【学校紹介】北豊島中学校高等学校(前半:インタビュー)
学校紹介:インタビューNo.23
北豊島中学校・高等学校
荒川区東尾久6-34-24
女 子 力
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12月12日(日)・19日(日):10:00~11:30
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11月28日(日)9:00~12:30
✐✎✐✎授業見学✐✎✐✎
随時:希望の日時をHPまたは電話よりお問い合わせください
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11月21日(日)10:00~11:30
12月4日(土)14:00~15:30
※説明会終了後、個別相談を実施
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12月11日(土)、25日(土)
両日10:00~15:00(申し込み時に時間を指定してください。)
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随時:希望の日時をHPまたは電話よりお問い合わせください
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Q1:北豊島中学校高等学校でお考えの女子力とはどのような力ですか。
A1:世間でのイメージでいう女子力は、きらびやかなイメージで男性の前に立つときに化粧を整えて出ること。世間ではそのようなイメージで女子力と言われていますが、私たちはそうではなくて、女性が持っている特性や、権利などの性差はないと考えていますが、生物学上の差はどうしてもあると思っていて、『女性が持つ感覚や視点をうまく成長させていきながら社会で活躍できる力、女性が表に出て活躍できるような力』をつけてほしい。それを北豊島は「女子力」と呼んで育んでいこうとしています。
Q2:北豊島中学校高等学校は1926年に創設し、現在中高一貫教育を行っているようですが、生徒数は各学年何名いて各学年何クラスずつありますか。
A2: 中学は各学年1クラスずつ、高校は4クラスになっています。
Q3:高校からは特進コース、総合コース、国際英語コースの3つに分けられていますが、それぞれ何クラスずつありますか。
A3: 総合コースが2クラス、特進コースと国際英語コースが1クラスずつです。1クラス30名にしていまして、国際英語コースにだけはマックス25名の少人数制にしています。それはネイティブ教員が担任となり彼らの英語を(すべての生徒に)行き届かせたいと思っているからです。
Q4:どのエリアから通ってくる生徒が多いですか
A4: かなり広範囲でして、今一番遠い生徒が、茨城の筑波からTX(つくばエクスプレス線)で通っています。また、京成線で船橋からも通ってきていますし、大田区からも通ってきています。主要の駅でみますと、北千住駅には東武線、常磐線、TX線、半蔵門線がありますので、その沿線から通えます。半蔵門線もありますので錦糸町・押上からも通学可能です。町屋駅からですと千代田線、京成線がありますし、王子駅からですと埼玉高速鉄道、京浜東北線がありますので、通学エリアはその沿線からになります。他にも日暮里舎人ライナーがありますので、川口市や鳩ケ谷エリアからも通学できます。町屋や王子からです都電で来ることもできます。色んなエリアからお越しいただけます。通学範囲としてはとても広いので、生徒の出身は広範囲に広がっています。ボリュームエリアとしては荒川区や足立区や葛飾区が多くます。
Q5: とてもきれいな校舎ですがいつ建てられたのでしょうか。
A5:2016年2月にこの中央棟が完成しています。あとの2つの校舎はベテランの域なので、30年近く経っています。
Q6: 内部生徒と高入生は同じクラスになりますか。
A6:同じクラスになります。
✐✎✐✎中学校✐✎✐✎
Q7:授業は習熟度別に行っていますか。
A7: 以前は行っていましたが、効果が見えなかったため止めました。習熟度の上のクラス、下のクラスと分かれてしまうと子供たちの中に『私は下のクラス』『私は上のクラス』と優劣が生まれてしまい、頑張れる子はいいですが、頑張れない子には、逆に劣等感を感じさせてしまい学習に悪影響を及ぼしてしまうこともありました。現在は新しくTT(チームティーチング)やサポートティーチャーの形式をとっています。
Q8:TTとはどのような学習方法ですか。
A8:各教科の先生ができる限り1つの授業に2人入って、1人は集団授業、もう1人は巡回をしていきながらつまずいている子やもっと先へ行きたい生徒に対して個別に対応していきます。そうなると子供たちの多様性に十分対応できることが少しずつ見えてきています。まだ段階的に行っている最中なので、これで良しというような完成形ではありませんが、そのような取り組みをしています。現在行っている教科は国語・数学、英語の3教科です。
Q9:土曜日の放課後に行っている特別強化ゼミは選択授業ですか、それとも必須授業ですか。また、どのようなことを行っていますか。
A9:言い方が悪いですが、『浮きこぼれ』、物足りなさを感じている子に対してフォローをしていこうというものです。教科書外のものも含めて学習をしています。例えば、大学入試も中学校の勉強で解けたりしますので、それをあえてチャレンジさせて『ほらできるでしょう。』や『ここはこのように考えてできるよね。』と発見につげたり、気づきにつげたりするような授業になっています。声をかけて希望制にしています。ただ声をかけると『やりたいです。』と言ってくれるので、希望制ですが参加している生徒は多くいます。国語・数学・英語で実施しています。
Q10:朝・昼・放課後の補習とはどのようなものですか。
A10:基本的に教員がテーブルにいるので、そこに子供たちが集まって、例えば小テストの補習でもう一度やり直したり、分からないところを聞けたりします。
✐✎✐✎高等学校✐✎✐✎
Q11: 土曜講座には教養講座(護身術・料理・ヨガなど)、受験講座(TOEICテストスコアアップ・小論文特講・英語長文読解等)がありますが、何講座まで取ることができますか。
