【学校紹介】和洋九段女子中学校・高等学校 前半(インタビュー&入試イベント)

学校紹介:インタビューNo.53

和洋九段女子中学校・高等学校

千代田区九段北1-12-12

あなただけのストーリーを。

今回インタビューに答えてくださった学園理事 校長 中込 真先生

👇👇👇2022年入試イベント👇👇👇

✐✎✐✎中学校・高等学校✐✎✐✎

日程時間内容
2022/7/8(金)19:00~20:00イブニング説明会
2022/7/15(土)19:00~20:00高等学校入試 個別相談・説明会
2022/8/6(土)PM授業体験
2022/8/6(土)PMミニ学校説明会
2022/8/20(土)PM生徒による校舎見学会
2022/9/3(土)10:00~12:00校舎見学会
2022/9/10(土)PM【6年生対象】入試対策勉強会
2022/9/10(土)PM英語対策講座1
2022/9/17(土)AM学校説明会
2022/9/17(土)PM英語対策講座2
2022/9/24(土)10:00~12:00校舎見学会
2022/9/24(土)PM英語対策講座3
2022/10/1・2(土・日)文化祭
2022/10/8(土)PM英語対策講座4
2022/10/8(土)PM高等学校入試 個別相談・説明会
2022/10/15(土)AM6年生対象の入試対策勉強会
2022/11/26(土)PM生徒による校舎見学会
2022/12/3(土)10:00~12:00校舎見学会
2022/12/18(日)8:30~12:00プレテスト入試説明会
2022/12/24(土)PM生徒による校舎見学会
2022/1/14(土)AM学校説明会
2022/1/14(土)AM6年生対象の入試対策勉強会
2022/1/21(土)10:00~12:00校舎見学会
2022/2/25(土)10:30~11:10新5・6年生対象 学校説明会
予約が必要です。学校HPより

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

Q1:1897年に創立され、現在は各学年何クラスで、何名ずつですか。

A1:クラスの数は3クラスまたは4クラスです。学年によって(生徒数が)違います。少ない学年で約50名、多い学年で約100名です。

Q2:『自分で自分を成長させることのできる人になってほしい』とホームページにありますが、どのようなことを行っていますか。

A2:本校の得意技は、多くのところと連携する学びです。このエリアには多くの大使館や企業が徒歩圏内にあります。中学校1年生の後半から大使館や企業に電話をかけて、生徒たちは課題や目的をもって会いに行き、話を伺っています。そしてこれから(将来について)『自分はどのようにしていこうか』と考えていきます。(学校から)『言われたからやっている』から始まりますが、企業の方に合うとものすごく刺激になります。また、NPOやNGOの方、高校生になると地方創生で、地方の自治体の方、農協の方とお会いします。今日はNPOでカンボジア支援の方が(学校に)いらしていて、高校三年生と一緒にセッションをしています。そのような形で、学校の中で考えたことを実際に試してみて、勉強し直したり、繰り返ししていくことで、自分自身の進む道が出てきます。高校生からは、『このような活動してかまわないでしょうか』『これに行きたいですがいいでしょうか』『文化祭にこの人を呼びたいですが、どうでしょうか』というような自立した学びになっていきます。それを目標にしています。

Q3:御校が実施しているPBL(問題解決型授業)とはどのような授業ですか。

A3:色んなスタイルがあります。Pに2つあります。Problem Based Learningは問題に基づいた授業、Project Based Learningは、何か課題に取り組むです。どちらにしても答えのないことに対して、答えを自分で探しだす授業です。一番の特徴は、全科目、全教員ができることです。例えば保健の授業ですと『あなたが健康であること、自分が健康であることは、社会にどのような影響を与えるのか、考えてみてください。』という問いがあります。生徒は自分が健康であることで、他人に対して何かできることを考えます。授業の枠にとらわれない学びができます。

(授業の)パターンが決まっています。最初に教員のトリガークエスチョンから始まり、全員で黙って考える時間を5~10分取ります。(この時間は)教員の問題に対して自分が何を答えるのか作る時間です。それからディスカッションが始まります。考える時間を取るので、思いついた生徒や発言したい生徒が話すのではなく、全員平等に(話す)チャンスがあります。その時に大切なことは5~10分で考えた内容を『15秒で話してください。』と無理なことをするところです。慣れてくると自分の考えの中で一番言いたいことは何かというエッセンスを汲むことができます。そして、議論をするとよく進みます。グループで意見をまとめて最後にプレゼンテーションをします。固定メンバーにならないようにメンバーを変えて行います。

お預かりするお子さんには大人しいお子さんが多くいます。最初の授業は発言する生徒がいませんでしたが、徐々に慣れるにつれ、言いたいことがある生徒が増え、発言するようになってきます。前へ出ていくための基本的なスタイルを作る授業になっています。

