【学校紹介】武蔵野大学附属千代田高等学校・千代田国際中学校前半(インタビュー&入試イベント)
👇👇👇2022年入試イベント👇👇👇
✐✎✐✎2022年中学生イベント✐✎✐✎
日程 | 内容 |
2022年6月4日(土) | 第2回オープンスクール |
2022年7月9日(土) | 第3回オープンスクール |
2022年8月6日(土) | 体験授業 |
2022年9月3日(土) | 体験授業 |
2022年10月29日(土) | 第4回オープンスクール |
2022年11月23日(水・祝) | 入試対策会 |
2022年1月7日(土) | ミニ説明会 |
✐✎✐✎2022年高等学校イベント✐✎✐✎
日程 | 内容 |
2022年6月18日(土) | 第2回オープンスクール |
2022年7月16日(土) | 第3回オープンスクール |
2022年8月27日(土) | 体験授業 |
2022年9月17日(土) | 体験授業 |
2022年10月15日(土) | 入試説明会① |
2022年11月12日(土) | 入試説明会② |
2022年11月23日(水・祝) | 入試対策会 |
2022年11月26日(土) | 個別相談会① |
2022年12月3日(土) | 個別相談会② |
👇👇👇インタビュースタート👇👇👇
✐✎✐✎まずは✐✎✐✎
Q1:1888年(明治21年)に創立、2018年女子校から男女共学化され4年目になりますが、現在男女比はどのくらいですか。
A1:高校は、7対3で女子が多いです。中学校は4年間募集を停止していて、昨年度から募集を再開し、男女比は4対3です。男子の方が多く入学しています。
Q2:各学年何クラスずつあり、何名いますか。
A2: 中1は、3クラス74名です。
Q3:2018年に大きな改革がありましたが、その一つとして国際バカロレア認定校についてお聞かせください。
A3:バカロレア認定校になりましたが、はじめはうまくいっていませんでした。改善をしていく中で、IB系の生徒からイリノイ大学をはじめとして、海外大の合格者が多く出てきました。結果として導入してよかったと思っています。
Q4:御校は浄土真宗本願寺派の僧侶であった島地黙雷師が仏教・浄土真宗の教えを建学の精神として創立されましたが、現在”心の教育“はどのように行っていますか。
A4:宗教の授業、宗教行事、日々の生活のなかで、人に対する配慮や優しさ、挨拶を大切にしています。本校でよく言っているのが『守・破・離』です。最近はブラック校則と(世間で)盛り上がっていますが、まずは『型を覚えて、型を使って、型を破ること』が日本人の精神だと思っています。そのいいところをわざわざ潰す必要ありません。海外で育った私は、そこが、日本人の良さだと思っています。盛り上げて『ブラック校則!ブラック部活!』と言っていますが、なぜ今までのことを否定してしまうのでしょうか。そこは丁寧にしていこうと話しています。身だしなみや時間はきちんと指導しています。私が本校に来た時には遅刻が多かったのですが、今はだいぶ減ってきました。私と高校校長の寺下先生で毎朝(校門に)立っています。『おはようございます』とちゃんとみんなの顔を見るのと同時にプレッシャーをかけています。1分前なのにダラダラ歩いているので、『みんなに迷惑がかかるけどいいのか』といいます。きちんと話せば、みんな分かってくれます。そして、「校則が厳しいと思うなら母校となる学校のことを考えて、みんなで変えていって欲しい」と話しています。
Q5:自転車で通学することはできますか
A5: できません。
Q6: どのエリアから通ってくる生徒が多いですか
A6:中学は、江東区、中央区、港区など、高校は、江戸川区、江東区、北区などから多く通ってきています。
✐✎✐✎中学校✐✎✐✎
Q7:現在の生徒募集についてお聞かせください。