A11:大学の講座を取るのと同じように講師の時間が決まっているので、最高で3講座受講することができます。下限は決めていないので、1講座から3講座取ることができます。土曜講座を取らない生徒は土曜日がお休みになります。自分で計画を立てて受講しますので、お昼から来る子もいれば10時半に来る子もいます。土曜日は大学の授業を取るようなスタイルになっています。
Q12:土曜講座は単位認定をしていますか。
A12:教養講座も受験講座も総合の時間として単位認定をします。もちろん欠席が多くあると単位認定はしていません。
Q13: 1年から2年に、2年から3年に進級する際にコース変更はできますか。
A13:1年から2年に進級するときはコース変更が可能です。 2年から3年に進級するときも単位の関係で認められる状況であればコース変更が可能です。
Q14:チューター支援プログラムがありますが、チューターはどのくらいの頻度でいますか
A14: 最近コロナの影響で中止にしています。コロナ前は学校の近くに東京都立大学がありましてそちらの生徒さんの力をお借りしていました。年齢が近い分対応しやすいということで、だいたい週3回来ていただいていました。
Q15:長期休みもチューターの方は来ていますか。
A15:長期休みの時は教員が対応しています。基本的に教員が対応していますが、年齢が近い方々の方がいいと思いチューター制を取り入れました。
Q16:オーダーメイド型進路指導とはどのような形で行われていますか。また進路指導はいつから始まりますか。
A16:私たちは、生徒たちが何をしたいのかを面談を通して考え、まとめていきます。かなり面談を実施します。高校3年生になるとほぼ毎日のように色んな先生方と面談をしながら自分の考えを伝え、アドバイスを受け頭の中を整理していきます。その上で自分がどこへ進むのか、どこに進んだ方がいいのかを考えていくのを、オーダーメイド型進路指導という言い方で呼んでいます。一人ひとりにあった進路指導をしているので、学校全体を通して行うこともありますが、それは形式的なものになってしまうので、その子に合った対応しています。開始時期はこれといって決めていません。先日私のところに来た高校二年生の生徒で、『看護師になりたいが私にはまだその力がない、英語も苦手なのでどのようにすればいいでしょうか』と話を聞きに来ました。これも進路指導の一環になると思いますので、このような話で考えますと中学一年生からも聞きにくる子はいますので始まり時期は決まっていません。中学三年になると高校に上がる上でコースを決めていかなければいけなくなります。基本的に試験はありませんので、生徒の希望を尊重していきます。『評定はこれくらいあればいいよね』という話はします。特進コースに成績が芳しくない生徒が入ると辛くなるだけなので、面談を何度も通して伝えていきます。
Q17:内部生の高校進学に際して、コースによって評定の基準は決まっていますか。
A17:厳密には決まっていません。ただ国際英語コースは英検3級の取得という規定があります。
Q18:また内部生が高校入学の際に入学金はかかりますか。
A18:かかります。
Q19:進路ゼミナールは放課後に行う実力養成のための講習のようですが、希望制ですか。また、どのくらいの生徒が受講していますか。
A19:希望制です。(受講生の数は)教科によって違っています。理系進学したいのであれば数学、理科を受講しますし、文系へ進学したい生徒は国語、英語が大事になってきますので、そこを重点的に受講しているようです。これは大学の一般入試に対応できるだけの力を育むための講座だと思っていただければイメージがしやすいと思います。これは全て教員で対応しています。
Q20:進路ゼミナールはどのコースの生徒でも受講することはできますか。
A20:レベルを分けていますので、自分で考えてレベルに合わせて受講してもらっています。無料で行っていますので、途中で変更することもできます。上のクラスに行ったけどきついと思えば真ん中のクラスに変更することも可能です。
Q21: 長期休暇ゼミがあるようですが、夏期・冬期はそれぞれ何講座ありますか。
A21:夏期・冬期合わせると、だいたい40講座くらいはあるのではないでしょうか。学年を分けて行っていきますので、1学年で1教科を2つのレベルに分けるとしたら、英語だけで6講座できますので5教科になりますと30講座になります。しかし、社会と理科に関しては受講の数が減ってきていますので、それは個別対応になっています。やりたい生徒がいれば実施しますが、一人のために開講はしていませんので、個別対応になります。
Q22: タブレットを使った学習はしていますか。
A22:ホームページ等には掲載していませんが、タブレットを使用しています。iPadは貸し出しでキーボードだけ買っていただいています。必要であればペンも用意してもらっています。基本的にアプリなどを入れて学習するのではなく、文房具の位置づけになります。例えばメモ帳として使ったり、授業の黒板を写真に撮って後でノートに書き写したりするために、さらにはネット環境を活用して調べものをするためなどに使用しています。英語ではインターネット上で『読む』『書く』『話す』『聞く』の『話す』以外の3分野を学習するプログラムを導入していますので、単語をチェックするものだったり、長文を読解できるものだったり、リスニングを聞くことができるものがあり、自分で使えるようになっています。どうしてもタブレットを渡してしまうと遊ぶ道具の一つとして使ってしまうのを学校としては危惧していまして、できればタブレットは学習用のものという位置づけにしたいので、制限をかけています。自宅に持って帰ることもできますし、外でも3GBまで通信ができるようにしています。電車の中で座って英単語の勉強をしたり、授業の見直しをしたりすることはできます。
Q23: スクールコンサートではどのようなことを行いますか。
A23:近くにサンパール荒川という大きなホールがありまして、そこに外部の方、いろんなジャンルの方に来ていただいて感性を磨くためのイベントを行っています。プロのミュージシャンであったり、音楽関係の方をお招きして実際に演奏を聞き、楽器に触れてみるところまでやらせてもらっています。5・6名くらいのコーラスグループに方に来ていただいた時には、生徒も一緒に入って歌ったりと交流も行っています。
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