【学校紹介】武蔵野中学高等学校(前半:インタビュー)

学校紹介:インタビューNo.32

武蔵野中学高等学校

北区西ヶ原4-56-20

武蔵野で学ぶ、かなえる

👇👇👇インタビュースタート 👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

Q1:2003年(平成15年)女子校から男女共学になり、今年(2021年12月時点)で18年になりますが、現在の男女比を教えてください。

A1: 共学になった当初は男子が少なく、徐々に男子の比率が増えてきて半々で落ち着いていましたが、現在は男子の比率がやや多くなっています。学年によっては6割が男子というところもありますが半々が原則です。

Q2:男子が少し多い要因はありますか。

A2:本校では8割以上の生徒・保護者が大学進学を希望しています。大学進学への強い希望は、中学校の段階では、男子生徒の方がハッキリしているのかもしれません。成績的に中間層が多い本校では、大学進学を目指し、学習面での指導を期待して、男子生徒が早い段階から受験を希望しています。こうした傾向も要因の一つだと考えます。

Q3:各学年の生徒数を教えてください。

A3:現在、中学校は各学年2クラスで1クラスが15名程度で、一学年30名強です。1クラス20名で2クラス40名を理想としています。高校は中学校から進学してきた1クラスと勉強に力を入れている特進ステージが1クラス、武蔵野の一番のメインステージの進学ステージが7クラスです。中学から進学してきた生徒と合わせて1学年250~260名です。進学ステージは1クラス30~35名程度です。

Q4:自転車で通学することはできますか

A4: 本校敷地が広くないので、自転車通学は認めていません。

Q5:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか

A5: 本校は北区なので、隣の板橋区、周辺の豊島区、足立区、荒川区といった地域が多くいます。一方では練馬区など池袋に出やすい地域や、本校は都営三田線の西巣鴨駅も徒歩圏内ですので、神保町で都営新宿線とつながるので、城東地区の江東や江戸川の人たちも増えています。全体でいうと東京が7割、埼玉が3割です。

✐✎✐✎中高6ヶ年一貫教育✐✎✐✎

Q6:中等部から高等学校へは、全員進級できますか。

A6:併設型中高一貫校という枠組みですので、試験で進級できないという事はありません。基本的には6年間です。一人二人は他校へ進学されたり、ご事情で違う方向性に行かれたりする方もいます。原則的に皆さん進学できます。

Q7:6年間を通して、グローバルな時代の即応した『国際人』の育成を目指しているようですが、どのようなことを行っていますか。

A7:一貫校の生徒たちについては、どこの私学も英語教育は充実していますが、本校ではLTE(Learning Through English)という教科を用意しまして、週6コマネイティブの先生に担当をしてもらっています。それは英会話というよりも英語を通じて色々なことを学びます。日常生活のことをトピックでこなしたり、英語でプレゼンテーションを作ったりグループワークをさせて英語で発表したり、場合によっては美術を英語で学んだり、英語で学ぶ時間が週6時間あります。中学1年生から高校3年生まで6年間学習していきます。並行して週4時間、日本人の先生がLTEで学習した内容を落とし込むために文法の授業をしますので、トータルで週10時間英語の授業があります。

今はコロナで実行できていませんが中学三年生の時には『クロス・カルチュラル・プログラム』という一般的には修学旅行の枠組みになりますが、宮古島で日本人の漁業や農業をされている方のお宅に民泊をします。本校の教育理念『他社理解』ですから、東京都とは違う環境、大家族で暮らす雰囲気を2泊3日で体験します。その後、沖縄本島に戻ってLTEの仕上げとして沖縄のアメリカ人ファミリーのお宅に2泊3日ホームステイをする全部で4泊5日の『クロス・カルチュラル・プログラム』を作っています。

