【学校紹介】東京学館浦安高等学校 前半(インタビュー)

学校紹介:インタビューNo.114

東京学館浦安高等学校

千葉県浦安市高洲1-23-1

仲間とともに主体的に学ぶ

共学校

今回インタビューに答えてくださった
左から
校長 大澤 次郎先生
入試広報部長 荒川 公正先生
入試広報部 入試実行委員 森川 亜美様

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎まずは✐✎✐✎

A1: 令和5年5月1日現在ですが、1学年14クラス523人(男子203人、女子218人)、2学年13クラス(男子265人、女子208人)、3学年13クラス418人(男子269人、女子149人)です。

A2: 男子59.3%、女子40.7%です。本校には1クラススポーツ進学コースがあります。ここには野球部とサッカー部の男子生徒のみが在籍していますし、スポーツが盛んな学校でもありますので、男子生徒が多くなります。

A3: 普段の授業で各自が考えて、話し合い学習や発表を取り入れたりとした活動が基本になります。生徒は学習支援ソフトのスタディサプリを活用して疑問点は気軽に教員に質問しています。人数が多い学校ですが生徒と教員の距離が近く、積極的に勉強したい生徒には手厚いサポートをしています。このスタディサプリには、本人が分からないところの学び直しができたり、進んだ学びができたりします。各自で学ぶことができるこのソフトを学校として提供していますので、生徒自身が隙間時間を見つけて利用してほしいと思っています。また、図書室、自習室、教室、職員室前の学習空間を開放しており、一人で学習する生徒や仲間たちと話し合いながら学習する生徒等、各自の学び方に合ったスタイルで学習をしています。部活動にも力を入れているので、その生徒たちの学習支援をどうするのか、これまでも言われている部活動と学習の両立が課題です。放課後に進学する生徒向けに特別講座を開設しています。自分が必要な科目を1科目から無料で受講することができます。

探究学習の時間には、SDGsの調べ学習や企業インターンをクラスの班ごとに調べ、最後に発表をしています。その中で優秀な作品は全国大会へエントリーし賞をいただいています。

A4: 住居エリアを指定して許可しています(浦安市内、市川市に一部、江戸川区の一部)。大型車等の交通状況の激しい地区にあるので、危険が伴わないことを優先しています。近隣の駅、例えば新浦安駅の自転車を置いて通学しているのは禁止しています。

A5:浦安市22%、市川市20%、千葉市18%、船橋市15%です。地域に愛される学校づくりを心がけていますので、うれしい状況です。京葉線、武蔵野線、営団・東葉高速線利用者が多いです。最近では、松戸地区からも通学する生徒が多くなっています。

✐✎✐✎入試・コースカリキュラムについて✐✎✐✎

A6: 特別進学コースがありその中に選抜コースを設けています。特別進学コースは、国公立大学・難関私立大学を目指すコースです。

総合進学コースは、難関大学へ進学する生徒もいますが、幅広く進路を考えることができ、2割は専門学校へ進学しています。色んな進路に対応しているコースになります。

特別進学コースと総合進学コースは2年生から文系と理系に分かれます。1年生の夏休み明けにはどちらへ進級するかを提出してもらいます。

国際教養コースへ入学してくる生徒は、英語が『好き』『得意』であり、『将来英語を使って海外へ行きたい』『大学は国際系の大学へ進学したい』と考えている生徒が多いです。修学旅行はオーストラリアへ行きます。また希望制で3カ月の留学制度もあり1年生の1月から3月にニュージーランドへ行くことができ、英語に触れる機会を増やしています。第二外国語も学ぶことができ、フランス語と中国語から選択してもらいます。他のコースではしていませんが、古典芸能の鑑賞をし、日本文化を勉強しています。また海外で活躍されている日本人を講師に招きし、講義をしていただいています。TGG(TOKYO GLOBAL GATEWAY)で英語研修を行っています。コースの特性上、英語の授業が多くなり、理系科目が削られますので、進学を考えた場合、私立文系向きになります。

スポーツ進学コースは、野球部、サッカー部限定のコースになります。もちろん勉強はしますが、『野球を一生懸命したい』『サッカーを中心に高校生活を過ごしたい』と考える生徒たちです。サッカー部はセレクションがあり、合格した生徒のみが入部ができます。他のコースからでも入部はできますが非常に人気が高く、部員数は現在130名です。

特別体育の授業が4単位分あります。週2日野球部の生徒は野球、サッカー部の生徒はサッカーの授業があります。その2日間は午後からそのまま部活動になります。スポーツだけでなく進学実績も伴うように本当の文武両道を目指していますし、保護者の方もそれを望んでいますので、他の日は午後も授業があります。

A7: 出願の際に基準に満たない場合でもスライド合格は可能です。総合進学コースの基準だけを持っている生徒でも特進選抜を第一志望にして、当日の点数が達していれば特進選抜へ合格することも可能です。

A8:各コースのカリキュラムに特色を出しているため、コース間での移動は認めていません。入学時に、自身の将来の姿や進路希望を見据え自分にあった学び方を基準にしてコース選択をしてください。

ただ特別進学と総合進学には中に選抜がありますので、その入れ替えは毎年あります。

A9: 2学年・3学年は、選択科目が設定されますので、少人数学習となっています。物理などは10人未満で学習をしていますし、選択の多い場面では5人程度から15人程度で学習しています。習熟度授業は積極的には取り入れていません。多様な生徒の学びの環境を大切にしています。

A10: コロナで学習活動が制限されている中で進めてきました。オンデマンド教材は各自で自由に視聴できます。スタディサプリは業者の提供する教材ですが各自の学習状況に応じた利用を進めています。電車通学者も多いので、通学途中での利用も勧めています。部活動で放課後の学習時間が確保できない生徒は、試合などの空き時間を活用する方法なども期待しています。

A11:夏季休業期間は、講座を設定しています。1・2年生は英・数・国、3年生は理・社も加わります。1講座90分、1ターン4日間を3~4ターン準備しています。普段行っている特別講座の延長線上の講座もありますし、追加募集も行いますので、受講する生徒が多くいます。

✐✎✐✎国際理解教育について✐✎✐✎

A12:ブリティッシュヒルズ研修は、定員が40名なので、希望者が多くなった場合は面接をしています。これは国際教養コースだけの募集ではないので、全コースから申し込むことができます。

カナダ語学研修は、コロナ以降は未実施です。この研修は学園全体で実施していたもので、現在は物価等の影響もあり検討中です。

ニュージーランド留学は、国際教養コースの1年生が対象です。特に定員は決まっていません。今年は10数名が参加しています。

A13: ニュージーランド留学は、3か月間の留学になりますので、全教科の成績良好な生徒を対象としています。カリキュラムの関係から成績不良の科目がある場合は参加できません。

A14:学校設定科目は設けておりません。基本的な内容の確実な定着を狙いとしています。授業では、ネイティブな英会話力育成に力を入れるためALTとの協働授業や英語でのミニディベートを行い、工夫しています。また英作文の添削をするソフトを活用する論理表現の授業があります。他にも第二外国語としてフランス語、中国語を選択履修科目として設定しています。

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