【学校紹介】正則高等学校 後半(インタビュー)

学校紹介:インタビューNo.90

全力に取り組む生徒たち

正則高等学校

『ここに、本来の学校らしさ』がある

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎国際教育&英語教育✐✎✐✎

Q17:語学研修や留学制度はありますか。

A17:ありません。

Q18:2年次は週4時間、3年次は週3時間の共通授業があり、さらに自分のレベルに合わせた授業選択があるようですが、どのような選択授業がありますか。

A18:2年次では共通授業としての英語の授業は4単位あります。加えて受験に向けての選択科目(英語総合A、B、C)があります。そこでは習熟度別のクラス分けをしております。3年次では共通授業の英語が3単位あります。加えて習熟度別の選択科目(英語演習A、B、C)を選択することができます。さらに難関上位大学に対応した英語演習SSをプラスすることができます。この英語演習は入試に向けた授業ですが、ただ覚えるだけでなく、使える英語を目指しています。ホームページでも紹介していますが、すぐ近くの東京タワーなどに行き、授業で学習した表現を使って外国人に積極的に話しかけるような校外学習を行っています。

Q19:御校独自の英語プログラムはありますか。

A19:進路が決まった3年生を対象に、東京グローバルゲートウェイ(英語村)へ行きます。

✐✎✐✎クラブ活動について✐✎✐✎

Q20:クラブ活動の 加入率はどのくらいですか。

A20:現在は65〜70%程度です。かつては75%でしたが、コロナをはさみ生徒のモチベーションも変化しているように感じます。

Q21:入試の際にスポーツ推薦は実施していますか。

A21:実施していません。本校には珍しいクラブとして、サイクリング部があります。部員数も多く、中には日本の強化選手に選ばれている生徒もいます。サイクリングを経験してきた生徒はほとんどいませんが大会に出場して良い成績を収めています。サイクリング部がある学校が珍しいので、自転車が好きな子が本校に集まってきます。土曜日の練習は荒川河川敷で行っています。

また軽音楽部があります。施設的には恵まれているとは言えませんが、そんな中でも練習をして大会に出場し勝っています。。

他には、和太鼓部があります。地域のイベントに出たりしています。

Q22:最終下校は何時ですか。

A22:18:30です。17:30になると放送をかけ、延長を希望すれば18:30までできます。

✐✎✐✎進路指導について✐✎✐✎

Q23:どのようなキャリア教育を行っていますか。

A23:世間でいわれるキャリア教育とは異なりますが、、本校の考える、社会観と進路観を大切にしていますのでお伝えします。

・社会観:「今の社会をどう見るか、どう捉えるか、どんな構造をしているのか」「対立や矛盾はないのか、もしあるならばどう解決していくのか」「よりよい社会はどうあるべきか」という認識学力・考え・捉えのこと。一番身近な社会として、今いるクラスのあり方を考えていく。クラスのあり方を考えること(クラスづくり)は、自分のあり方(自分づくり)にもつながる。その逆も。

・進路観:社会の現状をつかんだとき、「自分が将来どんな学びをしたいのか」「自分の学びは社会とどう繋がっているのか、自分の学びはどう生かされるのか」「誰のために何を学ぶのか」という自身の進路への捉え・考え・問いのこと。受験学力をつける、難関大学を目指していく、その力をつけていくことはむしろ重要な捉え。幅広い学び、深い学びがあるからこそ、物事の繋がり、学ぶ意味がわかるようになる。「なぜ、学ぶのか」という問いを大事にする。

各学年の目標は以下の通りです。

1年生では「自他認識を深め、社会に目を向ける/相応しい学習習慣を身に付ける」…自分の中にどれだけ他者の存在があるか、自分と他者との関係を考える。クラスづくりを通して、他者、つまり社会に対して目を開くことが2年生での学びに大きく繋がる。