A7:多くの生徒が学校説明会に来てくれています。このままでいくと年間1万人いくのではないでしょうか。大体一回(の説明会)で千人近く来てくれています。そこで『本校はポンコツです。それを立て直すことを一緒にやってほしい』と伝えています。そして、『自分でチャレンジする子になってほしい』ということをずっと伝えています。そのような子が集まってきてくれているので、74人の生徒の中で『学校説明会を手伝ってくれる人?』と声を掛けたら半数以上の34人が手を挙げてくれました。またオリエンテーション合宿についていきましたが、いい子ばかりです。勉強ができるかどうかは、別にして、人に対する配慮ができる子、困っている子に対して手を差し伸べられる子がたくさんいます。この点はすごくよかったところですし、みんなにも感謝しています。
Q8: 国際中学校の入試または入学の英語基準はありますか。
A8: 特にありません。普通の子で大丈夫です。私の経歴を見てもらうとわかりますが、英検3級を高校一年で落ちている生徒でも海外進学はできます。基準を決めて英語が得意な子ばかりを入れる学校もありますが、本校はそうではないマーケット、純ジャパ(ニーズ)で、“さっぱり英語ができません”という子でも大丈夫だという方が、夢があっていいと思います。
Q9: 中学生はコース分けをしていますか。または習熟度別の学習をしていますか。
A9: コース分けはしていません。英語は入学段階で準2級を取得している生徒がいますので、英語は習熟度別に学習をしています。ネイティブクラスと一般クラスに分けて、2クラスを3展開にしています。英語ができるクラスを1クラス、一般を2クラスです。できる生徒はどんどん上に上がれる形で動いています。数学は今のところ分けていませんが状況を見て判断しようと思っています。
Q10: 教育の特徴として3つの分野に分けられていますが、SBL・PBL・LAPとはどのようなものですか。
A10: 簡単にいうとSBLは教科学習です。PBLはプロジェクト学習、LAP(リベラルアーツプロジェクト)に関しては外部講師をお招きしたり、外部でフィールドワークすることも考えています。
私は、日本の学校もインターナショナルスクールも経験しています。その良いところをミックスした方がいいと考えています。インターナショナルスクールでは、学費がものすごく高いです。一方、日本の教育は、授業料は安いけど、モチベーションが上がらない。ミックスしたらこのようなプログラム(SBL・PBL・LAP)になりました。SBLで教科学習もきっちり勉強してもらいます。そしてプロジェクトも自分たちでできるようになってもらいます。結果として土曜日は実践、フィードバックをもらう時間にしています。『どれかを選択をすれば幸せが待っている』という形でなく、新しいものを作ろうと、ミックスした形を取りました。
Q11: 海外経験を積めるような、英語研究や留学プログラムは準備されていますか。
A11:現在は、コロナ禍で実施していませんが、今後はするつもりです。以前から高校1・2年生になったらMIT( マサチューセッツ工科大学)やハーバードに連れて行っています。ただ全員を連れて行ったら泣いて帰ってくることになると思うので、希望制でランクを決めて、英語ができる子や英語ができなくても根性がある子はこのプログラム、そうでない子は緩やかなプログラムにする予定です。
英語の授業に関しては、TOFELにスライドする形で考えています。高校1年生までに英検2級を終わらせて、それ以降はTOFELに変える形で行こうと思っています。今の英検2級は簡単になりました。ボキャブラリーの数も減りましたし、10年前の2級とかなりレベルが変わっていますので、十分取得できると思っています。2級さえ取ってくれたらTOFELへの切り替えが早いです。東大のTOFELの平均点が45点です。きちんとやれば帰国生並みに英語をできるようにします。ただ、やらない生徒の面倒はみません。英語は筋トレです。頭がいい悪いは関係ありません。数をこなせば何とかなります。
Q12:高入生と同じクラスになりますか。
A12: 現在の中学1年が高校に進学するときには千代田国際高校にリニューアルする予定です。
コンセプトは完全に国際中学校、国際高等学校という形になります。高入生とのクラス編成は検討中です。
Q13: 部活動の加入の割合を教えてください。
A13: 中学校は、部活動ではなく、インターナショナルスクールと同様にアクティビティーという形で、外部の専門講師の方に指導いただいています。初年度は、3×3(スリーバイスリー)、プログラミング、エスコートダンス、英会話の4つがあります。今後は生徒のニーズに合わせて増やしていきます。
