【学校紹介】聖学院中学校・高等学校 後半(インタビュー)

学校紹介:インタビューNo.121

受容力がある子、他者を認めることが素直にできる生徒たち

聖学院中学校・高等学校

世界のために共に創造し、貢献しよう

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎英語教育 ✐✎✐✎

A17:『英語圏ホームステイ型』では20~30名の生徒が参加しています。『アジアプロジェクト型』は希望制で行われていますが、人気があり選抜をしています。選抜方法はレポートを提出してもらい、内容を担当教員が読み判断しています。年末に17日間の研修で行きますが、タイの言葉を話せるようになるわけではありません。タイ語を話せる教員が同行していますが、コミュニケーションは現地には母国語がない子供たちもいますので、ボディーランゲージ等を用いて行われています。

✐✎✐✎部活動 ✐✎✐✎

A18: ありません。

A19: 年によりますが70~80%です。以前は90%代でしたが、部活動とは別にプロジェクト活動が盛んに行われているので、部活度の加入率は下がりました。

✐✎✐✎進路指導について✐✎✐✎

A20:中学は必ず面談月間があり、6月にご家庭ごとに2者面談、3者面談を選択していただいて実施しています。全体でいうとそれ1回です。その他に希望があればスポットで面談を行います。

高校は高校1年間で2~3回面談があります。高校2年生に進級する際に文理選択がありますので、10~11月に面談を行います。それ意外にも何度か行います。進路のことで高校2年生なると平均3~4回生徒面談を行います。生徒がどうしたいかを保護者の方とすり合わせる面談は1~2回実施しています。

A21:学年ごとに夏、冬、春にある学年とない学年がありますが、希望制で選択をして受講する形です。中学は、中学3年生のみサマーセミナーを実施しています。

A22:本校はほぼほぼ中高一貫校ですので、中学3年生の学園祭後から進路プログラムが始まります。高校に入ると社会と関わるような行事になり、生徒たちの視野を徐々に広げていくプログラムになっています。中学の間は自分を見つめ直すような行事になっており、中学3年生では、全員で新潟県糸魚川で農村体験学習を行います。糸魚川は2000m級の山と海が近い距離にあります。第一産業と呼ばれる業種の農家・林業・漁業の方に協力していただき、体験やインタビューをさせていただきます。地方特有の問題・課題、時間の進み方や良いところを聞かせていただき、生徒たちに感じてもらいます。このように社会に目を向ける機会があり、その後に進路プログラムが始まります。自分の未来を考える上で、大学入試だけでなく、その先を含めて進路として話をしているので、担任ベースで面談をする中で、『10年後は何をしていたのか』『社会で、何で関わっていたいか』を考えてもらう面談を中学3年生で行います。高校に入ると文理選択を絡めて話を進めていきます。生徒たちの『Only one』を大切にできる進路探しを一緒にしていきます。

A23:3か所あります。進路ラウンジ、マナベース、図書館があります。図書館は登校時間より1時間早く(7:20)開いていますし、生徒の下校時間(18:30)まで開いています。早く登校して勉強している生徒もいます。

A24:高校2年生です。

A25:総合型(公募制含め)25%、指定校が20%、一般が55%です。

A26:できます。

✐✎✐✎その他✐✎✐✎

A27:ありません。

A28:昔からある交流は文化祭です。創立記念祭を同時に実施していますので、その際には女子校と男子校を隔てている門が文化祭の2日間だけ開きます。他には2021年にSDGsプロジェクトが男子・女子・法人のユニットのプロジェクトとして始まりました。学内・学外に向けてSDGsの取り組みを合同で行っています。男子中高生、女子中高生が通常活動を行っており、3月行われているに環境エコデーでは、中高生が設計をして小学生に啓蒙活動やワークショップをしています。今年度は外部のコンテストに出せるように活動を行っていきます。月に4~5回、女子生徒が本校に来てグループを組んで活動をしています。これは希望制です。

A29:先ほど話をした手帳(Q10を参照)には感情を書き込む欄があり、全担任が行っているのが毎日そこを読むことです。手帳を提出しなくなったり、センシティブなことを書き始めたりした生徒とは面談を細かくしています。本校の生徒は優しい子が多いので、クラスでの問題や不安な事があれば言ってくれます。重たい話になれは管理職や保健室の養護教員、スクールカウンセラーが専任で在中しているので、そことコミュニケーションを取りケアをしています。

A30:好きなことがある子、手を動かすことが好きな子、入学する前からそうかは分かりませんが、受容力がある子、他者を認めることが素直にできる子が多いと感じています。

A31:今年ポイントとしてアピールしたいことは、男女合同のSDGsプロジェクトが軌道に乗り始め、生徒達の成長につながる形になっているところです。今年で4年目になるプロジェクトですが、3年の間見ていて『明確に成長した』と感じる場面が多くあったことをアピールしたいと思います。本校は男子校ですが、同じ法人内で女子校と建設的な交流が出来るようになったことで、別学で学んでいる学びや能力、賜物を活かし合えるし、それを見て自分で足りていないところを感じられることが大きな成長に繋がっていると思います。本校の生徒は発表をする機会が多いので、SDGsでプロジェクトでの中間発表を見ても、聞いている人たちを見て、身振り手振りを交えて伝わるように話をします。しかし、質疑応答の時間になると細かいところを聞かれると答えられないことがあります。女子はその逆です。発表は原稿用紙に準備したことを全て伝えたいので、丸読みになってしまいます。しかし、自分の伝えたいことはきちんと調べ上げてくるので、質問されても全て答えられます。お互いに良い所を学び合い、上手に成長していることを知っておいてほしいです。

👇👇👇その他👇👇👇

✐✎✐✎運動施設✎✐✎

✐✎✐✎図書室✎✐✎

✐✎✐✎制服✎✐✎

制服

✐✎✐✎その他✎✐✎

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