2年生では「社会の現状から問題意識を持ち、学ぶ意味・生き方を考える/進学学力を伸ばす」…本格的な進路プログラムが始まり、「社会にたくさん触れる」「社会の現状から問題意識を持つ」ことを目指す。社会の構造・対立・矛盾・課題を知り、よりよい社会のあり方を考える、社会と自分との関わりを考えていく。当事者意識をもつ。

3年生では「自己の進路実現を目指す/進路目標に見合う学力をつける」…2年間の学びの上に、「(大学で)何をどのように学びたいのか」それを実現するためのふさわしい力をつけていく。また、高校生活の学びの集大成として「自分史」の執筆をする。

各学年で講演者を招いて進路セミナーを実施しています。LGBTQの方に来ていただいたときには、『その方の生きざま』『生きづらさ』について話していただき、『社会の矛盾や問題点』などを生徒たちは考えます。あるいは、貧困問題についての講演も行いました。2年生秋には、多くの分野別のセミナーを実施します。講演していただく先生には、『その学部での学び』に加え、『先生はなぜその分野を選択したのか』『先生は今の社会をどのように見ているのか』など、先生ご自身の生き方についてもお話ししていただいています。そのような出会い、経験は生徒が自らの進路を考える上で大きな意味をもつものだと考えます。受験勉強だけでなく、幅広い学びの中で自分の進路を決定してほしいです。

Q22:2者・3者面談はどのくらいの頻度で行われていますか。

A22:各学年6月と11月に保護者面談週間があり、2者または3者で実施しています。多くの担任はこの面談週間の前に生徒と話をして、面談週間に保護者面談をしています。これ以外にも教科面談など試験後にも実施しています。3年生は頻繁に担任との面談を行っています。

Q23:外部予備校はありますか。

A23:ありません。(以前はナビオをいれていました)昨年度より、放課後学習メンタープログラムを導入し、学習習慣の定着、志望校に向けた学習を進めています。

また学年でさまざまな学習運動をしています。例えば1カ月の100時間学習運動があります。生徒たちに勉強に目を向けるように促しています。

Q24:自習室はありますか。何席用意されていますか。

A24:あります。40席程度です。メンタープログラムで使う教室を合わせると、120席程度になります。

Q25:大学の入試方法の割合はどのくらいですか。(指定校、総合型、一般)

A25:半分以上が年内に進路を決めます。一般は4割程度です。残りの6割が推薦(指定校・公募)、総合型です。難関大学を目指す、推薦を狙う、関心・特技を活かして総合型を狙います。いずれにせよ担任と面談をしながらよりよい進路を目指していきます。

Q26:大学、短大、専門、就職の割合を教えてください。

A26:四年制大学86.1%、短大0%、専門4.3%、進学準備9.5%、就職はいません。大学進学の学力をつけること、学力だけでなく、大学で学ぶ意味を考えることを目標としつつ、専門も含めてどの生徒の進路も大切に考えています。

✐✎✐✎その他✐✎✐✎

Q27:正則高等学校の施設は他にありますか。

A27:ありません。運動部などは外の施設を利用することもあります。

Q28:心のケアはされていますか。

A28:スクールカウンセラーが毎週金曜日にきています。相談したいときは保健室を通して申し込みます。また学習相談員がおり、相談に応じて学習でつまずいている生徒のサポートをします。

本校は3年間持ち上がりの担任ですが、担任には話しにくい場合には、同じ学年の違う先生に相談することもできます。

Q29:正則高等学校らしい生徒とはどのような生徒ですか。

A29:高校生として、しっかり勉強をし、仲間と共に学校生活全般に全力に取り組む生徒になってほしいです。

Q30:正則高等学校として知っておいてほしいことはありますか。

A30:本校では、けじめをつけることを大切にしていますので、いじり・いじめは許しません。教員たちはSNSにもアンテナを張っています。真面目な生徒が伸びる、どの生徒も安心して学校生活を送ることができる学校を目指しています。

👇👇👇その他👇👇👇

✐✎✐✎運動施設✎✐✎

✐✎✐✎図書室✎✐✎

✐✎✐✎その他✎✐✎

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