【学校紹介】文化学園大学杉並中学高等学校(前半:インタビュー&入試イベント)


今回インタビューに答えてくださった入試広報部長 西田 真志先生

👇👇👇2022年入試イベント 👇👇👇

✐✎✐✎2022年 中学校✐✎✐✎

日程イベント時間
6月18日(土)第1回学校説明会14:00~16:00
7月16日(土)第1回オープンスクール14:00~16:00
7月24日(日)帰国生対象グローバル説明会10:00~12:00
9月3日(土)第2回学校説明会14:00~16:00
10月8日(土)第3回学校説明会14:00~16:00
10月授業見学会(DDコースの授業見学可)
11月5日(土)第4回学校説明会14:00~16:00
11月19日(土)第2回オープンスクール14:00~16:00
12月3日(土)入試説明会※2科体験有り14:00~16:00
12月18日(日)第5回学校説明会10:00~12:00
1月14日(土)入試説明会(12月と同内容・2科体験無し)14:00~16:00
※各回の詳しい内容は学校HPよりお知らせ・開催方法・日程が変更になる場合があります。・全て予約制です。学校HPにて1カ月前を目安に予約受付開始!

✐✎✐✎2022年 高等学校✐✎✐✎

日程イベント時間
7月23日(土)第1回学校説明会14:00~16:00
7月24日(日)帰国生対象グローバル説明会14:00~16:00
8月13日(土)第2回学校説明会10:00~12:00
8月27日(土)第3回学校説明会10:00~12:00
10月授業見学会(DDコースの授業見学可)
10月29日(土)第4回学校説明会14:00~16:00
11月10日(木)プレミアム説明会(夜)18:00~
11月26日(土)第5回学校説明会
【DDコース体験入試有り】
14:00~16:00
12月4日(日)個別相談会9:00~17:00(時間要予約)
※各回の詳しい内容は学校HPよりお知らせ・開催方法・日程が変更になる場合があります。・全て予約制です。学校HPにて1カ月前を目安に予約受付開始!

👇👇👇インタビュースタート 👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

Q1:現在各学年何クラスで、何名ずつですか。

A1:新中学1年生は149名、新2年生112名、新中学3年生120名です。中学は4クラスから5クラス、高校は8クラスから10クラスです。高校から入学してくる生徒の方が若干多くいます。

Q2:2017年に女子校から共学になりましたが、男女比はどのくらいでしょうか。

A2:共学化して、4月で6年目になります。中学の男女比が1対1になりました。高校はまだ男子の方が少なく1対2になります。高校は規模として300名前後です

Q3:自転車で通学することはできますか 。

A3:原則1Km以上4Km未満のドーナツ円状中にいる生徒に許可していますが、このコロナ渦で電車に乗せたくないご家庭がありますので、今は原則を解除しています。ただ駐輪所のキャパシティがありますので、入学生(の自転車通学希望者)がどのくらいいるかによって、制限をまた復活するかどうかを検討しています。現在は全生徒の約3割が自転車を利用しています。

Q4:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか

A4:中野区、練馬区、杉並区の生徒が多くいます。本校は中央線沿線上にあるので、比較的アクセスがいいです。中央線一本で西の方からも来ていますし、総武線で船橋からも一本で来られますので、いろんなエリアから来ています。

✐✎✐✎中高一貫校✐✎✐✎

Q5:中学1年生はコース別になっていますか。(英語上級者と初心者はクラス分けか習熟度別か)

A5:基本は英語の授業のみレベル別にしています。来年度の新中学1年生(2022年度入学生)に関しては、英語上級者が多くいますので少し寄せなくてはいけないと考えています。基本的な理科や数学や社会自体は、すべてフラットな同じカリキュラムをしていきますが、英語だけ取り出すイメージです。2022年度中学入学生の英語力は149名中52名が準2級以上を取得しています。入学生の約3分の1がそれくらいの英語力をもって本校に入ってきます。級を持っている生徒は71名、持っていない生徒は78名、少しだけ英語を学習していた生徒もいるので、生徒のレベルに合わせて英語の授業をしています。

