【学校紹介】京華中学・高等学校(後半:インタビュー&入試情報)
学校紹介:インタビューNo8
最後までやり抜くことのできる生徒たちへ
京華中学・高等学校
👇👇👇インタビュースタート👇👇👇
Q1~Q14は昨日のblogで掲載しています。チェックしてね!
✐✎✐✎グローバルプログラム✐✎✐✎
Q15:中学各学年・高校1年生対象のイングリッシュ・コミュニケーションとはどのようなものですか。
A15:ネイティブの教員が4名います。授業の中にネイティブの教員が入り、書く授業ではなく、言葉でのコニュニケーションを取る練習を授業内で行うのがイングリッシュ・コミュニケーションの一番のポイントになっています。最近は4技能が問われてきていますので、耳を鍛えるだけではなくきちんと話せることが大事な要素になっています。そこでイングリッシュ・コミュニケーションはそのような授業として展開しています。
Q16:中学2年生全員対象のイングリッシュ・キャンプはどのようなことをしますか
A16:中学一年生ではイングリッシュデイが年に2回ありまして、それは学校内の教室を使って、学校のネイティブの教員と外部のネイティブの教員を全てのグループに付けて英語でコミュニケーションしています。その発展として中学二年生で宿泊行事を兼ねて3泊4日でイングリッシュ・キャンプ行っています。例年ですと代々木オリンピックの施設のセミナールームを使用して英語でのコミュニケーションをします。生徒たちにとって貴重な経験になっていますし、英語での会話が当たり前になりつつあります。以前に比べたらネイティブの教員と話す抵抗感が減ってきています。生徒たちは英語を話すことが初めは恥ずかしいと思っていますが、『しゃべっても大丈夫だ』と思う雰囲気(環境)になってきています。そこは変化しています。
Q17:中学校を卒業までに英語検定準2級以上を目標に学習しているようですが、学校としてどのような対策を行っていますか。
A17:授業の中で筆記に関しては英検を意識した中で授業を展開していますが、面接練習は生徒たちに予約をさせて、教員(ネイティブの教員を含め)と練習をしています。発音のチェックや、質問に対してどう答えるべきかをネイティブの目線で見てもらえるのでそこは京華中学・高校の強みです。
✐✎✐✎学習支援制度✐✎✐✎
Q18:中高一貫クラス・高1進学コース対象の放課後キャッチアップとはどのようなものか、また何名くらいの生徒が参加しますか。
A18:強制補習です。数学・英語に関して定期試験で芳しくない成績と取った生徒に声をかけて呼び出して週に各教科1回強制的に補習を行いできないところをできるようにしていきます。
Q19:中高一貫クラス・高1進学コース対象のティーチングサポートはだれでも参加できますか。また何名の生徒が活用していますか。
A19:積極的にもっと勉強したい生徒が参加するものです。ティーチングサポートはOBの大学生が行っていまして、生徒たちと年が近いのと、学力があるOBが来てくれるので生徒たちも安心して聞くことができます。教員ですと生徒たちは気構えてしまって、聞きづらい部分があるので、ティーチングサポートはかなり機能しています。各学年約15名が活用しています。
Q20:高3冬期講習・特別講習は 何名くらいが参加しますか。
A20:教員が担当する講習で半分くらいは参加しています。位置づけは共通テスト向けの講座です。教科によっては二次試験対策をしています。中には塾で受講している生徒もいますが、わりと京華高校の生徒は学校の講座を活用する生徒が多いと思います。
Q21:外部の予備校へ通っている生徒の割合を教えてください。
A21:自習室目的で半分は通っているとは思いますが、基本的には学校を頼る生徒が多いと思います。今までの傾向を見てみますと、もちろん塾へ通っていて結果を出している生徒もいますが、塾に行って安心してしまう生徒が多いので、学校の講座で最後までやり切った生徒の方が伸び率は高いです。
✐✎✐✎高校入学に関して✐✎✐✎
Q22:今回のコロナでの緊急事態宣言(2021年7月12日から)が出されて、停止や変更はありましたか。
A22:去年の4・5月は学校へ来させることができなかったので、登校禁止、オンラインでの課題配信、授業配信を行っていました。6月からは分散登校になり7月からは部活が再開し、そこからは短縮授業等は行っていましたがほぼ通常通りにやっています。その後緊急事態宣言が出た時は、放課後に補修や部活動の停止はありましたがそれ以外の授業に関しては通常通りしていました。実験等の実技の授業は気を使いながら行っています。密にならないようにまた、同じ道具を使わせないといけない状況では配慮し消毒したり、本来ならやりたいことを動画で見せるなど工夫をしたりしています。
