【学校紹介】江戸川女子中学校高等学校　後半（インタビュー＆入試日程）

2022年9月2日 2022年11月24日

lighthigamuko

学校紹介：インタビューNo.60

天真爛漫な生徒たち

江戸川女子中学校・高等学校

イマを、ミライ輝く。

👇👇👇インタビュースタート👇👇👇

✐✎✐✎国際教育について✐✎✐✎

Q18：多くの海外研修が準備されていますが、参加者はどのくらいいますか。

・オーストラリア短期留学　3週間（4・5年生希望者）

・アメリカ語学研修　8週間（英語科5年次）

・ニュージーランド　10週間（英語科5年次）

・フィリピン語学研修　9日間（普通科5年次）　10日間・8週間（英語科5年次）

・イギリス語学研修　8週間（普通科5年次）

・オーストラリアまたはニュージーランド　1年留学（英語科5年生）

A18：オーストラリア短期留学は40名くらい参加しています。

アメリカ・ニュージーランド・イギリス・オーストラリアなど英語科5年次のものは選択して、どれか1つに参加します。その中に1年留学も含まれています。1年留学に行ける生徒は英語科40名いる中の5～7名です。それ以外の生徒たちを大体均等になるように希望を取り、振り分けます。

Q19：1年留学の参加基準はありますか。

A19：学校で見る中で、ある程度の英語力があること、現地ではホームステイになるので、メンタル面で強い生徒を選抜しています。校長面接も行っていますし、親子面接もします。

Q20：中学生の語学研修はありますか。

A20：国際コースでマレーシアに行くのと、国内語学研修として去年からTOKYO GLOBAL GATEWAYに行きます。以前は学校にネイティブの先生を20名ほど呼んで学校で開催していました。それよりも前は、福島県のブリティッシュヒルズに行っていた時期もありました。外の施設のいくのはとても刺激になるので、昨年からはTOKYO GLOBAL GATEWAYに行っています。

Q23：昨年、コロナ禍における海外研修代替プログラムとして、『留学生との交流と研究学習、国内研修旅行』を開催したようですが対象学年は何年生ですか。また具体的にどのようなプログラムですか。

A23：海外研修は5年次にしています。IELTSの講座は4年生（高校1年生）から参加できるようにしていました。

※IELTSは大学入試で活用が進んでいる注目の英語資格です。

Q24：中学3年次までに高校で学ぶ基本的な文法事項をすべて学ぶようですが、ついていけるのでしょうか。

A24：英語の授業の中で英文法を学ぶのではなく、英文法のみの授業が週2回あります。中学1年生は、9コマ英語に関する授業がありますが、リーディング・英文法・オンライン英会話・英会話に分かれています。英語の内容を細分化することで、付いていけないという状況は生まれにくく、対策もしやすいですし、何よりわかりやすい授業になります。もちろん高校でも文法の授業はありますし、英語演習の授業もありますので、英語が苦手な生徒もそこで挽回しています。

✐✎✐✎進路指導について✐✎✐✎

Q25：2者・3者面談はどのくらいの頻度で行われていますか。

A25：親御さんに来ていただく3者面談は年1回。保護者会については、中学は年2回、高校は1回です。2者面談は年度が始まった時と秋ごろに行います。また夏休み明けなど、生活面が崩れそうな時期に担任の裁量で実施しています。

Q26：自習室はありますか。何席用意されていますか。

A26：2カ所あります。本校舎の5階と今年新しく隣にできた西館にあります。西館は6年生（高校3年生）専用棟になっております。席数はコロナで一席ずつ空けていますが席としては60席くらいになります。試験前には教室を開放して自習室にしています。休日も9時から5時まで使用することができます。

Q27：どのコースにいても指定校推薦は取れるのでしょうか

A27：指定校推薦はどのコースにいても取ることができますが、私立大学からのものになりますため、私立を希望している生徒たちが主に利用ものだと考えています。国公立クラスの生徒たちが希望してもダメとは言いません。

Q28：大学の入試方法の割合はどのくらいですか。（指定校、総合型、一般）

A28：指定校推薦はそんなに多くはいません。1学年300名くらいの中から40〜50名です。総合型・AO・公募推薦を150名くらいが受けています。その後、一般入試になりますが、最終的には95％が現役で合格しています。

総合型で生徒を募集することが主になっている学校も増えてきています。ですから、チャンスがあるならばそこで受験をしておかないと、一般入試で人数枠が少なくなってくる場合もありますので、大学によって作戦を立てて動いていかないと難しいと感じています。総合型で人物評価をしていただきながら合格していくケースも多くあります。