Q6:中学2年生から2つのコース(ダブルディプロマ準備コース・中高一貫校コース)に分かれていますが、違いを教えてください。

A6:コース分けは中学2年生からですが、中学1年生から英語のレベルは分けています。流れとして1年生のときは英語の力が3種類に分かれていて、DD7は理数科目も英語で行う週17時間英語で学ぶクラスです。Advanced7は週10時間英語を学ぶクラスで、この二つが上級者になります。Starter7は週9時間英語を学び、英語初心者クラスになります。中学二年生になるとDD7の生徒はDD8へ進級し、上級者のAdvanced7とStarter7の生徒がDD準備8のコースに入り、英語だけでなく部活動なども頑張りたい生徒が中高一貫コースになります。

カナダの教員が教える授業はDD7~DD9、Advanced7、DD準備8、DD準備9になります。ネイティブ主体の授業がStarter7及び中高一貫コースになります。完全にクラス分けを設定しているのが中学2年生からになるので、カナダの学びとそれ以外という形になっています。

Q7:DDのクラスは英語・数学・理科がすべて英語での教育になっているのでしょうか。

A7: 理科は4時間中2時間が英語、数学はカナダの数学が5時間、日本語の数学が3時間になっていまして両方を学ぶプログラムです。このDD7を導入して中学1年生から高い英語力を持ってくる受験生が集まってきています。

Q8: 途中でコース変更はできますか。

A8: 基本的にはありません。

Q9: 中間試験がないようですが、年間何回の定期考査があるのでしょうか。また評定は定期考査のみで見られるのでしょうか。

A9:学期ごとに期末のみ実施しています。(3学期制)評定は定期考査で半分です。カナダのカリキュラムは、グループワークやプレゼンや日々の取り組み、もちろん小テストもそうですが、そのウェイトが多くあります。その評価システムを学校でも取り入れて、一生懸命毎日しっかり頑張る生徒を評価し、定期考査の結果だけでなく様々な部分を評価するやり方を取っています。

Q10:学校内の塾『学びの森』は時間が空いた時に、いつでも使うことができるのでしょうか。塾のように曜日・時間が決められていますか。

A10:『学びの森』は、自習指導になります。講習で曜日を設定してしまうと部活動や習い事で参加できない生徒もいるので、基本的には自分の空いたスケジュールで『学びの森』が活動しているときに、自分でスケジュールを決めて、宿題や学びの森の先生に課題をもらって勉強をするプログラムになっています。

Q11:放課後に行われているSTEAMプロジェクトではどのような活動を行っていますか。また何名くらいの生徒さんが参加していますか。

※STEAMとはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の5つの単語の頭文字を組み合わせた教育概念。5つの分野の学習を通して、子どもを今後のIT社会に順応した競争力のある人材に育てていくための教育方針。

A11:STEAMと聞くと理数科目と思われてしまいますが、基本的に本校は、もちろん理数科目を行いますが、社会と触れ合いながら課題探究を行う取り組みです。ただいきなり中学一年生にそのようなことを提示しても分からないので、中学生はSTEAM Play 倶楽部といって部活動のようなイメージでプログラミングの基礎知識を学びます。中学1年生で週1回、中学2年生で週1回学びます。高校生になると外部と連携をして、課題解決型学習プロジェクトに取り組んでいきます。(例えば)使いすてカイロを用いた水質改善活動をしています。使い捨てカイロを集めて、大阪にある施設に送ってリサイクルをすることを行っています。阿佐ヶ谷駅前の『Beans』というお店に相談したらカイロを集めてくださることになりました。最初は認知が少なかったので、(カイロが)集まりませんでしたが、認知が定着してくると、ものすごく集まり4日で(段ボール)5箱集まりました。地域の方からも本校が環境に良い取り組みをしていることで、お礼の手紙が来たりしています。