今回の緊急事態宣言では、夏休みになるのであまりダメージがないと思っていましたが、ちょうど合宿を解禁しようと思っていた矢先に出てしまったので合宿を中止にせざるを得ませんでした。部活動も大事な教育活動の一環だと我々も思っていますので残念でした。
A23:あります。3単位を落とすと留年になります。
✐✎✐✎その他✐✎✐✎
A24:7割弱です。中学生は8割になります。廊下に貼紙をしていますが、学校の部活動以外のものもあります。学校以外での活動をしている生徒もいます。フェンシングの活動の結果をのせていますが、それは学校の部活動ではなく外部での活動で表彰されたものも貼っています。4月の全校集会で『君たちが部活動だけでなく、いろんなところで活躍していることをこれから受験している生徒や保護者の方が知りたいから学校以外での活動で良い結果を出したら持ってきてほしい』と伝えています。生徒たちは教えてくれますし、廊下に貼ると喜んでくれます。さらに良い事として、普段その子のことを知らない生徒たちが、このようなことをして結果を出しているのかと気づき、そこからコミュニケーションに繋がるようになるし、また教員もそのことに気づき声をかける材料になっています。部活の加入率はそのような数字ですが、部活動だけではなく、一人一人が持つ活動を大事にしていきたいと思っています。
Q25:キャリア教育はどこから始まっていますか。
A25:早い段階でいいますと、中高一貫で来ている生徒に関しては中学三年生からだと思ってもらっていいと思います。中学三年生で、大学のオープンキャンパスへ行ってもらいます。高校1年生は社会人プログラムで、社会人の方が学校へ来ていただいて、「社会で働く事とはこんなことだよ」と講演をしてもらいます。高校二年生になって「ジョブtavi」といって、今度は自分たちで企業へ足を運んで社会を知ります。企業リストの中から行きたい企業を選んでもらっていきます。毎年秋口に各学年進学講演説明会を行っています。これは大学進学に向けた情報提供で、予備校の先生に来てもらって今の大学入試の現状、実情をはなしてもらい、入試へのモチベーションを上げていくために行っています。これには保護者の方も来ていただいて聞いていただきます。午前に生徒、午後に保護者の方と時間をずらして開催しています。必ず両方に聞いていただいています。保護者の方が現在の大学受験のシステムを知らないので、不安があります。きちんとした情報を提供して安心していただきたいと思っています。大学受験に向けた講習をパッケージとして用意していますので、学校完結型で大学まで安心していただけますと話をしています。
Q26:心のケアはしますか。
A26:相談室を用意しています。年度当初に相談室から”相談室だより”が配布されます。何かあった時には「担任経由でまたは直接相談室へ連絡いただいても大丈夫です」と案内されます。特に中学生は不安定になるということもあるので、利用者もいます。
Q27:学校内で外部の予備校はありますか。
A27:外部の模試は活用していますが、学校以外の教員が教えることはありません。
Q28:外部模試を校内で受験することはできますか。
A28:Benesseの進研模試は学校の実力テストの位置づけにしているので、校内で受験できます。河合模試等は
外部での模試になりますので、希望者が各ご家庭に近い会場で受験していただくことになります。
Q29:自習室はありますか
A29:自習室という名目のものはないですが、希望があれば教室は開放しています。多少は図書室で勉強している生徒もいます。
Q29:進路指導はいつから行いますか。
A29:大学受験に関しては、高校一年生から意識させるようにしています。そこで追い込み過ぎると息切れをしてしまいますので、今ある勉強が大学入試に繋がると話しています。本格的な入試ということでは高校二年生からになります。学校としては一般入試を受ける前提で勉強をしましょうと伝えていますし、また指定校推薦ありきで考えないようにしようと伝えています。例えばその中に希望する学校・学部が指定校で入ってきたら、それならいいだろうと指導しています。総合型選抜も最近は増えてきていますので、その指導も入念に行っています。
Q30:指定校推薦はどちらのクラスでも可能でしょうか。
A30:特進と進学コースのみ指定校推薦を取ることができます。S特進は国公立を目指すコースになりますので、最後までチャレンジしてもらいます。特進がGMARCHと芝浦工大の指定校推薦が受けられるとしていて、進学コースはそれ以外になっています。
Q31:京華らしい生徒とはどんな生徒ですか
A31:京華が求める生徒像は、”最後までやり抜く事のできる生徒”。このような生徒へ育てたいというところがあります。これから社会がどうかなるか分からない時代の中で、困難が多くあると思いますが、そんな中でも諦めないで一つ一つの可能性を追いかければ必ず道は開けると思うので、そんな生徒になってほしいです。現実的に入学してくる生徒はそうなりたいなと思っている生徒や保護者の方が多くいます。入学時にはまだ幼く、のんびりしていて大人しい生徒たちが多いと思います。ただ我々教員はそのような生徒たちを行事などの教育活動の中で最後までやり抜く事のできる生徒たちに育て上げるノウハウを持っているので、共感していただけるなら是非入学していただきたいと思います。