また、高校1年生1月~高校2年生4月にかけてニュージーランドに3カ月の留学へ行きます。

Q8:ニュージーランドでの3カ月の留学は全員必須ですか。

A8:強化クラブに所属し全国大会に参加する生徒は残念ながら3カ月は参加できません。一部の生徒を除いて基本的には皆さんニュージーランドの留学に参加しています。『クロス・カルチュラル・プログラム』を経てニュージーランドの留学をすることで、LTEの結果を出せる、まとめの行事になっています。

Q9:一貫校の生徒が進学するインテンシブステージ(徹底したステージ)とは、どのようなコースでしょうか。

A9: 本校の中学校から高校へ進学したステージをインテンシブステージと名で呼んでいます。英語教育もLTEの流れで高校から入学した生徒たちとは違う英語教育をそのまま行っていきます。

Q10:インテンシブステージは探究をされているようですが。

A10:LTEは英会話を学ぶというよりは英語を通して多くの学びを行います。自分たちでグルーワークをする中でiPadで、調べ、話し合い、プレゼンテーションへ落とし込んでいくことを行っています。特別な探究の時間を設定するというより、日々の授業の中で探究を意識して学習を進めています。

Q11:中高一貫校の生徒と高入生は交わらないのでしょうか。

A11:基本的にはクラスは別枠ですが、高校2・3年生では、中高一貫校の生徒と特進ステージの生徒達は選択授業を合同で行っています。また学校行事はもちろん高校生一体となってやります。

Q12: 中学から入学した生徒が高入生の特進ステージや進学ステージに進学することはできますか。

A12: 基本的にはインテンシブステージです。まれに大学受験を見据えたLTEではない勉強を望むときには特進ステージを選ぶこともできますが、原則はインテンシブステージです。

✐✎✐✎グローバル教育✐✎✐✎

Q13:カナダ海外研修があるようですが、どのくらいの期間行きますか。何名くらいの生徒が参加していますか。

A13: カナダの研修は3月に行っています。高入生が参加できるようなプログラムです。もちろん一貫校の生徒も参加できます。期間は2週間で、カナダでホームステイを行います。前半の1週間ESLで英語の授業とアクティビティーを組み合わせて、カナダの町で活動しながら英語を学びます。残りの1週間は高校に入って、一人ひとりバディについてもらって一緒に授業を受けるプログラムにしています。授業を受講してもわからないことが多いと思いますが、カナダの高校生の生活を一緒に経験することでバディとの友情ができ非常に良い体験です。

カナダでは日本語の授業をしている先生がいるので、バディがその授業をとっていると、本校の生徒が授業のお手伝いをすることもあるようです。ホームステイ、バディとの有意義な授業体験、ほんの一部ですが、東へ行くとトロント郊外ですので、ナイアガラの滝など1日観光もできる充実したプログラムです。参加者は希望制で30名くらいです。2年生の3月に行く生徒が多くいて、参加者の半分を占めています。1年生が10名くらい、卒業間近の3年生もまれに参加しています。

Q14:長期の留学はありますか。

A14:高入生はありません。

Q15:セブ島語学研修はどのくらいの期間行きますか。また何名くらいの生徒が参加していますか。 A15:1週間、英語のマンツーマンレッスンを中心とした英検二級合格に特化した集中語学研修です。セブ島では1週間のプログラムだけでなく、2週間や1カ月のプログラムもあり人気のプログラムのようです。本校では1週間で50時間の授業を受講します。生徒たちから好評で、夏休みの1週間のプログラムなので、高校3年生でも参加する生徒が多くいます。英検二級を確実に取ります、受験の時にアドバンテージになる中堅校も多いですから英検二級が取れていない生徒は、このセブ島の研修に参加します。参加人数はマンツーマン授業がありますので20名限定です。人数制限があるのですぐに埋まってしまいます。参加資格として英検準2級以上を取得していることです。申し込み順になります。

続きのインタビュー(高等学校・進学サポート・その他)はコチラ 👇👇👇

【学校紹介】武蔵野中学高等学校(前半:インタビュー)” に対して2件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です