な知識に触れます。家庭科の授業の中で、社会科の単元が出てきたら、社会科の内容も含めて、同じテーマとして学びます。そのように学んでいくと、学び方がテーマ別になります。一つのテーマや一つの社会課題を解決するために、多くの知識が必要になります。その知識を専門的に学ぶのが教科になるということを、自然に生徒たちは気づきます。教科の枠を超えた学びが、本校が定義している“リベラルアーツ教育”として実施していることです。具体的に取り組んでいくことで『プロジェクト』という名になります。また『ニコル』はネイチャー(nature)・ライフ(Life)・カルチャー(culture)です。『教科の枠を超えていこう』『実社会との繋がりを考えていこう』とするとテーマも広くなります。また中高生として、ハードルが高いテーマに取り組んでもいいですが、そうなるとインターネットで調べて終わりになってしまいます。一例として『アフリカにおける少年兵士について』があります。グローバル志向で調べがいのあるテーマだと思います。それを中高のテーマとして扱った時に途上国の経済基盤や社会基盤から始まって戦争や歴史的背景まで調べていくと、ライフワークとして調べるのには、いいのかもしれませんが、中高生の探究型的な学びとしてはリベラルアーツのテーマとしては大きすぎます。もっと身近なネイチャーとして自然・科学、ライフとして人文科学、カルチャーとして社会学に絞り、一つテーマを決めてプロジェクトになります。プロジェクトなので一人でもしますし、グループでもやります。

Q8:高校進学の際に3つのコースに分かれますが、希望すれば入れるのでしょうか。

A8:入れます。コースにそれぞれ特徴があり、また高校は単位がありますので、単位履修をクリアできるかどうか、ある程度はアドバイスをしています。

例えば、中学時代に数学が苦手で、あまり取り組んでいない生徒が、“医者になりたい“と言っても、数Ⅲまで学習し、物理も学習するのは、厳しいものがあります。お医者様を支える仕事、医療現場に立てる仕事として、自分にふさわしいのは何だろう。という話をしています。高度教養に入らなくても、総合教養の中で、難関大学を目指そうと話をしています。また(希望が)国際教養の場合には、留学もありますし、周りが英語力を高めていきますので、英語好きというよりは、英語で理解したり、英語を使うことになります。その覚悟はあるかという話をし、緩やかに分けていきます。

Q9:高校進学の際に入試はありますか。

A9:ないです。千葉県の単願推薦同じで、内部進学生用の内申点基準がありますので、それをクリアすれば、ぼほ希望する生徒さんは、内部進学をしています。

✐✎✐✎高等学校✐✎✐✎

Q10:高校は3つのコース(国際教養コース・高度教養コース・総合教養コース)に分かれていますが 、各コースの特徴を教えてください。

A10:国際教養コースは、将来のビジョンとして、また高校時代の学びとして、言語学習に重きを置きたい生徒たちです。『英語が使えるようになりたい』というのもそうですし、将来の職業観としてCAのような、“国際機関で働きたい“ ”英語を使った仕事に就きたい“という生徒たちです。本校の場合は、2年間まで留学ができますので、”留学に行きたい”という思いをもって選ぶのがこのコースです。そのなかにダブルディプロマクラスロングステイプログラムクラスの二つにクラスが分かれています。ダブルディプロマクラスは、高校1年生の夏から2年間現地の学校に通います。それを志している、またそれを成し遂げたい生徒は、国際教養コースのダブルディプロマクラスに入ります。ただこのクラスは2年間現地で生活しますので、英語を学ぶというよりは、英語で生活をしなければいけません。そこまで考えていない生徒は、ロングステイプログラムクラスに入り、一年間の留学の中で、英語のアウトプットループを高めていき、自分の将来のキャリアに結び付けていきます。

DDクラス(ダブルディプロマクラス)は毎年10名くらい希望者がいます。その生徒たちは2年間海外へ行くという志をもって渡航していきます。

高度教養コースは、中学時代に自分がなりたい将来像があり、専門性が求められる職業に就きたい生徒たちのためのコースになります。このコースの中に、“メディカルテクノロジークラス”があり、これは“真の国際医療人になろう“。医学部をはじめとして、これからの時代の医療系に進めていこうとする生徒たちのコースです。本校は言語教育を行っていますので、国際医療人、英語が普通に使える看護師、英語でも中国語でも患者様と対話ができる薬剤師、抜群のスキルを持った放射線技師など、職業が広がります。医師や看護師、医療に関係する仕事に就きたいと志を持っている、強い意志がある生徒たちです。それを目指すためにはハードルが高いので、同じ志を持った仲間たちと一緒に学ばなければいけません。そのような環境を作ることも必要だと考えています。

高度教養コースには、ランゲージアーツクラスがあります。このクラスは第二外国語を二つ学び、マルチリンガルになります。母語(日本語)と英語、中国語、韓国語、フランス語の4つを学ぶことで、“海外の大学へ進学したい”“国際機関に勤めたい”時にアドバンテージになるスキルを身に付けさせたいと、考えています。そのようなことを目指している生徒は、場合によっては小・中学生から決めている子が多くいます。そのような生徒たちをサポートしていきます。高度教養コースは、一クラスずつ20名がいます。

総合教養コースは、中高生なので自分の進路が決まっていない生徒、自分は何ができるのか、自分は何者なのか自体分からないと思います。それを一緒に考えていこうというコースです。まずは大学進学を目指していこうというクラスです。生徒たちの生き方、目指すこと、身に付けなければいけないスキルや能力、個人として持っている能力は人それぞれ違うので、その能力に合わせたコース設定やクラス設定、色んなことに挑戦できる環境を作っておいて、生徒たちに選んでもらいます。

Q11:途中でコース変更はできますか。

A11:できます。高校二年生になるときに変更できます。1年生は一般教養課程になっていますので、どのクラスに入っても、どのコースに入っても同じです。1年かけて、また中入生は4年間かけて自分の適性を見抜いて、高校2年生になる時にしっかり選ぶことになります。

高入生の生徒たちの中で、高度教育コースを目指している生徒が、中学の内申点や入試当日の点数によっては、目指していたコースでは、スタートができない生徒もいます。入学してから1年間それを目標にして頑張っていけば、チャンスがあります。最初は総合教養で入学しても2年次に高度教養コースに変更することが可能です。

Q12:春期・夏期・冬期等の長期休みの講習はされていますか。

A12:しています。5日間5回が1タームになっています。夏休み中は2ターム、高校2・3年生は4タームあります。春・冬は1タームあります。希望制で受講することができます。

Q13:部活動の加入の割合を教えてください。

A13:約9割加入しています。ソフトボール部は中学が全校大会で優勝しています。高校も毎年東京都代表でインターハイに出場しています。

Q14:学校は何時まで残ることができますか。

A14:7時までです。3時~3時半までに、ホームルーム、掃除が終わり4時くらいから放課後に活動が始まります。学内で勉強をする生徒は7時まで開いていた方がいいと考えています。4時から3時間勉強をしている生徒は少ないかもしれませんが、部活の加入率が高いので、前半の1時間半に部活動をして、後半の1時間半で学習をして帰ることができます。本校は場所が狭いので、前半後半があります。

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