このような社会と触れ合う取り組みをしています。ユニットと呼ばれる何名かのグループでそれぞれ取り組んでいます。これは二年前から始まり、希望制で年間を通して活動をしています。現在高校1年生と2年生を合わせて100名くらい所属しています。

Q12: 高校へ進学の際は、高入生と同じクラスになりますか。

A12:基本的には同じクラスになります。ただ特進コースだけは先取りをしていますので、附属生のみの特進一貫になります。

✐✎✐✎高等学校✐✎✐✎

Q13: 3つのコースの特徴を教えてください。(ダブルディプロマコース・特進コース・進学コース)

A13:高校は、進学コース、特進コース、ダブルディプロマコースの3コース制です。進学コースは、文化学園系列や日東駒専レベル以上の大学進学を目指します。特進コースは、早期の進路指導、バランスの良いカリキュラムで国公立大学や早慶上理、G-MARCHの大学を目指します。2022年度からは新たに「国公立クラス」を設立しました。ダブルディプロマコースは、日本とカナダのカリキュラムを同時並行で行い、卒業時には日本とカナダの2つの卒業資格を取得することができる日本初のコースです。国内生としてだけでなく国外生としても出願ができ、さらにBC州の生徒として海外大学へのダイレクトに出願ができます。

Q14: 「ダブルディプロマコースは文化学園大学杉並高等学校とカナダBC州政府の“Bunka Suginami Canadian International School”の両方の学校に在籍」とは、両方の学校の単位数が取れるという事ですか。(両方の卒業資格取得)

A14: 本校の高校と同時にカナダのブリティッシュコロンビア州の海外校として本校が8年前に認可が下りて、カナダの教員も在籍しているので、(ダブルディプロマコースを)卒業すると日本とカナダの2つの高校の卒業資格が取得できます。日本のカリキュラムが青、カナダのカリキュラムがピンク(下記写真参照)

カナダのカリキュラムはもちろん英語で行うので、両方ミックスして実施していきます。単純に2校分だと(授業数が)倍になってしまうので、選択科目を振り替えあって、1.5校分の授業時数に押さえています。それでも授業数が多いので0限、7時50分からはじまり、終わりも3時35分までが基本的にあります。土曜日も1限から午後まで授業があるので少し多いです。ダブルディプロマコースのみこのような形になっています。カナダの教員が11名在籍しています。授業はグループワークが中心にしますので、授業数は多くありますが、楽しく授業を行っています。

Q13:ダブルディプロマコース、1年次のカナダ留学の期間を教えてください。(全員必須ですか)

A13:カナダの留学自体は1年生の夏に5週間現地に行って社会の単位を取る授業です。ソーシャルスタディー10という授業になります。カナダの地理や歴史は現地で学ぶ方が有意性があるので、単位取得のために現地で100時間授業を行います。ただコロナ渦で2年間行くことができていませんが、カナダの教員が本校にいるので、夏、本校に通ってその単位を取得しています。

多くの学校で留学プログラムなどがある中、現在コロナ渦で(海外に)行きにくいこと、また(海外へ)行っている間、日本の課程が勉強できないデメリットがあるので、帰国後理系で数学を使って一般入試したいとき、英語力をつけていても1年留学していると限界があります。本校のダブルディプロマコースは授業数が多くありますが、日本のカリキュラムも学習しますので、どちらにも対応できるメリットがあります。英語圏の高校の卒業資格を取得しているので、大学受験の際に海外生枠や帰国生枠で受験することができます。本来、海外に留学している子供たちが使う帰国生入試という技を、本校の生徒は日本国内にいて受けられて、もちろん国内生として、国内大学にも推薦も出すことができるので、受験チャンスが倍になるのは、本校の生徒だけです。もちろん海外の大学へ行きたいときは、英語圏の高校の卒業資格を持っているので、スムーズに進学することができます。極端なことをいうと、カナダの大学へ進学したいときは、試験が一切ありません。本校の高校の海外校側の成績で、例えば89%以上のオールAならば、ブリティッシュコロンビア大学という形で、決められます。日本の指定校推薦のように、自分の成績によって行き先が決められるメリットがあります。今年卒業する生徒たちが5期生で、この5期生を含めて125名が(ダブルディプロマコースを)卒業しますがその実績になります。(下記参照)