Q4:自転車で通学することはできますか

A4:何名か、近いお子さんが自転車で通ってきていたことがあります。最近は申請をしてきませんが、申請があった場合は、対応することもあります。

Q5:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか

A5:バラバラです。都営新宿線の下町の地区の生徒や東西線の千葉までの間の生徒も多くいます。地元の方も多く通ってきています。市ヶ谷や麹町から徒歩で通ってきていますし、一番近い生徒は30秒の生徒もいます。一番遠い生徒は銚子から2時間近くかけて通ってきています。広いエリアから通ってきてくれています。最近増えてきているのが、つくばエクスプレスで茨城から通ってきてくれてる生徒たちです。

✐✎✐✎中学校✐✎✐✎

Q6:中学生は本科クラスとグローバルクラスコース分けていますが、違いを教えてください。

A6:本科クラスは先ほどもお話ししたPBL授業や和風のコンテンツが多くあります。グローバルクラスは英語の授業はすべて英語で初めから行います。(授業は)グレードに分けて対応していますが、ホームルームや毎朝の連絡は全部英語で行います。グローバルクラスは若いうちに(英語を)聞き取る耳を作っていきます。英語のシャワーを浴びながら最後、『口から出るまで頑張りましょう。』という形で行っています。

Q7:グローバルクラスの生徒さんは帰国子女の方が多く在籍しているのでしょうか。

A7:全く0ベースで入学してくる生徒もいます。やる気があるなら入学していただいています。このコースを始めて6年が経ちますが、一番伸びているのが0ベースの生徒たちかもしれません。目的意識がはっきりしています。もちろんグローバルクラスなのでインターナショナル校や帰国の方も入学しますので、最初から中学1年生で一番高い生徒だと、英検2級から準1級を取得しています。その生徒たちは逆に力を維持しながら幅を広げていく形をとっています。このような生徒たちが隣にいると(英語初心者の生徒たちは)刺激を受けます。

Q8:クラス分けは入試時点で行っているのでしょうか。

A8:入試時にどちらのクラスに行きたいのか印をつけます。半年すると来年はどちらのクラスに入りたいのか聞いています。毎年クラス替えがあり、去年は中1から中2に進級する際に5名が本科からグローバルに動いています。最初グローバルクラスは人数が少なく16~20名でスタートをして最終的には30名くらいに多くなっていきます。

Q9:習熟度別の学習をしている教科はありますか

A9:今はそんなに激しい習熟度別はしていません。グローバルクラスでは英語は完全習熟度で授業をしています。インターナショナル校から来た生徒と、アルファベットから学ぶ生徒を一緒にできません。普段は2つのクラスに分けていますが、多いときは、15名のクラスを3つに分けて授業を行っています。3名、2名、10名のように分けたこともありました。

Q10:長期休業中に多くの講習が準備されていますが、中学生の講習はありますか。

A10:中学生の方が多いかもしれません。補習と講習に分けています。まずは試験が始まる前に(補習で)指導しています。また一学期が終わってみて少し出遅れたという生徒に対しては、終業式の前に補習が多く入ります。

個人個人によって目標を設定して、できれば褒めています。

Q11:高入生と同じクラスになりますか。

A11:高校で募集しているのは、グローバルクラスだけです。そうなると必然的に同じクラスになります。最近ではコロナの影響で緊急帰国された生徒たちが入っています。反対に海外に出ていく生徒もいます。ただグローバルコースで入学して一年間終わると他のコースに動けますので、『最初の一年で、英検を取ることを目標にする。』という入り方をする生徒もいます。

✐✎✐✎グローバル教育✐✎✐✎

Q12:インターナショナル教員による英語の授業は週に何回ありますか。

A12:フルタイムのネイティブ教員が6名います。他に(英語を)話せる教員もいますので、その教員たちで授業を行っています。

Q13:英語の習得に加えて日本の文化について理解を深められるように、礼法、茶道、華道を学べるようですが、選択科目ですか、または全員学ぶのでしょうか。

A13: 中学生は全員必修です。中学1年生で礼法、中学2年生で華道、中学3年生で茶道を学びます。

Q14:それぞれ希望制で英語研修・留学プログラムがありますが、どのくらいの生徒が参加していますか。

・オーストラリアホームステイ(対象:中2~高2)

・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・アメリカ合衆国への学期間留学(3カ月)(対象:中3~高2)

・オーストラリア・ニュージーランド・カナダへの長期留学(10カ月)(対象:中3~高2)

A14:ここ数年は中止になっていますが、以前はオーストラリアのホームステイに多いときで50名くらい参加しています。姉妹校がありますので、姉妹校のご家族の自宅に泊まります。これは夏休みの3週間です。逆に姉妹校の生徒たちが、日本に来て泊まります。このような交流を行っています。

学年によって人数は変わります。少ないときは20名くらいですが、多いときは受け入れの関係で、抽選して実施した時もありました。

Q15:英検は基準よりも速いペースでの取得を目指されていますが、英語の授業数が多いのでしょうか。

A15:英語の授業数が多くあります。中学3年生が終わった段階で、半数の生徒が準2級より上の級を取得していますし、3級まで入れると92%の生徒が取得しています。課題をもって学んでいると(まわりに)つられて学習してきます。本校はスパルタでは(教育を)行っていません。『自由に自分で目標を設定してやってね。』というと、ここに来たからには英語をしなければと思うようです。

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