Q29：大学、短大、専門、就職の割合を教えてください。

A29： 95％以上が大学進学です。たまに家業を継ぎますということはありますが、就職はほとんどいません。5年前には看護の短期大学へ進学する生徒もいましたが、最近では、短期大学、専門学校はほとんどいません。

✐✎✐✎その他✐✎✐✎

Q30：江戸川女子中学校・高等学校の施設は他にありますか。

A30：グランドは江戸川の河川敷にあり、本校の専用のグランドで、クラブハウスも併設されています。歩いて7～8分です。

Q31：心のケアはされていますか

A31：先ほど2者面談のお話がありましたが、春や秋の面談の以外にも、教員が生徒に声をかけるタイミングは多い方だと思います。本校の特徴と言えるかと思いますが、教員と生徒の距離が近いし、教員同士のコミュニケーションも多くありますので、思春期で悩んでいたり、子どもの変化に気づいたりできる雰囲気があります。そういった意味では、生徒たちの話をよく聞いているほうだと思います。カウンセリングの先生が2名いて、週４回来ておりますから、そういったものも利用できます。最近大事だと思うのは、親御さんのケアです。子どもだけではなく、親御さんも悩まれていますし、親御さんのお話をじっくりと聞く機会も増えてきました。親御さんの心のケアをすることで、生徒に還元される部分が大きいと感じています。

Q32：江戸川女子中学校・高等学校らしい生徒とはどのような生徒ですか

A32：本校が皆さんにどう映っているかはわかりませんが、天真爛漫な生徒たちが多い印象です。様々な生徒がおりまして、共同生活を行っているわけですから、うまくいくことやいかないこともあるでしょう。ただ、本校の生徒たちが素晴らしいと思うところは、私も女子校に勤めて2つ目の学校ですが、江戸女の生徒たちはとても個性を尊重し合っている雰囲気があると思っています。お互いの個性を潰さない雰囲気がこの学校にはありますし、素直な生徒が本校の生徒たちです。教員も、生徒たちの個性を大切にしたいと思って接していますし、一人ひとりを見ている雰囲気がありますので、しっかりと個人の成長を見ていける学校だと思っています。

Q33：江戸川女子中学校・高等学校として知っておいてほしいことはありますか。

A33：私は中学の広報担当なのですが、広報活動をしている中で『中学校の入り口の偏差値に比べたら、進学実績にがすごくいいですが、相当勉強させているでしょう？』とよく言われます。勉強漬けの6年間と思われているようですが、そんなことはない、というのが正直なところです。では、どうやって育てているのか？というところがある意味、江戸女の秘密なのです。『勉強ばかりするから、勉強ができるようになるわけではない』と思うのです。私たちは、『メリハリを付けさせている学校です！』と（印象を）変えていきたいと考えています。部活動やクラスでの友たちとの過ごし方や人間教育の部分など、学校生活の中でしっかりとメリハリをつけて行っていることで、『勉強に集中できる環境が作られている』のだと考えています。。ただ知識を詰め込めばいいという時代は終わっています。今の時代に合わせつつ、伝統を大切にしつつ江戸女は新しくなっていますので、子どもたちを上手に動かし、子どもたちは自ら学びにいっているというイメージでいて欲しいです。もちろん遊ばせるときは大いに遊ばせます。修学旅行でも自主研修が多いので、そういった部分も生徒が頭と心を使いながら学習できるように自由度を設けている学校です。子供たちの冒険心や興味・関心を潰さないように伸ばします。もちろんダメなものはだめですから、そういったきちんとした指導はもちろんのこと、同時に大切なことは『君はできるようになる！』という教育だと考えておりますので、そこから力が伸びていくのだと思います。また『高入生の生徒たちの偏差値が高いから実績が出ているのでは？』と思われているようですが、中入生も高入生もどちらもしっかり実績を残して頑張っています。ただ、一つ言えることは、中入生の方がゆとりを持って学習できることは間違いありません。６年間という長い時間の中で先取り教育をしつつ、高校受験がないのでゆとりも持ちながら、探究活動などにも集中できる環境があります。

進学実績は『生徒が夢を実現できているか』というところが一番大事な部分であり、子どもたちが卒業後に自信を持って人生を歩めるかのスタート地点であるとも考えられます。その背中を押す準備は、江戸女はいつもできています。ぜひ、江戸川女子で有意義な６年間を送りましょう。

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