【学校紹介】麗澤中学・高等学校 後半(インタビュー)

学校紹介:インタビューNo.75

自分も活かせて、他者をも活かせる生徒たち

麗澤中学・高等学校

麗澤の学びは、世界が教室

広い敷地

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎教育について✐✎✐✎

Q17:御校が行っている言語技術教育とは 、どのようなものですか。

A17:欧米諸国の母国語教育を日本語で行っています。英語で学ぶ4技能を日本語で技術として習得します。きっかけは、日本人は英語がなかなか身につかないという弱点と、当時の校長は生徒たちが専門的な小論文を英語で書く際に発想力が足りていないと考えていました。日本人は欧米諸国の発想力や分析力、また議論をした際にかなわない部分がありました。その理由を突き詰めていくと、欧米の方々は小学生の時から議論する訓練を授業中で行っていたのです。その当時から筑波学園都市に言語技術を日本に導入した専門の研究所があり、そちらの先生に本校の指導に入っていただきました。初めの頃は週二回『言語技術』を必修で学び、現在は週に一度、中学1年生から高校1年生まで国語とは別に学んでいます。文科省の指定を受け3年間『研究指定校』でした。

例えば『なぜあなたはリンゴが好きなのか』と問われたときになかなか即答ができません。それを訓練によって瞬時に考えまとめる力を身につけ、技術として習得していきます。

本校の卒業生の人たちの一番学んでよかったこととして挙がるのは、この『言語技術』です。社会に出た時に、人前でプレゼンテーションをしたり、資料を作ったりすることも自然にできるようになります。本校の説明会でも在校生が多くの方の前で堂々と発表しています。

Q18:御校の中学3年生は全国の高校2年生レベルの英語力のようですが、御校独自のカリキュラムがあるのでしょうか。

A18:『言語技術』を学び、欧米人の発想力を理解し、定着していく上で英語を学びますので、英語力が伸びているのではないかと思っています。ネイティブの英語を直接教える国際コースが以前はありましたが、一部の生徒しか受けられていませんでした。中学のうちから『言語教育』で発想力を身につけさせ、定着させて、ネイティブ教員からの指導もあり英語力が身についていると思っています。

 ネイティブ教員と日本人教員がチームを組んで行う授業もありますし、ネイティブのみの授業もあります。

Q19:校内予備校がありますが、費用が授業料とは別にかかりますか。

A19:希望する生徒は受講することができます。費用は別途かかります。市価の半額程度です。

Q20:海外へ留学をすることはできますか。

A20:できます。オーストラリアの学校との交換留学の体制は整っていますが、ここ2・3年は中止になっています。交換留学の場合、選抜される1名が行きます。留学先の単位が本校で認定されるので、同じ学年に戻ることができます。

夏休みや冬休みの期間を利用して、希望制で短期留学を高校1・2年生ですることができます。人数は年によって違いますが、今年も高校1・2年生で30~40名の生徒が短期留学へ行っています。今年はカナダ、オーストラリア、ドバイへ行きました。

✐✎✐✎進路指導について✐✎✐✎

Q21:2者・3者面談はどのくらいの頻度で行われていますか。

A21:2者面談は、定期テスト週間にできるだけするように学校としては考えていますが、少なくても学期に一度は実施しています。保護者を交えての三者面談は、6、11月に保護者学級という行事がありますので、その期間に行います。

Q22:自習室はありますか。何席用意されていますか。

A22:メディアセンターという図書館があります。そこには個別ブースの自習スペースとグループデスクを合わせて250席あります。広い敷地の中にある、麗澤大学の図書館も使用できますし、定期考査前には学年で広い教室を自習室として開放していますので、取り合いになることはありません。ロビーや校内の至る所にちょっとした学習スペースがありますので、そこで教科担当者に質問をしたり、個別指導を受けたりしています。中学校の校舎には自学するコモンホールがあり、中学生も高校生も多くの生徒が学習しています。

Q23:麗澤大学を併願することはできますか。

A23: 一部の学部のみ、現在はほとんど利用者がいません。

Q24:どのコースにいても指定校推薦は取れるのでしょうか 。

A24:TKコースは国公立を目指している生徒たちです。だから私立の指定校を活用することができません。SKコースの私立第一志望のみの生徒が活用することができます。

Q25:大学の入試方法の割合はどのくらいですか。(指定校、総合型、一般)

A25:指定校は500以上いただいていますが使い切れていません。年によって違いますが、推薦の割合が3割です。本校は一般受験をする生徒が多いですが、総合型選抜を希望する生徒も増えています。

麗澤大学へは学部が限定されてしまうので、進学する生徒は少ないです。2年後に工学部ができるので、少し変化があるかもしれません。

Q26:大学、短大、専門、就職の割合を教えてください。

A26:令和3年度の卒業生のデータから大学進学86%、進学準備が10%、その他は短期大学、専修・各種学校、海外への進路になっています。

✐✎✐✎その他✐✎✐✎

Q27:校内予備校の講座の前に食事がとれると書かれていましたが、食堂で食べることができるのでしょうか。

A27:本校は原則全給食です。通学生も同様です。働くお母様には朗報です。体育祭や合唱コンクールなど行事の日はお弁当持参の日はありますが、6年間お弁当を作らなくていいです。1200名収容できる大食堂がありますので、昼食はそこで取ります。寮生は休日の昼食を除いて3食準備されます。夕食を希望する生徒は申し込みをして、食堂で食べてから8時まである夜間講座を受講をすることができます。

