【学校紹介】帝京中学校・高等学校 前半 インタビュー

学校紹介:インタビューNo.164
帝京中学校・高等学校
板橋区稲荷台27-1
『意志があるところに道がある』
共学校

入試広報部 部長 鈴木斎彦先生
👇👇👇インタビュースタート👇👇👇
✐✎✐✎まずは✐✎✐✎
Q1:1943年(昭和18年)に創立された伝統と歴史のある御校ですが、現在、各学年のクラス数と生徒数を教えてください。
A1: ここ3年ほど、生徒数に大きな変化はありません。
中学1年生は118名・5クラス、中学2年生は112名・4クラス、中学3年生は123名・5クラスです。
高校1年生は322名・11クラス、高校2年生は253名、高校3年生は295名・10クラスです。
Q2:校訓は『正直』『礼儀』ですが、それぞれどのような教育や指導に反映されていますか。
A2:「礼儀」については、挨拶を大切にしており、校長自らが登校時に立って、生徒一人ひとりに挨拶をしています。また、制服の着用についても細かな規定を設けています。
「正直」については、規則を守ることだけでなく、人間性を育てることを大切にしています。
本校は、柔道家である冲永莊兵衞が設立した学校です。冲永莊兵衞はブラジルで柔道を指導し、日本政府から藍綬褒章を受章した人物でもあります。そうした建学の精神を受け継ぎ、本校では学力だけでなく、人間性や礼儀を大切にした教育を行っています。
Q3:自転車通学は可能でしょうか。
A3:通学距離が2~5Kmであれば許可を出しています。
Q4: どのエリアから通学している生徒が多いですか。
A4: 板橋区や北区から通学している生徒が多いです。一方で、遠方から通学している生徒も少なくありません。
私が以前教えていた生徒の中には、東は千葉県四街道市、西は青梅市、南は鎌倉市長谷、北は埼玉県白岡市から通学していた生徒もいました。
最近では、つくばエクスプレスを利用して通学する生徒も増えています。幅広い地域から生徒が集まっていることも、本校の特徴の一つです。
✐✎✐✎中高一貫校✐✎✐✎
Q5:中学入学時に『一貫特進コース』と『一貫進学コース』に分かれますが、どのように分けられるのでしょうか。
A5: 現在の中学2年生までは、「一貫進学コース」の中に「インターナショナルクラス」がある形でしたが、今年度から「インターナショナルコース」として独立しました。
出願時に希望するコースを決めて出願しますが、入試の結果によっては、入学時に別のコースへ変更となる「スライド」や「逆スライド」があります。
本校の入試では、合格基準を5割、6割、7割というように設定しています。特進コースは7割以上、インターナショナルコースは6割、進学コースは5割が目安となります。なお、インターナショナルコースでは英語が必須となります。
また、進学コースを希望して受験した場合でも、入試結果が特に優れていれば、特進コースへの変更打診することがあります。
Q6:それぞれのコースの特徴や取り組みがあれば教えてください。
A6: 特進コースは、難関大学への進学を目指すコースです。ただ勉強だけに取り組むのではなく、生徒が学ぶ楽しさを感じられるよう、学びへの動機づけを大切にしています。サイエンスツアーなど、校外に出て学ぶ課外活動も積極的に取り入れています。
進学コースは、まだ将来の目標が明確に決まっていない生徒が、自分のやりたいことを見つけていくコースです。探究活動や課外活動、校外学習などを取り入れ、さまざまな体験を通して興味や関心を広げていきます。月に1回程度は校外に出て活動しています。
インターナショナルコースは、2025年度に中学校で新設されました。高校では1998年からインターナショナルコースを設置しています。また、本校では2000年から中学入試に英語を導入しており、先駆的に英語教育に取り組んできました。
近年、帰国生も増えてきたことから、中学校でもインターナショナルコースを設置しました。単に英語を話せるようになることを目指すのではなく、英語を使って課題を発見し、問題を解決する力を育てることを重視している点が特徴です。
Q7: インターナショナルコースの入試では、英語が必須となるのでしょうか。また、英語資格による優遇制度はありますか。
A7:英語の試験は必須になります。英語の検定級を取得していなければならないという規定はありません。ただ、入試の際には英語資格の優遇がございますので、ご確認いただければと思います。
Q8:途中でコース変更はできますか。
A8: コース変更は可能です。ただし、それぞれのコースで目指すゴールが異なるため、できるだけ同じコースで継続して学んでほしいと考えています。
進学コースから特進コースやインターナショナルコースへの変更を希望する場合は、本人の希望を確認したうえで、成績などを総合的に判断して決定しています。