ホームページやパンフレットに記載されているのは、4期生までの84名の進学実績の割合ですが、4分の1が海外へ進学しています。4分の1が国公立・早慶上理、GMARCHの英語に強い大学を含めると全体の8割がそのような大学へ進学しています。

5期生の速報としてこのような学校の合格をいただいています。(下記参照)

このようにコースが安定してきているので、中学から英語力を高めたい方とかダブルディプロマコースにいきたい方が、中学で入学をしてきています。

Q14:帰国子女枠の基準を教えてください。

A14:中学受験では海外在籍1年以上帰国後3年未満という基準です。高校も同様です。中学だと今年帰国生入試で113名が受験しています。高校は50名の受験でした。中学生は帰国生受験の中で24名が入学しました。帰国生の方も過ごしやすい環境です。

Q15:海外生活が長く、日本語が苦手なお子さんがいると思いますが、そのお子さんはDD7にはじめから行くのでしょうか。

A15:帰国生はDD7へ希望する生徒が多くいますが、このコースはカナダ側の審査があります。希望すればいけるというわけではありません。カナダのスピーキングテストがありますが、だいたい英検2級のレベルなので、英検2級を取得していれば通ります。本校の(今年度の)中学入試は2/1〜2/4であり、合格した希望者を5日に集めてスピーキングテストをしました。2月8日の手続き前に結果をお伝えできます。2月5日は他校の受験日になって参加できない場合、手続き後になりますが、スピーキング審査を行うことができます。今年度DD7が39名、Advanced7が19名で決定しています。もちろん中学から本格的に英語の勉強を始める生徒も多いので、そのような生徒たちもしっかり伸ばせるようなプログラムを組んでいます。(写真参照)

英語初心者を含めて2年生で80%が(英検)3級を取得しています。取るべき級が1学年分早く取得できています。級を持っていなく入学した生徒のうち7割が1年の終了時に(英検)4級を取得しています。また入学の際に級を持っていない生徒のうち12名は1年間で3級を取得していますので、中学の英語の学習が1年間で終えることも可能です。上位層も伸ばしていまして準1級8名、1級2名が合格しています。3年生の中には英語初心者で入学してきた生徒のうち2名が中学卒業時に(英検)2級を取得できています。高校を含めた英語の学習が中学の3年間で終えることもできます。

Q16:授業日数が多いのでしょうか。

A16:DD7だけ他のクラスと比べて3時間から4時間多くなります。英語初心者クラスでは例えば、絵本を読んで三単現を学ぶタイミングで、過去形や過去分詞をその場で学んでしまいます。繋がっているところをまとめて教えています。(英検)4級は過去形が入ってきますが、本来ならば中学1年生で学びません。本校ではそのような学びをしているので、中1でも4級や3級でも手が届く形です。教科書自体、日本の教科書ではありません。それでも初心者組でも週9時間、英語の授業があるので、他校の1.5倍ありますし、ネイティブの授業が9時間中7時間あります。残りの2時間を日本人の教員が文法を教えています。初心者組といってもABCから始める生徒と3級や準2級を持っている生徒もいますので、そこもレベル別に分けています。一人ひとりに合わせた英語力を学べます。

このようにお話していると英語特化型の学校に思われますが、国語・数学もきちんと伸ばしています。

Q17:部活動の加入の割合を教えてください。

A17:中学生は8〜9割が加入しています。週一回の文化部でも上下関係とか先輩との友人関係とかも学べるので、なるべく入るように伝えています。習い事をしている生徒もいますので、100%にはなりませんが。それでも多くの生徒が入っているような状況です。

Q18スポーツ推薦は行っていますか。

A18:行っておりません。全国大会に出場しているテニス部に入りたいと希望する受験生もいますが、最低限の内申点は取っていただいています。

続きのインタビュー(進路指導について・その他)はコチラ👇👇👇

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