Q28:麗澤中学校・高等学校の施設は他にありますか。

A28:群馬県の谷川温泉にセミナーハウスがあります。一学年が一堂に泊まれませんが、高校1年生の時に クラスごとに分かれて研修に行きます。寮生は1泊2日で高校一年生の初めに『寮生活の意義や高校3年間の志を立てる』研修をしています。

Q29:心のケアはされていますか

A29:もちろんスクールカウンセラーがいますし、先生と生徒が面談している姿も多く見受けられます。

道徳教育をしている学校なので、『心を鍛える』というのも教育理念の中にもあります。しかし不登校の生徒が0ではないので、通信制の学校も今年の春に開校しました。一度入学していただいたら最後まで面倒を見たいという気持ちもありますので、そちらへ実際に移動し、大学を目指している生徒もいます。

本校の教員同士で話す中で、『卒業生の就職偏差値が高い』という意見が印象的です。文科省でお仕事をしたり、お医者さんになっていたり、大手の会社に就職していたり、知名度が高い職種についているのも嬉しく思っています。卒業生が『大学の教授からあなたは人と良くコミュニケーションがとれますね。』と言われたことを話してくれました。これは麗澤の3年間、6年間で人と接すること、自分の活かし方、人間力を高められたのではないかと思っています。

Q30:麗澤中学校・高等学校らしい生徒とはどのような生徒ですか

A30: 自分も活かせて、他者をも活かせる生徒に育ってほしいと思っていますし、そのように育っているのではないかと実感しています。入学時は麗澤の学校のイメージ通り、“大人しい子“”優しい子“”素直な子“が多いです。その上で、在学中の3年間または6年間、人との関わりの中で、自分を確立していきます。他者に対しての働きかけの自信に繋がっているのだと思います。

本校には『STAR』という入試広報生徒チームがあります。毎年4月に麗澤の良さを受験生や外部の方にアピールしたいという生徒が集まり、チームを結成します。兼部してもいいので、部活をしながら活動している生徒もいて、総勢60名の生徒が登録してくれています。人のために自分ができること、自分を活かすことを体験的に学んでくれていると思っています。

Q31:麗澤中学校・高等学校として知っておいてほしいことはありますか。

A31:広大な敷地にある環境のことはもちろんですが、先生との生徒の関係性もそうですし、今、進学に力を入れて、校内予備校を整然と確立しています。そのことには期待していただきたいです。

一方で、寮生活も近隣の方にも勧めていきたいと思っています。以前は大半の方が全国から来ていましたが、昨今、柏や松戸など近隣の方で人間力を高めるために寮生活を選択される方が増え、約60%が通学圏内の方です。傾向として、共働きのご家庭や人と関わる機会を大切にし、人間力を育ててほしいとお考えのご家庭が多いです。寮生活では、日々成長できるので一目置いていただきたいです。

👇👇👇2023入試情報👇👇👇

【中学入試】

試験区分第1回入試第2回入試第3回入試第4回入試
入学試験日2023年
1月21日(土)
午前入試
2023年
1月25日(水)
午前入試
2023年
1月28日(土)
午後入試
2023年
2月1日(水)
午後入試
募集定員
(男女計)
60名55名20名15名
コース別:AE25名20名5名5名
コース別:EE35名35名15名10名
試験内内容国語(50分100点)注1
算数(50分100点)注1

理科(30分50点)
社会(30分50点)
又は
英語(60分100点)注2
国語(50分100点)注1
算数(50分100点)注1

理科(30分50点)
社会(30分50点)
又は
英語(60分100点)注2
国語(50分100点)
算数(50分100点)
国語(50分100点)
算数(50分100点)
(注1)AEコースは国算理社の4科目で、国語・算数の得点を1.2倍として合計点を算出する傾斜配点とします。
(注2)英語はEEコース受験生の選択科目です。英語選択者についての資格は問いません。
入試の詳細に関しては学校HPを、参照ください。

【高校入試】

募集定員全日制・普通科【通学生・寮生】男女合計100名(帰国生入試を含む)

叡智スーパー特進コース(S特進)30名
叡智特進コース(特選)70名

第1志望コースが『S特進』の受験生は、第2志望コースに『特選』を選択できます。
試験日第1回 令和5年1月17日(火)
第2回 令和5年1月19日(木)

※第1回、第2回のどちらかを受験する(両日受験も可能)
試験会場本校
※今年度は7感染防止の配慮から、試験日は入学試験会場(本校)まで自家用車での来校尾が可能です。
試験内容●学科試験
国語(50分100点)
数学(50分100点)
英語(60分120点)
※S特進コースは上記に加えて理科・社会(各30分 各50点)
※英語はリスニングテストを含む
●個別面接
今年度は感染防止への配慮から実施しません。
※一般入試寮生希望者のみ実施いたします。
入試の詳細に関しては学校HPを、参照ください。

👇👇👇その他👇👇👇

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✐✎✐✎食堂✎✐✎

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