Q9:少人数授業や習熟度別授業は実施されていますか。実施されている場合、その内容や目的を教えてください。
A9: 英語と数学で習熟度に応じて学習を進めています。
Q10:高校へ進学の際に入学試験はありますか。
A10:ありません。希望すれば高校へ進学できます。
✐✎✐✎高等学校について✐✎✐✎
Q11:高等学校では4つのコースに分かれますがそれぞれのコースの特徴を教えてください。『特進コース』と『進学コース』『インターナショナルコース』『アスリートコース』
A11: 特進コースは、国公立大学や私立難関大学への現役合格を目指すコースです。
進学コースは、まだ将来の目標や進路が明確に定まっていない生徒が、自分の進む道を見つけていくコースです。
インターナショナルコースは、海外留学を目指す生徒のためのコースです。「英語特化課程」と「海外留学課程」の2つの課程があります。
海外留学課程では、1年間、英語圏へ留学します。本校では、高校1年生の9月に出発し、高校2年生の7月に帰国することで、留学によって留年することなく、高校2年生の学習にスムーズに戻ることができます。
英語特化課程では、希望者を対象に、カナダ・アメリカ・オーストラリアなどに3ヶ月もしくは6か月の留学を実施しています。
アスリートコースは、全国大会での優勝を目指すコースです。競技力の向上と学業の両立を図りながら、それぞれの競技に打ち込んでいます。
今年度のクラス数は、一貫特進コースと特進コースが合わせて3クラス、進学コースが3クラス、インターナショナルコースが1クラス、アスリートコースが2クラスです。
Q12:中高一貫校と同じクラスになりますか。
A12:コースによって同じクラスになります。インターナショナルコースに関しては高校1年生から中入生と高入生は同じクラスになります。特進コースは高校2年生から一度混ぜてから、文理で分かれます。
Q13:途中でコース変更はできますか。
A13:可能ですが極めて少ないです。教育目標が異なるので、原則不可です。
Q14:生徒には得意・不得意な単元がありますが、成績が思うように伸びない生徒に対して、どのようなサポートをされていますか。
A14:中学生には、英語と数学について、必要に応じて放課後に指名補習を行っています。また、学習面でつまずく生徒をできるだけ出さないための取り組みとして、中学1年生の夏には「スタディキャンプ」を実施しています。今年度は代々木の国立オリンピック青少年総合センターで、2泊3日の勉強合宿を行う予定です。
また、中学3年生の卒業式後には「ブラッシュアップツアー」を実施しています。高校進学を前に、英語と数学の基礎力を改めて確認し、高校での学習につなげるための勉強合宿です。
高校生には、放課後講座や放課後予備校があります。本校は45分授業のため、通常授業は14時45分には終了します。その後の時間を、部活動や学習に活用することができます。
放課後講座では、本校の教員が週1~2回、無料で講座を開講しています。一方、校内予備校では予備校の講師による授業を受講することができます。こちらは保護者の方の授業料負担がありますが、学校から一部補助が出るため、一般の予備校に通うよりもリーズナブルに受講できます。
Q15:日々の学習量(宿題の量や小テストの頻度)はどのくらいでしょうか。
A15:各科目原則として、週1回を小テストを行っています。特進では、朝テストを実施しています。それにより45分の授業時間を確保しています。
Q16:塾に通っている生徒の割合はどのくらいでしょうか。また、学校の学習だけで対応できる体制でしょうか。
A16:正確なデータを取ったことはありませんが、全体の約5割程度の生徒が塾に通っていると思います。特に高校3年生は、大学受験を控えていることもあり、塾や予備校に通う生徒の割合が高くなります。
中学生では、定期テスト対策などを目的に塾に通っている生徒もいるようです。また、本校の特徴として、中学受験や高校受験の際に通っていた塾に、入学後も引き続き通っている生徒が多い傾向があります。
Q17:実際に「入って良かった」と感じているご家庭の共通点があれば教えてください。
A17:帝京という学校を好きになってくださるご家庭が多いように感じます。例えば、野球部の応援に足を運んでくださるなど、学校行事や生徒たちの活動を一緒に楽しんでくださるご家庭です。
また、兄弟姉妹で入学してくださるご家庭も多く、現在も3~4人の兄弟姉妹全員が本校で学んでいるケースがあります。 本校には兄弟姉妹に対する入試での優遇制度はありません。それでも、兄や姉に続いて弟や妹も本校を選んでくださるご家庭が多くあります。これは、学校を信頼し、「帝京で学ばせたい」と感じていただいているからこそだと思います。
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