✐✎✐✎知っておいてほしいポイント✐✎✐✎
Q32:京華中学・高等学校として知っておいてほしいことはありますか
A32:京華ブランドでいうと付属校と比べてしまうと見劣りしてしまう部分があると思います。唯一見劣りしない部分として教員が生徒たちのことが大好きという気持ちは、どこにも負けないと思います。そのような部分は表からは分かりにくいので、そこを中に入って知ってもらうためにも京華の説明会にブランド関係なく足を運んでいただきたいと思います。9月20日(月・祝)に中学校の京華フェスタという大きなイベントがあります。体験授業やクラブ体験ができます。今回は午前と午後に分けて完全入れ替え制で行います。京華を知ってもらうための大きなイベントになりますので、是非ご参加ください。
👇👇👇入試情報👇👇👇
✐✎✐✎2022年度中学校入試募集要項✐✎✐✎
試験日 | 12月8日(水) | 2月1日(火) | 2月2日(水) | 2月3日(木) |
募集区分 | 帰国生特別入試 (特別選抜・中高一貫) | 中高一貫 入試 | 中高一貫 入試 (帰国生入試も実施) | 中高一貫 入試 |
午前 | 午前 | 午後 | 午前 | |
募集人数 | 帰国生5名 (特選合格あり) | 中高一貫校クラス 男子50名 | 中高一貫校クラス 男子20名 (帰国生含む) | 中高一貫校クラス 男子10名 |
試験科目 | 2科(国算または英算) 面接 (受験生・保護者別) | 2科(国算)または 4科(国算理社) | 2科(国算)または 4科(国算理社) | 2科(国算)または 4科(国算理社) |
試験日 | 12月8日(水) | 2月1日(火) | 2月1日(火) | 2月1日(火) | 2月2日(水) | 2月3日(木) |
募集区分 | 帰国生特別入試 | 第1回特別選抜入試(帰国生入試も実施) | 第1回 特別選抜入試 | 適正検査型 特別選抜入試 | 第2回 特別選抜入試 | 第3回 特別選抜入試 |
午前 | 午前 | 午後 | 午前 | 午後 | 午前 | |
募集人数 | 上記募集区分は特選及び特待合格を含む | 2月1日 特別選抜クラス 男子60名 (帰国生含む) | 特別選抜クラス 男子10名 | 特別選抜クラス 男子20名 | 特別選抜クラス 男子10名 | |
試験科目 | 4科(国算理社) | 2科(英算) 『帰国生も受験可能』または 4科(国算理社) | 適性検査型Ⅰ 適性検査型Ⅱ 適性検査型Ⅲ | 4科(国算理社) | 4科(国算理社) |
✐✎✐✎高等学校:成績の目安✐✎✐✎
推薦入試・A推薦 | 推薦入試・A推薦 | 推薦入試・B推薦 | 一般入試(併願優遇制度) | |
入試区分 | 3科 | 5科 | 3科 | 5科 |
S特進 | ✖ | 22以上 | ✖ | 24以上 |
特進 | 12以上 | 20以上 | 13以上 | 21以上 |
進学 | 10以上 | 17以上 | 11以上 | 18以上 |
✐✎✐✎京華学園特待生制度✐✎✐✎
A推薦 | B推薦・一般入試 | |||
コース | 京華高等学校の目安 | コース | 京華高等学校の目安 | |
1 | S特進 | 5科:24以上 | S特進 | 5科:25 |
2 | S特進 | 5科:23以上 | S特進 | 5科:24以上 |
3 | S特進 ・特進・進学 | 5科:22以上 | S特進 ・特進・進学 | 5科:23以上 |
4 | 適用する場合もあります | 適用する場合もあります | ||
特 | 本学園卒業生の子女および兄弟姉妹が第一志望で受験する場合に適用されることがあります。 |
👇👇👇制服👇👇👇
👇👇👇最後に👇👇👇
白山通り沿いに表からは分からない広いグランドが有りました。残念ながらサッカー部が練習していたのでグランドの写真を取ることはできませんでしたが、訪問してみないと分からないことって多くあります。
毎年受験者・入学者が増えてきている理由は部活動をしている生徒たちを見て分かりました。私が通るとみんな躊躇せずに挨拶をしてくれます。誰かが挨拶をしたからするのではなく、自ら気が付き挨拶をしてくれるのです。我が子があのように礼儀正しい人になって欲しいと誰しも思うのでしょう。良いところはそれだけではありません。是非一度京華中学・高等学校へ足を運んでください、私が言っていることが『なるほど!』と分かっていただけると思います。
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