✐✎✐✎高等学校✐✎✐✎
Q14: 高校では2つのコースに分かれていますが、特徴を教えてください(選抜探究コース・附属進学コース)
A14: 特進コースと普通コースの位置づけです。選抜探究コースは一般受験で上位の大学進学を目指します。附属探究コースは武蔵野大学をベースに、多くの選択肢の中から進路を選択します。武蔵野大学へ内部進学する生徒もいますし、総合型や推薦型を使う生徒もいます。
Q15:高校2年生から系統分けをしていますが、さらに選抜探究コースでは3つの系統(IB系・グローバル探究系・医進探究系)、附属進学コースでは2つの系統(文系・理系)に分かれますが、自由に選択はできるのでしょうか。
A15:基本的にはできますが、IB系だけはかなりハードなプログラムなので、英語資格と成績の縛りをかけています。また、面接をして 本当に耐えることができるかどうかを、かなり厳しくチェックしています。少人数制でやっていますので、今のところ5~6人です。他は自由に選択できます。
Q16: 個人やグループでプレゼンテーションを行う機会を多く設けているようですが、年間どのくらい行いますか。
A16: 多くあります。コースによっては毎週のように実施しています。教科の特性もありますが、家庭科では一つの単元で1回は行うので、月に一度は実施しています。当然、数学とかは少ないですが、理科・社会・実技教科やLAPのような授業ではほとんどプレゼンが主体なので、よくプレゼンテーションを行います。
Q17: 春期・夏期・冬期等の長期休みの講習会は準備されていますか。
A17: 春期・夏期・冬期の講習会は2パターンがあります。普通の勉強型の講習会とサマーキャンプのような自己理解や他者理解、チームビルディングがしたい子たちだけのワークショップを海外のエース級の人たちに来てもらい実施しています。
※チームビルディングとは、各自のスキルや能力、経験を最大限に発揮し、目標を達成できるチームを作り上げていくための取り組みを指す。
Q18:その講習会はその都度、先生方が準備されるのでしょうか。
A18:生徒と相談しながら実施しています。学校側が準備するとやってもらうのが当たり前になります。生徒たちに『生徒から企画書を出して!』と言います。『夏期のワークショップがやりたい』と言われ、『やりたいのは分かったから自分たちで考えて企画書を持ってきて、企画書がダメだったらやらないよ。』と言っていて、ちょうど今持ってきていますが、『やりたいならとことん考えて持って来て』『フィードバックが欲しければ早く持ってきなさい』と伝えています。この過程が大事だと考えています。自分でやり切ったという達成感や自己肯定感をあげるのが教育の目的だと思っています。『講習会を準備しました。』というとサウンドオブミュージックのように最初は多いけど最後は少なくなります。基本的には生徒たちがやりたいから、教員は仕方なく手伝っているという体で進めています。
そうすると生徒たちは『やるって大変なのですね』と話してくれます。参加するだけではなく運営する側もわかるので、前提条件だったり、背景だったり、根回しだったり、コンサバティブとリベラルの人たちをどうやって先に説得するのかを考えだします。私からは『多数決したら絶対にダメと伝え、とことん話し合い、根回しして決めてきて。』というと、自分が不得意なことや、足りないところがあると仲間を呼んできます。また、ダメだと思ったら代案を持ってくるようになりました。
今年、春期のワークショップの提案があり、最初は20名くらいしか来ないと思っていたら、50名も参加したので、場所を確保するのが大変でした。徐々に根回しも上手になってきました。これは、大人になっても大切なスキルだと思っています。
最終的には生徒主体になってほしいですが、『守・破・離』を覚えてもらわないといけないので、その手順を大事にしながら進めてもらいます。
Q19: 学校は何時まで残ることができますか。
A19: 18時です。
Q20:スポーツ推薦はありますか。
A20: ありません。
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